平和友好条約40周年記念し、緑化協力県友好訪中団、北京、河北、上海を訪問(5/22~26)

長野県日中友好協会は日中平和友好条約40周年、河北省との友好35周年を記念して5月22日から26日、山根敏郎副会長を団長とする緑化協力・長野県日中友好協会訪中団を派遣しました。訪中団には13名が参加し、北京、河北省、上海などを問しました。北京では中日友好協会の朱丹副秘書長を表敬、昼食会でおもてなしをいただきながら、日中友好交流について有意義な意見交換を行いました。また河北省では、劉暁軍省外事弁公室主任(省友好協会会長)はじめ友人の皆さんから熱い歓迎を受けました。許勤省長が直前に長野を訪問された思い出を語りながら、一層の友好協力を進めていくことを確認しました。邢台市内丘県での緑化協力は6期目にあたり150本のコノテガシワの苗木を、地元の皆さんとともに記念植樹しました。最後の訪問地は上海でした。浦東地区にそびえる「上海之頂」ビル(632m)はじめ、発展を続ける上海の今を体験してきました。

 5月22日早朝長野を発ったメンバーは羽田空港に集結しCA182で北京に向かいました。おなじみの孟祥龍さんの出迎えを受け、北京市の中心部にある長富宮飯店に向かいました。空港高速も環状線も5車線道路にかかわらずぎっしり車で埋まっていて恒常的な渋滞が続いているそうです。車は排ガス規制などが進んで以前見かけた古い車はすっかり姿を消していました。巨大都市北京はますます磨きをかけて発展を続ける中国の首都にふさわしい姿に変貌をとげています。

 5月23日は、故宮博物院を参観しました。山根団長も車いすの助けを借りながら久しぶりの故宮参観となりました。旅游シーズンということもありグループで観光している中国人観光客が非常に多く大変な賑わいでした。欧米人や東南アジア、アフリカからの観光客も多く見受けられました。日本人はあまり見かけませんでしたが、だんだんと回復していくことを祈ります。一部の団員は盧溝橋にある抗日戦争記念館を参観しました。いろいろ考えさせられることの多かった訪問だったと聞きました。

<中日友好協会の朱丹副秘書長と会見・歓迎昼食会>
 続いて中日友好協会を表敬訪問し、朱丹副秘書長に昼食会のおもてなしをいただきました。会場はマカオセンター内の雰囲気のあるレストランでした。朱副秘書長は「李克強総理の来日が実現し、日中関係が再び正常な発展軌道に戻った。長野県日中の皆様は風波が発とうと確固として両国友好のために努力を継続されてきたことに感謝したい」と述べ一行を歓迎しました。ともに明るい展望が開けてきたことを喜ぶとともに、平和友好条約40周年にあたり交流を活発にし、相互信頼回復に努めていきたいこと等、日中友好のこれからについて語り合うことができました。緑化協力と冬季オリンピック支援交流についても意見交換することができました。今後とも協力連携して地方民間交流を進めていきたいと固い握手をしてお別れしました。

<河北省で心温まる歓迎>
 河北省からわざわざ迎えに来てくれていた河北省外事弁公室の紀竑さんと董彤さんの笑顔の出迎えを受け、北京西駅から15:23発の高速鉄道G521に乗って、河北省の省都石家庄市に向かいました。河北省ではこの日、省人民対外友好協会の呂暁梅秘書長が歓迎宴を開いてくれました。2週間前に長野県を訪問したばかりで、思い出話に花が咲きました。なじみの河北省農林科学院の孫風国氏や衛生庁の張学良氏らも出席されていて、「北国の春」を一緒に歌いました。河北省外事弁公室は超多忙で劉暁軍主任は北京出張、梁国輝処長は韓国代表団の接待ということで、今回はお会いできないのかなと思っていたら、翌日省外事弁公室主催の歓迎宴を予定しており皆さんとお会いしますと伝えられました。あたたかい心づかいに感謝しました。河北省外事弁公室は2022年の北京冬季オリンピック準備と「雄安新区」建設という2つの国家プロジェクトを抱えその対外窓口として大活躍しているのです。
 
<内丘県で緑化協力>
 5月24日、紀竑さんの案内で専用バスに乗り、高速道路で邢台市内丘県に向かいました。内丘県緑化協力地での記念植樹では、邢台市の馮智勇市外弁主任や裴雅鋒市外弁副主任や劉国強県長らが参加されて一緒に150本の側柏を植えました。活着と成長を祈ってたっぷりと水をくれました。劉国強県長主催の歓迎宴を催していただきました。内丘県での緑化協力は日中緑化交流基金の助成を得て実施されてきたもので、本年で6年目を迎えています。馮智勇主任は6年にわたる緑化協力に感謝するとともに、この間の活動を記録した写真集を全員に贈りました。山根団長は、緑化協力の熱い思いを語り、内丘県の発展を期待してあいさつしました。


<河北省外事弁公室主任の劉暁軍先生と会見・歓迎宴>
 劉暁軍省外事弁公室主任(省人民対外友好協会会長)は、この日北京での重要会議を終え、あわただしく高速鉄道に乗って、歓迎宴に駆けつけてくれました。公務超多忙の中にあって、深い友情に一同感激しました。会見の中で、劉先生は5月に許勤省長一行が長野を訪問した折、会長はじめ友好協会の皆さんが夜遅く駅頭にて歓迎してくれたことなどを思い出深く語り一行を歓迎しました。協会の長年の努力に感謝するとともに、35年の成果の上にともに手を携えて新たな課題に挑戦して行きましょうと述べました。県協会からは、友好県省35周年記念の「登竜門(鯉の滝登り)」の幟旗を贈呈し、河北省側からはきれいな壁飾りをいただきました。
 葉長青省外事弁公室副主任(省人民対外友好協会常務副会長)から、省人民対外友好協会の活動を行う上で長野県日中の活動に学んで成果を上げたこと、長年にわたる緑化協力事業、長野県日中との交流を評価されて中国人民対外友好協会から表彰されたことなどに感謝の意が表されました。雄安新区や冬季オリンピックなども話題に上りなごやかな懇談が続きました。梁国輝処長には2次会までお世話になりゆっくり交流できました。

 5月25日早朝、石家庄市正定国際空港から皆さんのお見送りを受けて名残を惜しみながら上海浦東空港に向かいました。