終了 長野市との交渉:4月19日(金)

 

      長野市環境部長と面談しました。

 

     出席者:長野市  環境部長を含む5名

                 反対する住民の会 8名


交渉内容(抜粋)

 

長野市環境部長(以下、環境部):

「私達は、今まで勉強不足だった。これから勉強するのでご協力をお願いしたい。」

「施設については、行政としてチェックするにはデータ不足なのでチェックしていない。」

 

反対する住民の会(以下、住民の会):

「長野市環境部廃棄物対策課が、『類似する70ヵ所の施設では被害が出ていないから安全』と言っているのは、何を根拠にしているのか?」

 

環境部:

「積極的に大丈夫と言ったわけではない。類似施設には最近稼動したものが多いので、もしかしたら今後問題が発生するかもしれない。」

 

住民の会:

「長野市として、大気汚染調査をして欲しい」

 

環境部:

「検討する。」

 

住民の会:

「施設が一日処理量5トン未満とする根拠は?」

 

環境部:

「事務手続き上は、業者から事前相談を受けた段階であり、5トン未満かどうかは確認していない。」

 

住民の会:

「しかし、もう施設は建設が進んで完成間近である。事前相談を受けただけで、建設は黙認なのか?」

 

環境部:

「今までの廃棄物処理施設もそうしてきた。長野県も同じようにやっているはずだ。」

 

(注:長野県に対しては、このことを確認する予定です。)

 

環境部:

「一日処理量5トン未満かどうかは、施設が完成してから立ち入り検査して確認する。

 5トン未満を確認するまでは操業させない。」

 

住民の会:

「長野市松代地区に2月に完成した同様の施設については、いつ立ち入り検査をしたのか?」

 

環境部:

「本日(4月19日(金))、検査に行っているところである。」

 

住民の会:

「立ち入り検査の方法は?」

 

環境部:

「破砕施設の稼働時間を一日8時間としたときの処理能力を確認する。」

 

(注:具体的に、何を根拠に処理能力を確認するか(例えば、設置機器のカタログや)については詳しくお聞きできませんでした。検査の内容、判断基準、判定の根拠等については、詳細が公開される必要があります。また、操業前一回だけの検査では不足です。定期的または抜き打ちで検査して、操業後も無許可で5トン以上の施設を入れないようにチェックする必要があります。)

 

住民の会:

「長野市長は、3月の市議会で『施設は廃棄物処理法の規制対象外であるが、地元に事業内容を説明し、了解を得るように指導を行った』と答弁している。今回の木工団地廃プラ処理施設の『地元』とは、『北長池、南長池、木工団地の業者』の3者であるというのが、当初示された長野市の見解であるが、南長池地区において、事業内容の説明などを行っているか?」

 

環境部:

「行っていない。」

 

住民の会:

「長野市の当初の説明と食い違っている。」

 

環境部:

「違っていない。」 ( ← 注:話のつじつまが合っていません。)

 


戻る