■物語のキーワード



グリフィスユニット
 ゼカリアから発見された、古代文明の出土品。ゼカリアでは最初に見つかった物で、これの解析結果で「兵器として利用可能」だと判断された事から、ゼカリアは他の発掘品を調査、研究し始めた。そのテクノロジーをフィードバックする形で、兵器製造惑星へと変わって行く事になる。このユニット自身が強力な兵器らしい事は判明しているが、それ以上に「生きている高度なコンピューターユニットである」と言う所が、他の出土品とは大きく違う。前ゼカリア調査隊、後のゼカリア文明研究調査機関「グリフィス」によって解析が続けられているが、その多くの能力は未だ謎のまま。ワイバーンのAI「ヘレン」は、このユニットから取り出された唯一のAIユニットだった。実は2万年前に「ゼカリア」を滅ぼした存在で、その内部には「マサク」という意識が眠っている。

ゼカリア文明研究調査機関「グリフィス」
 アスフォデルでは唯一ゼカリア文明のオーバーテクノロジーに精通した機関で、元はゼカリア文明を調査、研究するために組織された調査隊。高度なテクノロジーを扱うために優秀な人材が集められ、ゼカリア文明のテクノロジーを研究、還元する事を目的に、多大な援助金とともに組織し直された。所長はマルク・ストラーゼ。アスフォデルの兵器はほとんどが、何らかの形でここの手が入っている。

ゼカリア
 元は惑星「アスフォデル」の鉱山惑星だったが、アスフォデルのゼカリア調査隊がゼカリアの地に眠っていた「グリフィスユニット」と呼ばれる太古の機器を発見した事から、急速に兵器製造惑星へと姿を変えていった。2万年には人類に近い人々によって高度な文明が栄えていたらしいが、その滅んだ原因など詳しい事は不明。多くの出土品に使われているテクノロジーは完全に解明されている訳ではないが、ゼカリアではそれを未解明なままで利用し、それによって非常に強力な兵器を生み出している。実は「星自身」が巨大な兵器であり、ワープ能力のほか、星を破壊できる「惑星破壊砲」というエネルギー砲を装備する、巨大な移動要塞惑星だった。

アスフォデル
 地球と良く似た惑星で、主人公達の母星。軍事力を持って他の植民惑星を支配していたが、その兵器を供給していた惑星「ゼカリア」に反乱を起こされた。

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