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■feb.14.'99---今日は長野のストリート系雑誌?“チア”に描く事になっているマンガの締め切りで、カンズメ.明日までに4ページ.まだほとんどなんにも描いてない!...ヤバイ.一応商業誌?向けなので、落としたらやばい.マンガを描くのは3年だか4年ぶりだし、大丈夫なのだろうか.ともかく描くしかない.いま、ネオンホールではライブ中.変態系?HRファンクバンド・ベルブロンズ、かなり盛り上がってるようで、うー、聴きたい.やりにくいなあ.
さっきまで信州大工学部前の喫茶“ゆいまある”で照明してた.沖縄の一人芝居芸人、“藤木勇人”さんの公演.とっても面白くて、すぐに帰ってペンを持ってるのがもったいないです.おっと、マンガ描かなきゃ.

■feb.9.'99---冬季オリンピック一周年だそうで、街には無理矢理雰囲気を盛り上げる電飾や小イベントが一杯だ.もちろん誰もそんなモノで嬉しがる気分でない、余裕がないのは明らかで、政治的かつ組織的に上から下へとやらせ的に作られた空虚な雰囲気が気持ち悪い.テレビではIOC委員へのいまさらの追求、結局得した部分が少なかった地元民はいまさらの辟易...なのか? オリンピックの話をするのが嫌そうなムードさえ感じられず.借金だらけの財政と、一部の極端に得を下人々、いいように作り替えられた街、その他諸々をを何とも思ってないのか?長野市民!..「サマランチは潔く辞任せよ」と走り回る右翼の宣伝カーだけが、妙にリアルに見えました....(simizu)

■feb.7.'99---大阪から来た“光玄”さんのライブ.光玄さんと一緒に来たPAの福井さんは今までもアズミさん、野本直美さんの時に来られたことがある.率直で面白いエエ人なので毎回会うのが楽しみだ.ベテラン的PAワークも盗み見る事が出来るし.それに光玄サンもやっぱりエエ人だった.神戸出身の懐かしい関西弁は気持ちいいし、何よりデモテープで聴くのとは全然違う繊細だが迫力のあるステージがよかった.今日のライブは長野のガラス作家前田さんが主催されたのだが、ホント、いいステージといい人に出会わせてもらってライブハウス冥利につきます....ありがとうございました.

■jan.24.'99---ラウンジ?最近はエレクトロ系ポップバンド、Smooth3、ラストライブ.彼らの姿をネオンホールで見始めて早3年?いや、4年になるか.ついに解散してしまうことになった.最近は東京でも認められて、いろいろイベントにも呼ばれていたと聞く.ネオンホールに出てるバンドの中でもほとんどトップレベルの質の高さだったもんなあ.いや、思 い出したら4年間はかなり長い時間だった.最初のショボいところから(それはそれで好きだったけど)一山も二山も越えて、その度に驚かされて嬉しい思いをした.途中からはもう何をやっても格好いいってかんじで、本当に、どんどん化けてくいいバンドだったなあ.今日はお客さんも結構入ってくれて、みんなで別れを惜しむような雰囲気でした.
 うーん、何回経験しても“ラストライブ”は悲しい.「今までありがとうございました」「また会おうね」「遊びに来ます」..とか、同じようなことをいって別れる.うーむ、何だか取り残されてくような、好きな友達が転校していくようなもやもやとダルい感じです.こんな風に最後の感傷に浸れることは結構希で、たいがいはいつの間にか解散しちゃうってことも多い.今日みたいにSYNCHRO9や自分のバンドボスダブ、そして旧知のTheEndこと桜井智丸の4組でライブを出来たことは幸せかもしれないな.

明日から“ダダ”の河本の手引きでネオンホールのステージを改装予定.一段高くして、もっと丈夫にする.結構な大仕事になるはず.

■jan.22.'99---相変わらず写真に熱中しながら、長野の冬らしくやはりダラリとした日々を送る.写真は本当に熱中できる.なんか、他人との共同作業じゃない創作にのめり込むのってとっても久しぶりで、自分でも違和感を覚えるくらい熱中.まあ、これでどうなるわけでもないから程々にしといた方が身のためだとは思う.でも、まだまだやりたいことが沢山あって、当分は飽きることも出来なそう.

■jan.17.'99---昨日16日はスイス人の舞踏家、イムレ氏の公演“屈折のダビデ”だった.大野一雄に師事したという長身のヨーロピアンが白塗りで踊る姿はなかなか圧巻だった.舞踏+チェロ+ヴォイスの即興で約1時間今日の作品が作られるのだが、照明も即興で、それを担当することになりとても緊張した.スタートとラストと、途中の決まりが2つ位有るだけで、後はその場で考えて踊りと音に合わせて光を変えてゆく.事前の参考ビデオビデオやリハーサルがあったとはいえ殆どぶっつけ本番の世界.すごーくゆっくり入ったり切ったりで、一切カットイン/アウトは無し.いかに綺麗にスローフェードするかに神経を集中して、まあなかなかいい感じで行けたんじゃないのかなあ.セッティングもそれなりに上手くできたし.ただ、「まあよかったんじゃないかな」と「とってもよかった」の差がつかないような仕事なので、これ以上っていうと難しいんだけど.. セッション的な高揚感や一体感がチラリと見えたような気がしたのは快感だった.幾度か経験した即興の照明体験の中でもかなり楽しかった方だと思う.

やっぱり写真にはまっていて、久しぶりに自分の制作に心を占領される日々が続いてる.作品?のことを考えてばかりいる日々は楽しい.たぶん基礎的なワザ?を飲み込むのにある程度時間を要する作業だから、なかなか思うように画面を構成できなくて意地になってるところもあるんだけど.うー、いい写真を普通に撮れるようになりたい.いい構図をさっと決めれるようになりたいなあ.

いま、ネオンホールでは舞踏のワークショップ中.禿頭長身のスイス人を囲んで地元アングラキング?カフェシアター・中沢さんたちがぐるぐると踊ってる.なかなか怪しくていい雰囲気です.

■jan.16.'99---ネオンホールは今、舞踏の本番前.スイス人の暗黒舞踏家?イムレ氏の公演.俺も即興的とは言え照明を担当するので少々緊張気味.イムレさんの他に東京から来たチェロ弾きと女性ヴォーカリストがいて、二人ともやはり即興で絡むみたい.東京から来た音楽家で舞踏がらみとなると、当然一筋縄ではいかないようなクセの有りそうな人たちで、ネオンホールの空気も何か独特な色になってる.ううむ、何か俺も固いです、今日は.
おっと、もうオープンする時間だ.開けなきゃ.さてさて、どうなるかなあ?

■jan.14.'99---ネオンホールの側、長野市権堂の新しいクラブ?“Club Soda”で自分達のバンド=ボスダブでライブ.DJさん方が主催のイベントでのライブで、長野でネオンホール以外では久しぶりのライブとなった.会場は元“カリフォルニアハウス”と呼ばれていた広いバーのような場所で、アメリカ人が経営しているらしくちょっとノリが独特.妙に80年代臭い内装や、バドワイザーっぽい?雰囲気とか.しかしお客さんは沢山入っていて、イベント企画側の努力が伺えました.恐らく高校生と思しき若者!が中心で、ともかく大騒ぎだった.対バンのステージで元気のいい連中と一緒に踊りまくって一気に疲れる.もう駄目だ.

■jan.11.'99---辺り一面雪景色で、路面はがっちり凍結してる、長野の冬って感じになってきた.雪が降ると景色だけじゃなく気分も変わるように思える.何か寂しいような、でも凛とした緊張感があって身が引き締まるような.なかなか気持ちのいい感じです.

■jan.10.'99---昨日は地元劇団“劇団THUBASU”の音効/照明をやった.女の子二人の新しい劇団で、今回が初の公演になるらしい.初々しさで何とか押し切る感じだったが、最近劇団活動が寂しい長野のこと、ともかく続けていってもらいたいものだなあ.

■jan.08.'99---長めの正月帰省が終わり、やっと長野に戻る.しかし帰るなり留守電とその場でかかってくる電話の処理に追われて夜遅くまでつきっきりになってしまった.
やっぱり長野は寒い.約3時間ストーブを点けっぱなしにして、今の室温がまだ12度.こりゃ先が思いやられるな.想像したよりも雪はなくて、どうやら長野での積雪のピークは昨日だったみたい.一回降って解けた感じがそこら中に残ってる...とか書きながら窓を開けてみたら、この3時間降り続けてたみたいで、辺り一面ふたたび真っ白になっているではないか.気温が低くてパウダースノー、あー今年はどーなるんかね.

■Dec.29.'98---昨日は夜、友人宅(このWEBの画像の多くを撮ってるモリさん家)で一人で写真を焼いてた.なんか一昔前の学生アパートみたいな森さんの部屋の台所兼暗室で一人で引き伸ばし機に向かってると、とってもハマるっていうか、意味もなくぐっとくる.外は氷点下、物静かなアパートでモノクロの画面をいじりまわすって、贅沢な時間ですね. 長野市内は年末だというのに妙な静まり.オリンピックの去年とは少なからぬ差を感じるのは俺だけか? けど、年末のこの追い立てられるような、またどことなく寂しげな人恋しげな感覚は昔から好きだよ.なんか何気ない見慣れた景色もドラマチックに見えるような.新年に向かって気持ちが収束していく感じもいいですね.

■Dec.26.'98---昨日は夕方、“ネオンホールのボロトイレの水が溢れてみんな下の店にこぼれていった”という恐ろしい事件があって、そうじと謝るので大変だった.しかしよく考えたら、トイレのタイルの上に少々多めに水をこぼしたからといって、それが下の店にまで行ってしまうというのは異常な事態だ.要するに大家もしくは不動産屋が悪いのだった.けどとっさに考えられなくて、ともかく怒られて謝り倒して水浸しになって便所の床を這い回って掃除したら、とっても惨めで情けなかったです.
あー、ボロ家にはもう、うんざり.って、いっても仕方ない愚痴だけど..
今はライブ前.しかし客は来ない.うーむ..

■Dec.24.'98---今日でやっと今年のネオンホール以外での舞台仕事が終わった.先週土・日の“スーパーネオン”が終わってから立て続けに2本ばかり外の仕事が入って、今日のセントラルスクエア(冬季オリンピックの表彰会場)でのクリスマスイベントの音響が最後.さすが年末だけあって休む暇がなくて、もうヘロヘロっぽいです.この季節、外の仕事はきついなあ.

■Dec.20.'98---あーーーー疲れた!! 昨日・一昨日のイベント“スーパーネオンホール”、めちゃくちゃなテンションで消耗が激しかった.お客さん200人以上.出演者60人プラス.ネオンホールの限界だ.おまけに予定が押しまくって、2日とも終了したのが1時.ちょっと細かい感想が書けない気分です.


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