日中の教育めぐり意見交換、両国の青年ら交流深める(7/2~5)

 県日中友好協会は7月3日、中国青年代表団の教育関係者と県内の高校教諭や大学生、青年会議所、友好協会メンバーなどが意見交換する交流座談会を長野市内のホテルメルパルク長野で開きました。日中の教育制度や教育事情などについて双方から活発に質問意見が出ました。

 中国青年代表団は304名が日本政府の青年の交流計画で6月29日から7月6日まで来日。経済、環境、教育、司法など8グループに分かれ、全国各地で交流しました。このうち慶応大、早稲田大、自由学園、青山こどもの城などを視察した教育関係者分団(小中学校教員ら35人)は2日から5日まで長野県を訪問し、交流会参加や県教育長表敬、みすずコーポレーション視察、志賀高原やMウェーブ、善光寺、茶臼山動物園参観などを体験しました。

 交流座談会では、日本側の40人が加わって6グループに別れて議論。中国側からは「長野県はなぜ教育県といわれたのか」「私立と公立の違いは」「学校以外での学習は」「中国にはまだ1千万人の非識字者がいるのに、日本は明治維新から程なく解決しているのはすごい」などの発言がありました。
 一方、日本側からは「都市部での大学進学率は80%以上と聞いたが、農村部では義務教育は実現できているのか」「日本では豊かさのなかで教育の目標を見つけにくくなっているが中国ではどうか」との質問も。中国側からは「授業料や教科書は数年前から無料化された。しかし一部貧しい農村の中には途中で学校に行くのをやめてしまう現実がある。経済発展でそうした子供をなくしたい」「日本人が教育を重視していると分かった。若い世代が世の中に貢献したいという気持ちも同じだと感じた」など、3時間近く熱い語り合いが行われました。

 終了後の歓迎懇親会では和やかに杯を上げながら懇親交流が進みました。長野県側から「北国の春」や「ふるさと」さらに中国の歌などが披露されると中国側からも民謡や京劇、カンフーなどが披露され会場は大いに盛り上がりました。お互いに握手し肩を抱き合いながらお別れしました。
 分団長の趙啞さん(35)=重慶市=は「長野は山紫水明で人々が親切で情熱的で大好きになりました」と嬉しい言葉を残してくれました。




トップページはこちら
長野県日中友好協会のホームページへようこそ