■jun.1999■
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この日記ページではネオンホールの記録だけでなく、出来れば長野周辺の創作活動状況?みたいなもの〜ストリート情報みたいなものも少しでも記録していきたいと思っています. ペースが落ちることもありますが..よろしくお付き合い下さいね.

あと、RealAudio/Videoを使ったライブ放送のページ掲示板のページもよろしくです.掲示板、一言でもいいので何か残してやって下さい.書き込みがないと寂しいので..



■jul06.'99---約一ヶ月半の間この日記を更新できなかったのすが、やっとこうして新版をアップすることになりました.忙しかったというよりは、どよーんとしてることが多かったのです.相変わらずメリハリありすぎのネオンホール的日常なので、(とことん忙しかったり、とことん暇だったりってことか)ちょっと息切れしてたのかもしれません.ひょっとして何回もチェックしてもらっていたらごめんなさい..
6/10まではちょろちょろ書き溜めた分があったのでそのまま載せて、後はカレンダー見ながら思い出して書きます...
あと、“What's neon goin..”のページにまにまにろまん、葉月、そしてハシケンさんらの画像を追加.リンクページには写真家・早川さんの“ハヤカワカメラ”を追加.

さらに「ネオンホール/長野日記」のページに インデックス→を付けて整理しました.これを機に過去記録一気読みなんてどうですか?(..しないか)...(simizu)

・7/4--昼は長野中央通りで今年2回目の路上ライブ.タイルマン、ントアンチ、SYNCHRO9、ボスダブ、リトルペニー、荒川健太郎、あまなが出演.高校生のパレードの横で演奏した.何とか雨には降られずにすんだけど、季節のせいか通行人は少な目でちょっとさみしかったな.久しぶりに見たSYNCHRO9がやっぱり強力で気持ちよかった.轟音なパワーポップ?というのか、ひねりの効いた音楽趣味の彼らがあんなにストレートな音をストレートに楽しませてくれるのに何だか感動.ベース・イチロウの「ネオンホールの屋台骨を陰で支えてると自負しております」のMCにさらに感激、その通り.普段のライブ、もっと地元の人が観に来てくれればなあ..絶対楽しめると思うんだけど.
夜はネオンホールで荒川健太郎、あまな、ボスダブのライブでした.

7/3--T&T、ブラックモンゴリアンズ、チェリーコークのライブ.この春あたりからストリートライブをガンガンやって高校生なんかに人気のT&Tのおかげで、取りあえず満員御礼.路上で歌う男の子二人組、オリジナルでいい歌、ライブに来るとギターの巧さなんかにも驚く..うん、取っつきやすくて奥深い.喜ばれるのはよくわかる気がするなあ.実際ステージもどんどんよくなって行くし、今後が期待されます.個人的に気になるブラ・モンは新路線開拓に苦悩しているのが辛そう.ポップな歌、耳に残る歌詞とハードコア又は“レイジ”的演奏の化合は簡単じゃないんだろうな.

7/2--セッションナイト.あんまし人が来なかった..あ、珍しく打ち込みメタルバンド・シスターマリーの笠原さんがキティちゃんのサンダルを履いてやってきたので嬉しかった.サンキョー牛乳倒産の話をしてくれました.

6/28--紅蓮劇場主催、木村綾舞踏公演.清水は照明兼音響で参加.アメリカ人演出家リックと20歳の女の子綾ちゃんという異色のコンビが、長野市郊外?..山村の農家を改造した住居で舞踏を探求している、それが“紅蓮劇場”.この話だけでもなんか凄そうだけど、公演内容も..とても舞踏を始めて一年に満たない踊り手のものとは思えぬ完成度の高いモノだった.例によって本番は舞踏家と裏方のコラボレーション.今回一度きりしかない舞台でとにかく緊張したけど、音も光もバシッと決まって安心しました.

6/27--ブンブンバチ、モジャスピーカー、シスターマリーのライブ.この日は久しぶりに?好調だったグルーブ最高のブギーバンド・ブンブンバチよかったのを覚えています.スタッフ一同大ファンの、超天然キッチュなシスターマリーはなんか不調だった.彼らでも不調なことがあるのだなあ.

6/26--ホブルディーズ・ワンマンライブ.久々のワンマン?だったのかな.満員でした.メンバーが増えてからも着実にライブをこなしているのか?、どんどんいいステージをみせてもらってる気がします.

6/25--ウルトラベイビー、TheEnd、ライブ.めちゃくちゃポップでちょっとGS好きな感じのウルトラベイビーと、地味かつ渋くしかしいつまでたっても青い?TheEndこと桜井智丸のステージが案外好対照で面白かったです.ウルトラベイビー、何か新しいモノを期待させてくれるいいバンドだなあ.

6/24--宮入恭平ワンマンライブ.毎回のように宮入節は安定していた.お客さんが沢山来たけど、沢山じゃないときとあんまり変わらないテンションだったのが印象的.いつも全力投球の人なんだなあ.

6/23--地元の大手、平安堂書店で“新しいステージ”の意見交換会に招待される.クラシック関係の人が多い中、ちょっと浮いていたかもしれないが..いろんな気持ちで舞台に向かっている人がいることを目の当たりに出来て面白かった.さて、これからどうしようかと自分のことも考えさせられたな.

6/20--“Beama label action vol.2”、へなへな男女二人組ント・アンチを中心にSYNCHRO9、ミルクエンジン、オメンパワーズらが出演.サンプラー付きリズムマシンをちゃぶ台にのせて、お面をつけた着物姿三人が踊ったりあほな音をだしたりするという“オメンパワーズ”は実は結構練られていて楽しめた.このショボくても「何だかわからなさかげん」がとってもよくわかって気持ちいいステージはネオンホールの伝統なのかな、などと思って妙に感心.あと、元Smooth3のドラマー、勝浦くんの新バンド“ミルクエンジン”も、やはりトータスやステレオラブ方面の涼しくチルアウトしたキモチいい音.さらに元Smoothのヴォーカルの山口氏までが突然就職を棒に振り復活、嬉しいステージ姿を拝ませてくれました.

6/17--夜、長野市の山村・清水(きよみず)の紅蓮劇場に木村綾ちゃんとリックの舞踏練習を観に行く.月末の公演の打ち合わせのため.雨の中バイクでたどり着いた寂しい農家で、白塗り舞踏.稽古場の独特の湿った空気、薄暗い照明、虫の声.やはり何回いってもドキドキする.

6/13--アルツハイムバズーカズ、リトルペニー、ライブ.心ないお客さん?が大暴れしてスカスカの客席で机や椅子をひっくり返しては、ステージにのぼって歌いまくる.観ていて心が痛む感じで、辛かった.

6/12--ネオンホール沖縄ロックフェス?の日.9日の東京でのイベントの長野版で、出演はボスダブ、ブラ・モン、の長野勢と東京から来た沖縄勢LOVESICK LOVERS、NOSE WATER、そしてクライベイビーズ!! 何と言っても思い入れでは遂に再結成したクライベイビーズのステージが印象的だった.93年辺りに沖縄で知り合い、94年に東京進出にともなう長野ツアー.そう、彼らを迎えるために初めて今でいう“スーパーネオンホール”のようなノンジャンル・オムニバスイベントを組んだのだった.その後97年秋に解散したのが、今回ドラマーを新しくしての再スタート.うーん、ここには書ききれない感無量な一夜でした.ライブ後は古い習慣に乗っ取り?全員ネホール床ゴザ上で雑魚寝.


■jun10.'99---朝7時に下北に集合して、“ボスダブ”東京ツアーからの帰路に付く.朝まで友人と話していてほとんど眠ってないのと、渋滞のためか車酔いして最悪だったが、大宮あたりから開き直って喋って行くことにしたら気分が良くなってきた.助手席に座ったドラマー“かもちゃん”の彼女やよいちゃんとドラエもんおよび藤子不二夫の話しで盛り上がる.彼女のあまりのマニアックさに驚いた.昼食以外でほとんど休まずに走り続けて長野に着いたのが夕方4時、案外疲れなかったのは、都会から田舎へと帰ってきたからか? やっぱり長野が落ち着くのかもしれない....(simizu)

■jun09.'99---自分のバンド“ボスダブ’で東京ツアー.信じられない古さの?軽自動車にメンバー4人と楽器を積み込み、朝8時に出発.なにせ最高速度が70Km位なので、高速は使えない.天気は良く、平日で道も混んでいないのでスイスイと進んだが全く足を伸ばせない状況にはさすがに疲れた.夕方、日も落ち書けた頃にやっと東京都内に入り、環7を経由して下北へ.それまでの田舎道が急にビル林立、道路は立体交差の入り組んだ都会に変わってなんかげっそり.息苦しかったのは排ガスのせいだけじゃないな.
5時過ぎに下北ライブハウス“ガレージ”到着.今回の仕切人、沖縄出身の伊波さんと再会を喜ぶ間もなく即リハーサルをする.そう、このライブを主催したのは沖縄出身の“クライベイビーズ”の方々で、その周辺の3バンドとネオンホールからボスダブとブラ・モンが出演する事になったのだ.で、肝心のライブはトップ出演であっさり順調に終えることができた.なんかこの初東京のツアー印象はとにかく移動に疲れたってのが強かったなあ.
終了後、軽く打ち上げをした後、終電で友人K君宅へ.信大大学院をへて東京で編集業に打ち込むK君と会うのは一年ぶり以上になる.相変わらず破れたGパンなんか履いてはいるけど、今の雑誌でなんとか自前の企画を通そうと奮闘しているのを静かに、そしてあつく語る顔は完全にプロの表情だ.やっぱり一歩一歩前進しているんだなあ.「東京には長くはいれないよ」って台詞が印象的だった.彼女と二人で暮らす小さなアパートからは、彼が長野にいた頃の妙に落ち着くあの部屋の匂いがして、嬉しかった....(simizu)

■jun06.'99---昼、長野中央通りで野外ライブ.しかし工学部前“ゆいまある”での「豊田勇造ライブ」の裏方も兼ねていたので忙しい一日になった.ネオンホールスタッフ総出で両方にあたったのだけど、まあ、すんなりと事は運んだ.今年に入って始めての野外ライブは天気にも恵まれてとってもいい感じだったし.参加したバンドはバスアップ、ボスダブ、SAP GREEN、まにまにろまん、デシリットル、タイルマン.個人的に印象深かったのはSYNCHRO9の大森による別ユニット=SAP GREEN.すっきりとまとまって、心地よくチープで良かった.ヘブンリィとかVaselins、を思い出すメロディックなポータブル・ロック? 今後に期待、です....(simizu)

■jun05.'99---今日のネオンホールはT&T、荒川健太郎、デシリットルのライブ.最近なかなか満員になることのないネオンホールなのだけど、今日はかなりいい感じでした.やはり一番人気は最近路上ライブをガンガン展開しているT&Tでしょう.駅前を中心にほぼ毎週末にストリートライブをやっていて、Vo,Gの2人組だから“長野のゆず”なんて呼ばれて本人達は不服のようだけれど、女子高生らしきファンが歌詞を口づさんでいるあたりあながち遠くはないかも.ライブハウスでの活動と路上ライブを継続して両立していくバンドは長野ではあまり例を見なかったし、今後の展開も期待できるかもしれない.ステージの完成度もなかなかよし、でした....(simizu)

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