2007/11/09
機動戦士ガンダム00M
勝手に創作粗筋
戻る
作:森宮照


・前書き
 このガンダム00粗筋Mは、森宮照がガンダム00を5話まで見て9話までの粗筋を知り失望した結果勝手に書いてしまった物で、本編とは全く関係無い物で有る事を特に明記しておく。また数多の説明不足は突貫工事故に発生した若さ故の過ちである事を特に了承願いたい(・・・)。

大ざっぱな全体の粗筋
 世界に向けソレスタルビーイングが宣戦布告。世界中の軍隊その他を攻撃し始める。
 世界はソレスタルビーイングに危機感を抱き武装化を進めるが歯が立たない。
 やがて世界は手を取り合ってソレスタルビーイングに立ち向かおう!とするが、
 結局統一政府の軍事力は全てガンダムらに破れ、世界はソレスタルビーイングに屈する。


・ガンダム00M 各話あらすじ

1話「世界への、宣戦布告」
 各国の報道機関に、不思議な映像ファイルが届けられる。「我々はソレスタルビーイング。これより世界を恒久平和に導くための戦いを始める」。マスコミは取り合わず、ユニオン、人革連、AEUの態度も新しいテロ組織程度にしか認識していない中、AEUの軍事演習中に突如一機のMSが乱入、新型を含め殆どの戦力を壊滅させて、その青い機体は消えていった。しかし、世界は彼らを無視した。

2話「テロリスト対テロリスト」
 AEUの軍事演習中の事件は直ちに世界各国に伝わるが、首謀者その他は公表されないまま、しかしテログループ「スターファング」より便乗声明。AEUの軍事演習を壊滅させたのは我々という内容、囚われている仲間の早期釈放を要求。時を同じくして軌道エレベーターの一部区画がスターファングによって占拠される。しかしそこに現れる白いガンダム。圧倒的な戦力差を見せつけスターファングは壊滅、白いガンダムは消えていく。

3話「変わる世界」
 各国で謎のMSに対して注目が集まる。古の古い名機「ガンダム」に似ている事からそう呼ばれる様になり、やがてソレスタルビーイングが事前に送りつけていた映像ファイルも公開。世界中からソレスタルビーイングに非難が集中する。やがて再び現れる紺色のガンダム。ベトナム奥地での麻薬密売組織「リアルIRA」、その隠された畑等々が焼き尽くされ戦力も壊滅、彼らは武装解除を宣言し、世界から紛争の火種が一つ消える。

4話「利用」
 世界各国首脳がソレスタルビーイングへ次第に危機感を強める中、ユニオン加盟国タリビアが突然独立を要求し武力蜂起。ユニオン代表米国はすぐさま軍を派遣し緊張が高まる中、現れる緑色のガンダム。高いビルの上に着地したソレは、タリビア軍のMSを片っ端から狙撃し壊滅させてしまう。すぐさま米国はガンダムへ攻撃を宣言、しかし全く歯が立たないまま、現れた紺色のガンダムが緑色のガンダムを引っかけ夕日の向こうへ消えていく。危機感を強める軍隊。タリビア首脳は米国との関係緩和の為にソレビーを利用したつもりだが、被害の大きさに絶句する。

5話「命の値段」
 タリビアはユニオンに再び合併、米国から数多の援助を受ける事に。再びMSの発注が多数なされ、タリビアはその被害額の多さに戸惑い、生産国で有る米国はソレで「我々は損はしていない」と密かに笑う。一方、兵器製造会社と共に、米国にて対ガンダム機の開発が始まる。そんな中、中国で大規模な人民による反乱が起こり、そこにMSが動員と言う事態。人々を踏み潰そうとする軍隊の前に、青いガンダムが出現、軍隊と熾烈な戦いを繰り広げるが、セルゲイ大尉のティエレンがその撃退に成功する。しかし、その地区でMS兵力の殆どを失った彼らは、彼らの要求を呑まざるを得なかった。

6話「軍需、拡大」
 ユニオン、AEU、人革連にてソレビーへの危機感から急な軍需拡大が始まり、税率が上がり人々の生活が圧迫。「生産が追い付かない」と喜びの声の各軍事会社、複雑な気分の各パイロット達。ソレと同時に開発が進む対ガンダム用の新型機。人革連ではティエレンタオ弐と、そして強化人間ソーマがセルゲイの元に配備される。そのテスト中、突然変調をきたすソーマ。低軌道ステーションの一部を破壊しコロニーが遊離。人員数百名を載せたまま墜落か?と思われたが、ガンダムらの連携によって事なきを得る。命拾いするサジ達。

7話「罠」
 AEUにて、急ピッチで製造が進むMS製造工場。そこに直接MSを受け取りに出向くAEUのパイロット達。情報は事前に意図的に流され、ガンダムの襲撃に備えた万全の捕獲器具その他が設置。そこに現れる白と青のガンダム。スタンバイしていた様に、取り囲むAEUのMS。だがあらゆる行動が全く効果をもたらさないまま、彼らは工場毎壊滅させられる。一方サジらは、自分らを助けたソレビーに興味をもち、ルイスと共に個人的な調査を始めた。

8話「対ガンダム部隊」
 MS製造工場の一つが壊滅した事で、各国の軍事工場も危機感を強め武装化を進める。情報を共有している国家主席達はソレビーに危機感を抱きMSの軍需拡大に及び腰。米国は事態を打開するべく、専任の対ガンダム部隊を組織する。支給されるカスタムフラッグ。だがMSを護衛輸送中の海軍へ襲来する緑と紺色のガンダム。フラッグは紺色のガンダムに全く歯が立たず、カスタムフラッグも回避が精一杯。やがて納品する筈のMSの殆どが破壊された所で返っていくガンダム達、何とか命拾いした彼らだったが再戦を誓う。一方サジらはソレビーの古い資料を発見、GNドライブの記述を見つける。

9話「消えていく、兵器」
 各国首脳による議会にて、ソレビー対策会議。しかし具体的な結論が見出せないまま、各国はバラバラな対応を始め、世界は次第に武装化を強める気配。しかし一つ、また一つと”軍隊その物”を狙って出現するガンダム。米国やAEUの最大戦力もバックアップが追い付かないまま、各国で軍隊が再起不能な状態にされていき、「勝てない」と判断した各国議会により兵器発注の相次ぐキャンセル、各連盟では議会の対応に焦点が集中する。軍隊が消えた事で、一部国家では抑圧されていた民衆による暴動も多発。報道では連日ソレビーを糾弾する内容が続く。サジ達はそんな中、ソレビーが学会から追い出される原因になったGNドライブ、ソレが実現不可能で有る事に気付く。「なんでこんな物を、この人が?」。

10話「プトレマイオス」
 ユニオンの調査班によって、ソレビーの関連資料を元に調査が続く。100年ほど前に、太陽光発電システムの特許によって莫大な富を築いた彼ら。今は暮らす者の居ない、古いスペースコロニーを買い取りそこに暮らしていたらしいが、しかし数十年前に一隻の戦艦?を買い取った後、彼らは姿を消していた。「プトレマイオス」と呼ぶ最後の宇宙大戦、その終戦末期に作られた使い物にならないその戦艦の足取りは掴めないまま、再びガンダム達が各国の軍隊へ攻撃を始め壊滅させていく。刹那は兵器工場破壊ミッションの帰り、今は湖になった地区へ降り立つ。そこにある墓標?を見つつ、思い出す第五のガンダム。決意を新たに、エクシアは再び闇に消えていく。

11話「闇の中に見えるモノ」
 精神が安定したソーマ少尉だが、自身の犯した失態に酷く苦悩し、ソレをそのままガンダムへの敵意に向ける様になる、その様子を心配するセルゲイ。再び軍事演習再開、今度はその性能をフルに発揮するが、しかしその時に再び奇妙な感覚に囚われる。暗闇の向こうに何かが居る気配、スメラギも気付くが、しかしソーマはついで、地球上の一点を指さし「ここにガンダムが現れる」と告げる。そこは人革連の秘密兵器工場が有る地区、急行するセルゲイ達はエクシアと遭遇、戦闘2体1での戦闘が始まり追い詰めるが、増援に駆け付けたデュナメスによって難を逃れ、彼らは空へ消えていく。

12話「世界の今と私の立場」
 援助を申し出る為に、世界各国を飛ぶマリナ姫だが芳しい結果が得られない。解っていても我慢できない相手国家近縁者の態度。自身の武器がそのブランドでしか無い事を理解しつつも苦悩するマリナは失意の中、帰国の徒に付く。経費節約の為、民間機に乗る彼女と同席する事になるロックオンと刹那。話は弾み世界情勢の話に移り、ソレビーの行動で世界は平和になっている、と苦笑気味に言うマリナ、その最中に始まるヴァーチュとキュリオスによる制圧作戦。制圧完了後、飛行機の中でその報道が始まる。「彼らに勝てる軍隊は・・・無さそうですね」「でも、彼らは降伏するつもりは無いようですけどね」「いっそ、世界をねじ伏せてくれたら・・・ふふ、すいません、不謹慎ですね」苦笑するマリナ。飛行機はやがて目的地に到着し、彼らは別れる。

13話「包囲網」
 神出鬼没のガンダム各機によって、各地で致命的な被害を被る軍隊。AEU、人革連、そしてユニオンはソレスタルビーイングを世界的脅威と認識、それぞれが独自のソレスタルビーイング探索部隊を組織し情報を収集し始める。その成果あってか、深夜の海上、コンテナ位置移動中に発見されるキュリオス。巨大なコンテナを海に捨てて、包囲した軍隊と戦闘。エクシアが救援に駆け付ける中、ともかく軍隊を壊滅させ逃げる。コンテナが捨てられた海中を捜しても見つからない。エクシアがドッキングし安全圏に運んでいた。「借りが出来たなw」「そういう訳じゃない」「ともかく、気を付けて帰れよ?」「ああ」別れる二人。

14話「ソレスタルビーイング誕生」
 サジとルイスの独自調査は続き、ソレビーの大体の経歴その他が判明。今から100年ほど前に発足した彼らは、その天才科学者の研究室が始まり。核融合炉が使えなくなった頃、一次MSは戦場から姿を消すが、飛躍的な蓄電量のバッテリーを開発したのがその人。それに成功した事で、再びMSは戦場に現れる様になるが、しかし石油による火力発電依存へ戻ってしまった世界はソレを理由に紛争が激化し。ソレを懸念した博士によって起動エレベーターと太陽光発電システム建設計画プランが立てられる。始めて成功したのがユニオン、ついでAEUで、現在送れて人革連が建造中。不思議がるサジ、それだけの貢献をした人々が、何故世界の敵になってしまった?再びガンダムによる軍事介入が始まる。カスタムフラッグ撃墜。パイロットは逃げるモノの、屈辱は重なる。

15話「使えない、何か」
 軍事施設への介入が続く中、人革連の軍事施設制圧へ飛来したエクシア。現れるティエレンタオ2との激しい戦闘。接近戦を挑まれ、危なく破壊されそうになるも辛くも脱出、ティエレンタオ2は中破し、ソーマ大尉は助かるものの、酷く失意する。集まり今後の事を話し合うマイスター達。刹那告白、このまま続けて我々は勝てるのか?ガンダムを使いこなせていない苦悩に、ロックオンはねぎらいの言葉。AEUの調査隊によってプトレマイオスの調査が続くが全く足取りが掴めない。スメラギは笑う。「”見えない”からね、この船は」。

16話「隠された過去」
 GNドライブの隠蔽されたらしい記述の描写。

17話「プライドの答」
 AEUの新型登場。

18話「未来の兵士」
 人革連の新型登場。ソーマ他、強化人間らによる部隊が作られる。

19話「誇りを載せて飛ぶもの」
 ユニオンの新型登場。

20話「黒い密約」
 軍需産業とユニオン首脳との癒着っぷり。

21話「非道と言う名の力」
 人革連で行われていた超人計画の実際。王リューミンとマリナ合流。仲良くなる。

22話「これは産業である」
 AEUでの、死亡した兵士達への表の盛大な葬儀と裏の感覚。

23話「意地と決意の結末」
 ユニオン新型撃破。

24話「使えない兵士」
 人革連新型撃破。命は助かる物の、役立たず呼ばわりされ苦悩するソーマ。華僑組織による秘密裏な人革連からの別離。マリナを信用した王リューミンらは彼らの国に支援を申し出る。「最もソレスタルビーイングが人革連に勝てたらの話ですが」「そうですね」次第に、ソレスタルビーイングへ親睦的感覚を寄せていくマリナ。

25話「数で戦いは決まらない」
 AEU新型撃破。

26話「プトレマイオス発見」
 ガンダム4機による、米国海軍への軍事パレードに合わせた強襲ミッション。だが既に裏で手を結んでいたユニオンと人革連、AEUによる、ソレスタルビーイング包囲網によってガンダムの出現地点からプトレマイオスの位置が発見される。米国海軍への攻撃は大成功に終わるも包囲されるプトレマイオス。ガンダム達も間に合わない中、しかしプトレマイオスはその包囲網をすり抜け、再び姿を消した。

27話「核融合炉」
 ユニオン、AEU、人革連の技術者達による共同合意の元、3つの核融合炉が作られる事が決定。コアブロック構想で、コアファイターに核融合炉を搭載する事で脱出を可能にする代物。連続駆動機関は1年弱、その代わりビームサーベルにビームシールド等々、今では前時代的な武装のオンパレード。AEUの軍事演習場にてのお披露目を宣言、そこに現れるガンダムエクシア。戦闘が始まり、激闘は続くが、追い詰める物のエクシアの突然のパワーアップ?に破れる。再戦を誓う。

28話「目覚めの時」
 刹那、ミノフスキーリアクターを任意で起動に成功。

29話「光と化して」
 キュリオス発動、ビームスラスター発動、間に合わないモノを間に合わせるw。

30話「絶対障壁」
 ヴァーチュ発動、異様とも思える防御力を発揮し巨大な質量の衝突に耐える。

31話「非道への報い」
 デュナメス、人間を盾にするような作戦にあり得ないシューティングをしてみせる。

32話「エクシア、光の羽根」
 エクシア、ビームスラスター解放。エクシアを翻弄したMSを追撃して両断。

33話「償いのアレルヤ」
 アレルヤの過去。

34話「キュリオス、天空の覇王」
 拠点を守る50機を越えるティエレン部隊へキュリオス特攻、ビームブレイド解放。

35話「古に起こった事」
 ティアリアの過去。

36話「掃討するもの、ヴァーチュ」
 誘い込んだ形でヴァーチュを包囲するMS部隊へ馬鹿でかいビームサーベル一閃。

37話「形見と共に」
 ロックオンの昔話

38話「デュナメス、逃げられない視線」
 待ち伏せ作戦をしている軍隊の待ち伏せ部隊をその前に全部撃ち落としてしまう。

39話「一つになる世界」
 米国大統領の働きかけで、ユニオン、AEU、人革連の主席達が統一政府を作る事を了承、しかしエネルギー分配圏の話は相変わらずで、一つになっただけで何も変わっていない有り様。地下に隠れたMS開発施設にて続く対ガンダムMSの建造。しかし芳しい効果を出せないまま焦燥感だけが募っていく。余裕が無くなっていく各国首脳。マリナ姫は王リューミンから告白を受ける。我々はソレスタルビーイングである事を。

40話「古の傷跡」
 太陽光発電システムとGNドライブの真実の話。ソレスタルビーイングは普及させようとしたが各国は受け入れずそのまま学会を追放された話。現実的にはその際に命まで狙われたがプトレマイオスと共に逃げ延びて、今に至る彼ら。その際に失った数多の仲間達の願いその他と共に、ガンダム達は一つ、また一つと戦力を壊滅させていく。

41話「トレミー、その理由」
 プトレマイオスとスメラギの出会い。トレミーの心臓部に有る第五のガンダム。かつて人々の危機を救いに来た最初のガンダムで、刹那を助けたガンダムでもある。その地区にGNドライブの技術その他を伝えて返っていったが、その普及を嫌ったAEUの軍需産業により深夜落とされる核弾頭。辛くもその土地を離れていた刹那だったが全ての家族を失い、事実を知りそしてソレスタルビーイングへと身を寄せる。マリナを前にスメラギは言う。「戦艦としては無意味でしょう?この子。作っていた人々もきっと願っていたと思うわ・・・早く戦争が終わればいいと。この子は”戦争を終わらせる為に”作られたのよ。だから彼はいま、その願いを叶えようとしている」。

42話「4機のガンダム」
 ソレビーの昔話。ガンダムが開発されるまでの彼らの苦悩。創始者の古い資料と設計図、ソレを元に密かに古いコロニーに隠れてGNドライブ搭載のガンダムを作り始める彼ら。だが4機作られ幾つかの試作武装も産まれるが、その段階でユニオンの兵器開発企業に発見され逃亡を余儀なくされる。今だ使える者が居ないまま、彼らは戦力だけを持って放浪するハメになるが、しかし自然と集まるNT達。トレミーのブリーフィングルームで、決意を新たにする彼ら。

43話「見つからない、居る何か」
 苦悩するソーマと、まるで自分を助けようとする様なスメラギの?決定。ソレビーは逃す物の、「使える」所を見せれた事で廃棄される様な事態は避けられるソーマ。次第に消えていくソレスタルビーイングへの敵意。親しくなり、多々交流を深める王リューミンとマリナ。希望的観測を口にするマリナに、「貴方に現実を教えて上げよう」と、王リューミンからマリナへと送られる、GNドライブ。「貴方の目で確かめるのが良いわ。今がどれだけ狂っているのかを」。

44話「否定された、無限の力」
 アザディスタン王国にて、マリナ姫が持ってきたGNドライブが拒絶され、彼女は反逆罪であわや投獄されそうになる物の、スメラギや王リューミンらの機転で秘書と共に逃げ出す事に成功、そのままソレビーに合流。彼女らは国を捨てた形、受け入れがたい現実に苦悩するマリナ。アザディスタン王国の軍隊との激しい戦闘、結果ガンダムらに壊滅される事に。数多の死者を出した事を受け入れつつ、彼女は決意を新たにする。

45話「核弾頭が落ちた地」
 報道で、有る廃墟の山中で大規模な軍事演習を行うと言う報道。そこは刹那の故郷だった。いぶかしむスメラギ、ともかく演習に合わせてガンダム達を派遣。しかしそこにまともな軍隊はおらず、居たのは釈放されたテロリスト達。ガンダムを倒せれば無罪放免。だがやがて上空から核弾頭を持ったMSが飛来し投下。巻き込まれそうになるガンダム4機だったが、激しい爆発の後、ガンダム達はほぼ無傷でそこに居た。反撃を受け、壊滅するAEU軍隊。怒りのエクシアの猛攻を受け、AEUの核融合炉搭載MSは撃破、パイロット死亡。その一連の映像はソレビーにより撮影され世界の報道機関へと送られる。緊急報道管制が敷かれる物の、一部が流失し、じわじわと各国へ不満が増大していく。

46話「苛立ち」
 険悪になっていく各国首脳。ソレビーに翻弄され大した効果を出せない軍隊への罵り合いが続く。ともかく利権の確保、ソレで一致する首脳部。残った戦力を終結させると共に索的に全力を挙げるが、しかし殺気立てば立つほど見つからない彼ら。マリナ姫は言う、「彼らは勝てない」と。

47話「人を辞めた者達」
 人革連にて、一度出現したキュリオスをもう一度誘い出す作戦が始まる。低軌道ステーションの一部をあえて爆破させ、民間人を漂流させようというのだ。拒否するセルゲイらだが命令は絶対で逆らえない、出現する事を願うしかないセルゲイら、現れるガンダムキュリオス。だが迎撃する前に、キュリオスは一気に安全圏まで重力ブロックを持ち上げてしまう。到着した軍隊はそのままキュリオスに壊滅され、なんの効果も得られないまま地上からのデュナメスの砲撃で戦艦が破壊され、発案者は宇宙の塵に消える。

48話「既に見えない何か」
 AEUのテンパリぷり。

49話「命より優先される物」
 ユニオンのテンパリぷり。利権に固執する首脳部と従わされる軍人の苦悩。

50話「ソーマとセルゲイ」
 たびたびガンダムらの出現位置を予言してきたソーマらが、ガンダムの位置を特定して指示するもその場にガンダムは居らず、手薄になった軍事的拠点にガンダムらが大挙して出現し、核弾頭発射設備やMS整備ブロックなど、殆どを完膚無きまでに破壊されてしまう。責任を取らされ、解任されるソーマとセルゲイ、「使えない」と言う結果を出してしまった超人機関も解体の方向、もはやならず者しか居ない人革連の将校達。「辞めて良かった」「・・・解っていたのかもしれない、ですね」「何が?」「いえ、ともかく。私は、軍人には向いていないみたいです」と苦笑するソーマ。

51話「禁断の選択」
 拠点を壊滅させられた人革連では責任問題が発生、主席が退陣し、平和を謳う野党が党首に。ただガンダムへの消えない脅威から、やはり軍事力に依存する彼らは、MSに自爆装置をくくりつけてガンダムと戦わせようとする。乗っているのは死刑囚。嫌な作戦に気付き苦悩するソーマに、偶然出会った王リューミン。彼女の訴えを受け、戦闘が始まったガンダムらに連絡。危機的状況の中、自爆装置を破壊せずに壊す事に成功、MSは倒され、しかし乗っていた死刑囚は雇い主らに処刑される。

52話「消えていく軍隊」
 公表されてしまった核兵器搭載自爆型MSの件で、人革連が解体を始めてバラバラになる。その中で最大与党だった人々により決死の反撃作戦が敢行。重武装型ティエレンと、何とか動くティエレン部隊によりガンダムへ宣戦布告。現れるヴァーチュ。全く相手にならないまま、超人機関を推奨していたその将校は、ヴァーチュのビームに蒸発する。人革連解体、武装解除。

53話「AEU、総攻撃」
 再び発見されるプトレマイオス。その位置を追い掛けてAEUの軍隊が集結、総力戦が始まる。プトレマイオスにはガンダムは載っていなかったが、囮だったのか、やがて地上から飛来するガンダム達。全く歯が立たないまま戦艦を含め全ての戦力を破壊された後、衛星軌道上から首脳官邸付近を狙撃するデュナメス。「いつでもねらい打つ」と言うその示威行動に、AEUは事実上の武装解除を宣告。追い詰められるユニオン。

54話「トレミー、今は眠る船」
 前半で戦闘が始まり、ユニオンの切り札、核融合炉搭載のコアファイター破壊に成功、結果として世界から対抗出来るMSと製造工場と意欲が消える。議会では降伏宣言が多数を占め、苦渋の選択として軍事力の放棄を宣告。その結果、現れるプトレマイオス、降伏を要求する彼らを前に自殺するユニオン首脳。世界はソレスタルビーイングに屈し、世界へGNドライブの普及が始まる。古い格納庫へしまわれるトレミー、いつかまた世界が壊れそうになったら、多分彼はまた現れるから、スメラギのそんな言葉を残しつつ、世界から全ての軍隊が一時的に消え、世界は平等な国際条約の元に一つになって、終わる。

終わり