JENNIFER GILBERT VIOLIN RECITAL


後          記

 平成10年5月15日私の中でジェニィーのヴァイオリンとダンのピアノは、聴衆に感動を与える為に
演奏しているのではないかと、錯覚してしまうほど、素晴らしい演奏でした。
この感動を得た人達は、僅か450人でした。
 プロと言いますが、この二人は真実のプロと呼ぶに相応しいでしょう。それほど完璧な演奏を私たちに聴かせてくれました。長野県内で演奏されたクラシック演奏平成10年のBESTの一つとして私は
推薦したいと思います。
タイスの瞑想曲の素晴らしさ、一般の演奏会では、ありえないようなソナタプログラムの演奏、さすが
アメリカ人、アンコールのガーシュイン、どれをとっても私達は、興奮してしまいました。

当日、こんな逸話がありました。レザンホールの職員が、次の「リサイタルは何時ですか」と尋ねました。
「えッと!!」。主催者であるはずの私達は驚きました。

灰皿を清掃している方が、リハーサルの時から今迄の演奏者とは違うと感じたそうです。レザンの方は、本物を良く知っています。いつもいろんな人の演奏を聴いているからです。

こんな演奏会を地方の一地区で開けたことを誇りに思います。建部洋子さんのお母さん(ジェニィーの祖母)も非常に感謝していたこと、建部洋子さんのお兄さんの感謝していたこと等など、私達にとって
あー良かったな・・・今日の演奏会はと思える演奏会でした。


実は、翌日私達に特別にジエニィファーとダンが、プライベートコンサートを開いてくれました。
よく、こんなふうに言うときがあります。そう、「今日のコンサートは、鳥肌がたったねっ!!」と。
私のコンサートのなかで、鳥肌が立ったことが、二度あります、一度目は、カラヤンの「運命」(NHKホール)と同じくNHKホールで聴いた「第九」でした。
でも、涙が出たことはありませんでした。プライベートコンサートと言う特殊な事情だったかもしれません、でも音楽を本当に愛している演奏家のなんて素晴らしい「演奏」でしょうか
私は、涙をこらえるのがせいいっぱいでした。ヴィオリンと言う楽器は、もしかして悪魔の楽器かもしれません。閑話休題「渡辺茂夫:ヴィオリニスト」知っているでしょうか、そう・・・・・あの天才です。
先日、TVで放映されました。あそこまで追い込む楽器・・ヴァイオリン・・です。
だから「良いのです」

violin

ヴァイオリン ジェニファー・ギルバート


piano

ピアノ伴奏 ダン・ソンダース

ジェシー・ノーマン('92SKF)のステージ伴奏担当


   

演奏曲目W.A.モーツァルト/ヴィオリン・ソナタ イ長調 K.305
R.シュトラウス/ヴィオリン・ソナタ 変ホ長調 作品18
R.シューマン/ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 作品105
J.マスネー/タイスの瞑想曲
H.ヴィニャスキー/華麗なるポロネーズ ニ長調 作品4演奏会場レザンホール大ホール(長野県塩尻市文化会館)演奏日時1998.5.15(金)
午後7時30分開演入場料金3,000円


お問合せ:井筒 信一(ヴィオリン製作家):TEL(0263)58-6712または、

 

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