大型人形劇「三国志」長野公演、熱気あふれる(10/12)

 日中平和友好条約締結40周年を記念して大型人形劇「三国志」総集編の長野公演が10月12日、長野市のホクト文化ホール(県民文化会館)で行われました。県日中友好協会と長野市日中友好協会、SBC信越放送が主催。1メートルを超える大型人形をたくみに操り、迫力ある演技で家族連れ800人を魅了しました。

 公演は2幕構成で、第1幕では、劉備玄徳が諸葛孔明を軍師として招いた「三顧の礼」から「赤壁の戦い」までを上演。第2幕は関羽が討ち取られる「甘露寺の変」から「出師の表」孔明の死までが脚本家ジェームス三木氏の見事なタッチの台本にそって展開されていました。

 人形美術家の川本喜八郎氏が製作した大型人形の躍動感ある動きを観客は真剣な表情で見入り、弁士の軽妙でユニークな語りに笑い声も起き物語にどんどんと引き込まれていきました。

 公演終了後、人形が観客席を回ると、身近に人形を見てその精巧な作りに感嘆の声が上がりました。希望者はバックステージツアーに参加、人形に触れたり、人形の繊細な動きの仕組みを説明され、感心しきりでした。ロビーでは孔明の人形と記念撮影、三国志ファンに取り囲まれ、熱気にあふれていました。

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