緑化協力・河北内蒙古の旅=県日中友好協会訪中団(6/7~12)
交流再始動へ、内蒙古では胡春華先生に再会

 大震災後初の協会訪中団派遣となる、緑化協力・河北内蒙古の旅=長野県日中友好協会訪中団(山根敏郎団長)は6月7日から12日、河北省での緑化協力活動に参加し関係者との交流を深めた後、内蒙古の区都フホホトを訪れました。フホホトでは、前河北省長の胡春華先生と再会でき熱烈歓迎をいただきました。望外の幸せで、先生のお人柄が心に響く大変思い出深い旅となりました。行く先々で大震災へのお見舞いと激励の言葉をいただき絆の深さを実感しました。

 6月7日、一行は、羽田国際空港から13時50分発のCA182便で中国に向かい、現地時間16時50分北京国際空港に到着しました。空港には河北省外事弁公室の紀竑さんが出迎えてくれました。さっそくバスで易県に向かいます。易県は、河北省保定市に属していて北京と石家荘とのほぼ中間に位置しています。高速道路の整備が進みスムースに現地入りすることができました。高速の下り口で易県政府の案内の車が出迎えてくれました。宿泊先の望龍山荘に到着したのは20時、張良副県長さん主催の歓迎夕食会は打ち解けたものとなりました。張副県長は東日本大震災へのお見舞いの意を表した後、「緑化協力もすでに40万株、280haとなりました。理想の夢の種をまく友人の皆さんを心から歓迎します」杯を重ね緑化の成功と易県の発展を何度も乾杯しました。

 6月8日早朝、山荘の周囲を気持ちよく散策。周囲は湖水を中心に年毎にリゾート開発が進んでいるようです。朝食後緑化協力地に向かい、油松50本を県林業局や地元農民の皆さんとともに記念植樹しました。中国式の長い柄のスコップを使って一生懸命に植え、最後に水をくれました。易県の日中緑化協力プロジェクトは5年目を迎えましたが、年々緑が豊かになって行く姿を見てうれしく思います。一行はこの後、2つに別れ、本隊は映画レッドクリフの撮影場所にもなった易水湖を遊覧しました。別働隊は光緒帝の陵墓崇陵と雍正帝の泰陵を参観しました。広大なスケールと歴史の追憶に浸りました。県城の中心地で全員集合、昼食会が行われ、林業局の皆さんがしゃぶしゃぶの料理でもてなしてくれました。

 いよいよ河北省の省都石家荘市に向かいます。西側の高速道路を通って順調に石家荘国際大厦ホテルに到着しました。高速道路や道路網の整備の進み具合には目を見張るものがあります。それに伴ってどんどん都市が広がっているのです。改装なった河北賓館で河北省外事弁公室主催の歓迎宴が開かれました。梁国輝アジア処処長はじめ、劉梅海・李国方・孫風国氏ら懐かしい顔ぶれが揃いました。大震災を乗り越え再会を果たし、友情を確認しあって乾杯しました。途中から楊全社外事弁公室主任も加わり何度も何度も杯を重ねました。2次会には劉暁軍石家荘副市長も参加して交流しました。山根団長は、7月の石家荘市長一行の長野市訪問を心からお待ちしていると伝言を託していました。長野市と石家荘市は今年友好都市提携30周年を迎えたのです。

 6月9日、石家荘市外国語学校を訪問しました。先生とともに日本語を学んでいる生徒さんの出迎えを受け、校内を案内していただきました。この学校の前身は都市近郊に位置する43中学でしたが、都市の拡大の機会をとらえ、校舎の新築と運営教学スタイルを一新して、幼稚園から高校までの一貫校に生まれ変わらせ、外国語は英語を主に中学からは第二外国語として日本語やドイツ語フランス語ロシア語などを学べるようになっています。また才能を多面的に伸ばす教育がおこなわれ、文化・音楽・スポーツなどの活動もさかんと聞きました。かわいい幼稚園児と握手したり、日本語を真剣に学んでいる教室を参観して交流したり、マンツーマンで案内してくれた日本語学生と会話をしたりして有意義な時間はあっという間に過ぎていきました。名残惜しみながら、石家荘空港に向かいました。

 11時50分発のCZ6603便に乗って内蒙古の首府フホホトへ。1時間足らずの飛行で早くも飛行機は機首をどんどん下げて空港に到着しました。楊楊外事弁公室礼賓処処長が外事弁公室スタッフや旅行社の高満泉さんとともに出迎えてくれました。空港から右手に陰山山脈をみて市の中心に向かいます。20年ぶりのフホホトはまったく様相を一変し高層ビルの林立する一大都市に変貌していました。旧市街には昔の面影が残っていましたが道路には自動車が行きかい活気に満ちた街並みが飛び込んできます。緑が思いのほか多いと感じました。高さん(モンゴル族)に先日の騒動についてのその後を聞くと、問題は解決されましたとのこと、胡春華書記のすばやい適切な対応が功を奏したのだろうと思いました。レストランでの食事の後、五塔寺を参観しました。清代にチベット仏教の慈灯寺の塔として建立されたもので磚(せん)と呼ばれる黒レンガ様の仏像レリーフとモンゴル語・チベット語・サンスクリット語の金剛教の経文は頂部に建つ5基の塔とともに貴重な歴史遺産だといいます。塔をバックに記念撮影して、寺院を後にしました。

 宿泊予定の海亮広場ホテルで着替えをして、内蒙古新城賓館の国賓楼に向かいました。胡春華先生(内蒙古党書記)にお会いするためです。前河北省省長のときからの誼で内蒙古にお出かけくださいと声をかけていただいていました。忙しい先生に実際お会いできるかどうかフホホトに着くまでは分かりませんでしたが、楊処長は空港で「胡書記は皆様とお会いし歓迎会も予定しています」と話されました。山根団長以下全員正装して、緊張しながらも心ときめかしながら会場に向かいました。TVカメラの光に照らされながら懐かしい胡先生が会場入口で一人ひとりと丁寧に握手しながらにこやかに出迎えてくれました。会見には、符太増・党秘書長、張守孝・外事弁公室主任(政府副秘書長)らも同席されました。

 会見の席上、胡先生は概略次のようなあいさつをされ私たちをあたたかく歓迎してくれました。

 --皆様のご来訪を心から歓迎します。大変親しく感じます。2009年河北省長として長野を訪問したとき皆様は長野駅頭での横断幕を掲げての熱烈歓迎に始まり、祝賀行事での交流歓迎、さらに長野県訪問を終えてからも成田空港を離れるまで真心のこもった歓迎案内をしてくれました。現在、内蒙古で仕事をしていますが、長野県の友人皆さんに深い感情を持っています。皆さんは河北省から見えましたが、内蒙古は河北省と比べて人口は少ないですが土地が広いです。年12%を越える経済成長を遂げており、この状態が続くと5年後にはGDPが2倍になります。内蒙古は内陸奥地では比較的発展しているところです。今後、日本と人事・経済・文化・環境など各方面で交流を深めていきたいと思っています。すでに環境保護の分野では日本の多くの友人が緑化協力植林活動に内蒙古においでになっています。宮本前大使や藪中外務省事務次官も訪問されました。山根会長先生も布施事務局長も数十年の長きにわたって日中友好に尽力されました。両国の友好発展のために困難な中にあっても一貫して尽力されてこられたた皆様の精神に深く敬意を表します。

 山根団長は胡先生がこのように親しく歓迎いただいたことに心から感謝したのち、内蒙古が舞台となったノモンハン事件などに触れ、歴史の反省の上に立って友好をすすめて行きたいと述べました。さらに内蒙古が豊富なエネルギー資源を有する重要な地域として発展していることを讃え、また多民族を抱える内蒙古にあって迅速適切な措置を取って民族融和を図っていることに敬意を表しました。四川大地震の災禍から3年にして見事に復興を遂げたことを賞賛し、日本の大震災にいち早く救援隊を送りさまざまな支援をしてくれたことに感謝しました。併せて長野県日中友好協会は小なりといえども友好に対し全国に大きな影響力をもっていることを紹介しました。

 これに対し胡先生は次のように述べました。

 --山根先生の誠実に歴史に向かう態度は賞賛に値します。歴史を忘れず教訓として、ともに明るい未来を目指して行きましょう。3月11日の大震災で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。被災地の1日も早い復興を願っています。内蒙古は発展の潜在力を秘めています。34の民族が暮らす内蒙古にとって民族間の融和はきわめて大切です。長野県日中友好協会を通じて、今後さらに内蒙古と長野県の交流を深めていきたいと思います。内蒙古と河北省は隣接する親しい間柄ですから、河北省にお越しの際は内蒙古にもお出かけください。
 
 歓迎夕食会では、先生は一人ひとりと杯を合わせ、歓迎の意を表してくださいました。またモンゴルの素晴らしい歌曲の演奏・歌唱は団員の心に染み透りました。団員一同感謝の気持ちをこめて”長野県の歌”「北国の春」を合唱した際には、先生も一緒に歌っていただきました。胡先生のお人柄・心の深さ優しさを皆深く心に刻みました。忘れがたい一夜となりました。将来を期待されている胡先生とこのような再会を果たせたことは団員にとって生涯の思い出となりました。

 6月10日は陰山山脈を越えて大草原を訪れました。途中珍しく雨が降り、草原に貴重な雨をもたらしてくれたと喜ばれました。外事弁公室副主任もわざわざ同行してくださいました。昼食はモンゴル族の経営するゲルの中で馬頭琴の演奏とモンゴル民謡を聴きながら、歓迎のお酒をいただき羊の丸焼きを堪能しました。雨上がりの草原の空はさわやかでまた格別なものがありました。楽しい思い出を重ねながら、2泊したホテルを6月11日早朝後にし空港では楊楊先生らの見送りを受けて空路北京に向かいました。(略)

胡春华会见日本长野县日中友好协会代表团
2011-06-10 08:45:00  来源:内蒙古日报

[提要]  6月9日,自治区党委书记、人大常委会主任胡春华在呼和浩特新城宾馆会见日本长野县日中友好协会副会长山根敏郎一行。(记者 马建斌 摄)  6月9日下午,自治区党委书记、人大常委会主任胡春华在呼和浩特新城宾馆会见了由日本长野县日中友好协会副会长山根敏郎为团长的日本长野县日中友好协会代表团一行。

  6月9日,自治区党委书记、人大常委会主任胡春华在呼和浩特新城宾馆会见日本长野县日中友好協会副会长山根敏郎一行。图为胡春华向山根敏郎赠送青铜蒙古马。(记者 马建斌 摄)

  6月9日下午,自治区党委书记、人大常委会主任胡春华在呼和浩特新城宾馆会见了由日本长野县日中友好协会副会长山根敏郎为团长的日本长野县日中友好协会代表团一行。

  日本长野县日中友好协会作为日本民间友好团体,长期致力于日中民间友好交往,此次长野县日中友好协会代表团来华,将在北京市、河北省和我区进行考察访问。山根敏郎说,近年来,内蒙古的发展引人注目,为国家提供了重要的能源支持,对此我们感到十分钦佩,也相信内蒙古今后能取得更大的发展。长野县日中友好协会是一个非常有活力的组织,协会将加强与内蒙古的交流与合作,共同为推动中日两国友好交往作出新贡献。

  胡春华向代表团一行简要介绍了内蒙古经济社会发展情况。他说,长期以来,内蒙古和日本一直保持着友好的交流,在青少年交流、经贸合作、生态环境保护等领域都开展了广泛的交流。前不久日本遭受罕见的地震海啸灾难,我们感同身受,衷心祝愿日本人民能够早日重建家园。内蒙古非常重视和日本的友好交往,相信这次山根敏郎先生率团访问内蒙古,一定会为推动两地的合作交流起到积极作用,我们也欢迎更多的日本朋友来内蒙古参观访问。

  自治区党委常委、秘书长符太增参加会见。(首席记者 乔雪峰)

来源:内蒙古日报



トップページはこちら
長野県日中友好協会のホームページへようこそ