二日目

昨夜の飲み会で今日は内浦に移動することが決まった。釜谷の集落は物(主に酒)が高いのと、魚が釣れないため。ちょうどランクル様が帰るところなのでいっしょに内浦まで移動。帰り道は島の南側を回っていった。釜谷からいきなりの激坂。でもすぐに展望台に到着。ここの標高は90mなので島横断するより楽だった。釜谷で買ってきたビールでクールダウン。


南の展望台より

展望台から先は工事中とのことだったが、歩きや自転車ならなんとか進めた。一気に海までダウンヒル。


内浦への道

途中何箇所か沢があった。しばらくいくとこんなのが。


粟島の名水

キンキンに冷えていて美味しい。佐渡も水が美味かったし、島といってもほとんど山だから水が美味いのだろう。

湧き水のすぐ先がキャンプ場だった。内浦の海岸は砂浜なので寝心地はよさそう。さっそくテントを張って、海に飛び込む。砂地だからキスやカレイなんかがいるだろうと思ったら、全然魚がいないや。こりゃ釣りは港でやったほうがいいなと思い、釣り道具を持って港に行った。

港に着いたらランクル様が帰りの切符を買ったところで、ついでだから粟島名物わっぱ煮を食べようということになり、フェリーターミナルの食堂に入る。わっぱ煮定食と生ビールを注文。


わっぱ煮定食

わっぱ煮とは味噌をといた水の入ったわっぱに、焼き魚とネギをいれ、熱々に焼けた石をぶち込み、瞬間的に煮立たせる料理。魚が焼いてあることと、瞬間的に煮立たせることで、生臭みがまったくしなく、出汁がいい具合に利いてとても美味しかった。意外にボリュームもあり、ギリギリまで粘って食べていたランクル様は危うく船に置いてかれそうになっていた(笑)

午後はえむやまと港の防波堤でのんびり釣り釣果は小アジ、シマダイ、メジナなど。あとからやってきたハラゲリラはフグしか釣れてなかった(笑)

晩飯は釣れた魚で間に合った。子アジはから揚げ、シマダイとメジナの小さいのはわっぱ煮、大きいメジナは塩焼き。酒は清酒あわしま。新潟銘醸という蔵でつくっているそうだが、あとで調べたら、かの有名な越の寒梅の蔵だった(笑) 味はこれぞ淡麗辛口って感じでボクの口には合わなかった。

いい感じに酔っぱらって、浜辺に転がる。見上げれば満天の星。こうして二日目は終わっていった。

三日目に続く