吉林省北大壺スキー場視察団来県、交流歓迎会開催(4/4)

 長野県日中スキー交流委員会・県スキー連盟(児玉幹夫・会長)は、4月4日長野ホテル犀北館において吉林省北大壺スキー場視察団(団長/成宝英・北大壺体育旅游経済開発区管理委員会主任)一行7人の歓迎交流会を開きました。県やスキー連盟や友好協会関係者20人が参加し、交流を深めました。

 児玉会長、原一樹県スポーツ課長、西堀正司県日中友好協会理事長、竹節義孝山ノ内町長らが、「冬季アジア大会などが開催され、県スキー選手の訓練地としてもお世話になっている北大壺からの友人の皆さんを心より歓迎します。今後ともスキーを通じての相互交流を深め友好を深めていきたい」などとあいさつしました。

 成宝英団長は行き届いた歓迎に感謝の意を表した後、北大壺地区を紹介をしました。「2003年に開発区が設立され、スポーツと観光の基地となっています。中でも中国国内のスキー選手の訓練基地として重きをなし、長野県選手のみなさんにも訓練に来ていただき互いの選手の交流もでき成果を挙げています。今回白馬、山ノ内などスキー場と温泉などを視察しよい勉強になりました。施設やサービスも行き届いていて感動しました。北大壺スキー場は若く経験不足のところもあります。皆さんの今までのご支援に感謝するとともに今後ともご指導ください」などとあいさつしました。

 長野県日中スキー交流代表団などで北大壺スキー場を訪れ、成団長と顔見知りの役員もいて、打ち解けた交流が行なわれました。将来的には冬季オリンピックを北大壺で開きたいとの情熱もあり、実現に向かって支援を約束しました。「北国の春」や「県スキー連盟応援歌」なども披露され交流会は大いに盛り上がりました。

 一行は4月2日〜5日来県、白馬村や山ノ内町、長野市などを訪問し、スキー場視察や関係者と交流しました。歓迎会に先立ち、山口利幸県教育長を表敬し、懇談しました。山口教育長は、相互交流の成果を讃えるとともに、長野県には素晴らしいスキー場や温泉がたくさんあるので中国からおおぜいの皆さんスキーと温泉を楽しみに来てくださいと述べました。

 なお「北大壺スキー場」は昨年秋までは「北大湖スキー場」と呼ばれていましたが、清代のゆかりの名前に戻したとのことでした。

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