文明・社会が進化するほど、過去の存在が貴重なものになります。

過去があるから、現在があり、現在があるから未来があります。

そして人間という生物は、大昔から、

DNAで遺伝して現在の人間が存在しております。

風林火山ではないけれど、血は争えないものです。



武田信玄菩提寺: 乾徳山恵林寺(臨済宗)の山門(国指定重要文化財)(山梨県塩山市)
開山:夢窓国師  禅宗の一つの教え「安禅必ずしも山水を必要とせず、心頭滅却すれば火自ずから涼し」

・武田信玄 戒名: 恵林寺院殿機山玄公大居士 (菩提寺:山梨県塩山市 恵林寺)
真田幸隆 戒名: 笑倣院殿月峯良心大庵主 (長野県上田市真田町 長谷寺)
真田昌幸 戒名: 長谷寺院殿一翁千雪大居士 (長野県上田市真田町 長谷寺)
由布姫(諏訪御料人)(武田信玄側室 勝頼の母)戒名: 乾福寺殿梅厳妙香大禅定尼
                (長野県伊那市高遠町 建福寺(元乾福寺) )

・武田信玄宿敵の村上義清の考察
 とりあえずWeb百科事典参照



武田信玄から学ぶ、現代にも教訓となることがら

人は城、人は石垣、人は堀。情けは味方、仇は敵なり。(人は一人では生きられない、主・従・民衆の協力のもとに生活が成り立つ。

しかし世の中というものは、味方は50%。敵は50%である。)

●6割の勝利を持って、戦勝となせ。(議員選挙戦などが良い例で、実際の票読みは、嘆願票の6割が現実票と見る。)

●統率者は、ブレーン(武田24将)の擁護(部下の思いやり)と信頼と尊敬の上で成り立つ。

●統率者は、ブレーン(武田24将)の意見をよく聞く。

●「老いては、子に従え。」(子供の信玄に従わなかった父信虎は、静岡県今川家の下に追放されました。子に従っていれば、追放される事は

なかったでしょうね(^o^) 人間老いたら子に従っていれば、間違いありません(^o^) )

●孫子の兵法とは?( 工事中 )

番外:

TV出演キャスト 由布姫役:柴本幸(最近のサラブレット女優)


    ・柴本 幸の素顔


●時世時世の政治・経済・社会をしっかり見定めて、臨機応変に仕事の考え方を古い環境から脱却し対応させて、

人と人との和を大切にする事が、勝利への方法である。基本的に社会というものは、生きるためには、武器を使わない戦場である。

●戦いの仕方:

@相手の力量、弱点の見定め。

A身体を使わず頭を使う。

B6割の勝利を持って勝戦と成せ。

C風林火山の如く。


NHK大河ドラマ「風林火山」が、平成19年1月7日より、毎週日曜日午後8時より始まりました。

今回のドラマは、武田信玄の24ブレーンの中の一人、

山本勘助

を主人公として製作されています。

長野県長野市松代の海津城( 江戸時代は松代城。藩主真田家。)と

長野県小諸市にある、小諸城は山本勘助の設計・構築指導と伝承されています。



武田信玄は、戦国武将の中でまれに見る名将であり、卓越した政治家であった。

信玄の好敵上杉謙信が戦場での合戦に強い勇将であったとすれば、信玄は戦場外の外交戦、日常活動などを

駆使した総力戦に強い智将であった。

信玄ほど万事につけて思慮深く、人の使い方のうまかった人は少ないであろう。

信玄は自分の手足となって働く家臣団に対し、編制と管理とに相当きびしい方法をとっている。

そして、一方では人材の登用に努め、適材適所、その人の能力や適性に合った仕事を与えて力量を発揮させた。

又、独断専行を避け、部下の意見をよく聞き、その上で確固たる決断力を持って指導性を発揮した。

包容力が大きく、清濁併せ呑む度量があり、また人情の機微に通じ、人心収攬の策に長じていた。

武田信玄の指導者としての力量は、今の社会においても学ぶべきものがあるであろう。


其疾如

其徐如

侵掠如

不動如

(「その疾きこと風の如く、その徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如し。」

孫子の兵法に記された言葉であり、しばしば風林火山と略される。信玄はこれを軍旗とし戦った。

また、その軍旗は恵林寺の住職快川紹喜の書と伝わる。 )



武田信玄 家系図


川中島の合戦(長野県)時代の主要戦国大名(天文年間)

NHK大河ドラマ「風林火山」から学んだ事
NHK大河ドラマ「風林火山」から学んだ事を、とりとめもなく、思うままに
書いてみました。過去の時代の社会の事実が教えてくれえる事は、学校の教えて
くれる机上論とは違い、現実社会生活において、即実践出来る内容であります。

■「信頼」という人間と人間の結びつきは何よりも強いという事。

■主従関係の結束力が勝利や成功を招きます。
 
■組織はそのトップの能力次第で明暗を分けるものです。

■ピンチの時の抜け出し構想が、勝利を得ます。

■人間には適材適所の任務・仕事があります。

■世の中は、いつの時代も、敵と味方が、2極化されています。

■社会・会社・家族・国は味方の人間の信頼共同結束が大切であります。

■礼拝対象物(神・仏・お守りなど)への信心を持つ事が、自分の精神力を増幅します。

■最後に人を動かすのは、金でなく心であります。(金では買えないものに真の価値がある)

■「諸行無常・盛者必衰」であり、何事もほどほど(普通)が勝ち残る。「質実剛健」が大切な生き方です。

■「人生守りと、攻め」の両方をバランスよくコントロールするのが大切です。

■「老いては、子に従え」が家を守ります。家族が一番の自分の味方です。

■人には、それぞれ「 分相応 」というものがある。

■人間社会というものは、「籠に乗る人、担ぐ人、又そのわらじを作る人」でバランスがとれ、構成されます。

■人権は何人も平等であるが、天命というべき、個人個人の、社会における役割りがあります。

■職業に貴賎はないが、「職権」というものがあります。

■働く業種、能力、実力、功績により報酬の格差がでます。

■価値観が違う人間を、同一にする事は不可能である。