年頭のごあいさつ-長野県日中友好協会創立60周年を迎えて

                                       
                                                長野県日中友好協会  会長 高波謙二

 

新年を迎え、日ごろの各位の献身的な日中友好のご尽力に心から敬意を表しご協力に感謝申し上げます。

日中関係は一昨年秋の両国首脳会談実現以降、地方民間交流はじめ、国レベルの青年学生交流も再開されてきています。多くの課題が残されていますが、両国政府と国民が英知をかたむけ、協力してアジアと世界の平和と繁栄に貢献していけるよう願っております。

戦後70年、日中友好協会創立65周年に当たり、この1年様々な活動に取り組む中で、日中不再戦、平和友好の大切さを県民にアピールしつつ歩んでまいりました。河北省の張慶偉省長を迎えての友好30年記念式典を皮切りに、映画「望郷の鐘」上映、緑化協力やスキー交流、中国留学生ホームステイ受け入れ、中国語の普及、帰国者支援活動、中国昆劇長野公演や丹羽宇一郎前中国大使の講演会、程永華大使を迎えての日中友好秋季セミナーなどにとりくみました。

程大使の「友好に対し自信を持ち国民交流を積極的に進めたい」とのお話や、丹羽先生の「日中両国は仲良く付き合っていく以外に道はない。まず一歩を踏み出すこと」という強い信念に感動しました。

本年は長野県日中友好協会創立60周年の節目の年に当たります。日中の平和友好協力の道こそ日本の歩むべき道であり平和と繁栄の道であります。力を合わせ、友好交流の再活性化に努め、相互信頼を回復していきたいと決意しております。4月には60周年記念県日中友好の翼訪中団を派遣します。秋には河北省友好協会代表団をお招きして60周年記念式典を開催します。『虹の架け橋-長野県日中友好の歩みⅣ』も発刊します。皆様の格別なご支援ご協力をお願い申し上げます。(2016.1.1)


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