中国語スピーチコンテスト長野県大会、日頃の学習成果を披露(9/30)

9月30日、長野県日中友好協会ラジオ孔子学堂の主催による第36回中国語スピーチコンテスト長野県大会が開催され、高校生から70代の中国語学習者までの22人が出場しました。

朗読部門には高校生部門2人、大学生部門8人と一般部門9人が参加、それぞれの全国統一課題文を発表し発音や表現力を競いました。

 弁論部門には3人が出場、自作文で中国語による内容や表現力を競いました。シルクロードの旅の思い出や中国語を活かして東京五輪の来日観光客を支援したいなどのテーマを取り上げ、本格的な弁論発表となりました。

弁論の部で長野高専の教員、大矢健一さん(55)が出場3回目で初優勝しました。大矢さんは、2014年に台湾に約3カ月滞在した際、中国語のラジオ番組を聞くようになり、帰国後もスマートフォンのアプリで中国のラジオ番組を聞きつづけたことで、中国の歌をいくつも知り、さらには中国語で弾き語りをするように。「歌うのが苦手だった私の人生を中国語の歌が変えてくれた」と述べました。

岩下隆審査委員長は朗読部門の出場者は、正確な発音を心がけていてよかった。弁論部門では、スピーチコンテストの回数を重ねるごとに、年々レベルが向上していると、評価しました。

 竹内勲長野ラジオ孔子学堂長は主催者あいさつの中で、勇気をもってチャレンジした出場者に敬意を表した後、日ごろの学習の成果を発揮するよう激励。中国文化の原点というべき中国語の学習の輪が一層広がるよう期待していますと述べました。会場には出場者の友人や中国語学習仲間なども応援に駆けつけ拍手を送っていました。

 入賞者は次のとおりです。
 弁論の部 一般部門 ①大矢健一 ②清水岳美  (敢闘賞) 清水浩
 朗読の部 高校生部門 ①北田満梨奈 ②赤塩涼
 朗読の部 大学生部門 ①櫻井爽人 ②竹前実南 ③古平弥愛  (奨励賞) 岸田早百合
 朗読の部 一般部門 ①西澤智子 ②朴梨香 ③千村美恵子  (努力賞) 小泉のり子

 弁論の部で優勝した大矢さんは来年1月の全国大会に県代表として推薦されました。入賞者にはトロフィーや楯が、また出場者全員に記念品として中国語学習教材が贈られました。

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