■主なメカニック設定



■アスフォデル軍

最新鋭戦闘・攻撃機「ワイバーン」
 物語の中核をなす戦闘機で、アスフォデル軍が、劣勢挽回の切り札となるべく開発した最新鋭機。設計/製造はゼカリア文明研究調査機関「グリフィス」(通称グリフィス研究所)。AI「ヘレン」を搭載する事で、通常の戦闘機とは比べ物にならない運動性能と攻撃力を持つ事に成功した。しかし「ヘレン」を載せたがためにパイロットが固定されてしまい、結果としてフィルツ専用機として前線に配属される事になった。物語の鍵を握る存在「グリフィス・ユニット」と接続可能な、唯一の機体。

攻撃巡洋艦「ストレイタム」
 アスフォデルでは最新鋭の宇宙戦艦であり、船体を取り囲むEIF(エネルギー遮断障壁)他、重力制御機構、そして艦隊航行用の大出力ワープエンジンを全て一隻の中に搭載した実験艦でもある。船体の周囲を取り囲む半重力発生リングが特徴で、これによって船体の自重を0に出来、それによって大気圏突破、突入も容易。スティールライナー艦隊では旗艦を務め、ガトラーが艦長として就任している。

大型砲艦「ローア」
 アスフォデルでもっとも多く使われている軍艦。主砲として強力なエネルギー砲を装備している。

超巨大戦闘空母「エリュシオン」
 アスフォデル宇宙軍最大級の船で、内部には8つの格納庫と1つのメンテナンスドックを持ち、ヴァインを最大で200機まで搭載可能というモンスターシップ。

大型攻撃戦艦「ドラグーン」
 アスフォデル宇宙軍の戦艦としては最大級の船で、軍そのものの旗艦とも呼べる戦艦。強力なEIF、重力制御機構、ワープエンジン、対艦用レーザーカノンなどを贅沢に装備し、軍内部では「最強」の呼び名も高い高級戦艦。



■ゼカリア軍

強襲型戦闘爆撃機「ダーク・ネイル」
 強力なステルス機能と高い運動性能を両立させた、ゼカリアの最新鋭戦闘機。「911」を開発するための実験機で、それゆえ武装は強力なサーチ・レーザーのみと貧弱ではあるが、その高度なステルス性能によりアスフォデルのレーダーでは補足仕切れず、高い運動性能とあいまって、対峙した戦闘機は何をされたか解らないまま撃墜されてしまう。ライルの愛機で、目撃したアスフォデルのパイロットからは「黒い亡霊」と呼ばれ、恐れられている。

最新鋭戦闘爆撃機「911」
 ゼカリアで開発中の、「対ワイバーン」機。「ダークネイル」に投入されたステルス機能と運動性能を更に追求し、そこに高い攻撃能力を持たせた最強の戦闘機で、ガネーシャが搭乗する。

超巨大移動砲台「ザイオン」
 ゼカリアで密かに建造中だった、ワープ能力を持った巨大砲台。全長は最長部で30kmにも達し、直径が一キロを超える超大型レーザー砲は、一撃で数隻の戦艦を沈める事が可能。強力なサーチレーザーなども装備し、また内部には数百機の艦載機を搭載。ワープ能力も強力で、通常ならワープできない惑星重力波の影響圏内にも、強引にワープしてくる。ゼカリアでは切り札とも呼べる戦艦。

惑星軌道変更ユニット「POCM」
 ザイオンと共に建造されていた、全長50kmにもなる巨大な重力制御装置。「アンカー」を打ち込まれた小惑星などを牽引する能力を持ち、これによって惑星に対しての「隕石投下作戦」を行う。POCMとその牽引対象がどれほど離れていようと関係がなく、「アンカー」さえ打ち込まれていれば、亜空間を経由して牽引するエネルギーを送り込める。オリジナルは「惑星そのもの」を動かす装置だったが、ゼカリア軍でオリジナルを完全にはコピーできず、小惑星程度を動かせる能力に限定されてしまった。

突撃砲艦「ザイゴート」
 4本の対艦用レーザーカノンを装備した、ゼカリアの特徴的な突撃砲艦。ゼカリア軍では主力となる軍艦である。

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