利用規約・利用条件
2012年5月1日改訂
株式会社 電算
迷惑メールフィルタサービス利用条件
第1章 迷惑メールフィルタサービス
1.電子メールの監査機能
当社の提供する迷惑メールフィルタサービスは、当社独自の判断基準による監査結果を分類・集計することにより電子メール1通毎に会員が容易に判断可能なヘッダ情報を追加する機能です。
ヘッダ情報はメールサーバや、メールソフトウエアが電子メールの通信状況を判断するために使用されており、電子メール本体(本文)は本サービス利用の有無に係わらず同じ内容で配送されます。
2.提供するサービス形態
迷惑メールフィルタサービスにはヘッダ情報を追加する「ヘッダ型」、ヘッダ情報の追加と専用フォルダへの振り分けを同時に実施する「分離型」の2種類があります。
「分離型」はインターネット接続サービスのウイルスチェックオプションを追加でご契約いただいているお客様のみご利用いただけるサービス形態です。(1) | ヘッダ型 電子メールの監査集計結果が基準値を上回った場合、ヘッダ情報に含まれる「件名(Subject:)」の先頭に「[spam]」の文字列が挿入されます。 ヘッダ情報が追加された電子メールは通常のメールボックスへ保存され、メールソフトウエアの操作によって受信することが可能となります。 |
(2) | 分離型 ヘッダ情報が追加された電子メールは会員のメールスプール(保存)領域内に独立して用意された迷惑メール専用のメールボックスへ保存されます。 迷惑メール専用のメールボックスは、そのメールボックス単位に状況確認、通常メールボックスへの移動、保存されているメールの一括削除操作が可能です。 |
3.利用開始
会員は、本利用条件を承諾いただき、電子メール管理画面から本サービスの機能を有効にしていただくことによりご利用を開始いただくことができます。
4.利用停止
会員は、電子メール管理画面から本サービスの機能をいつでも停止することができます。
機能を停止により、許可リストおよび拒否リストの登録内容は削除され、利用を再開されるときには許可リストおよび拒否リストの再登録が必要となります。5.利用上の注意事項
(1) | 全ての迷惑メールを正しく判断することを保証するものではありません。迷惑メールでも普通のメールと判断されたり、普通のメールが迷惑メールとして判断される可能性があります。 |
(2) | 電子メール1通の容量が256Kバイトを超える場合には、本サービスの機能が無効となり通常の電子メールとして扱われます。 |
(3) | 迷惑メールと判断される基準は、avisサービス全てにおいて共通であり、会員が独自に設定することはできません。 |
(4) | 迷惑メールと判断される基準は、当社の判断により予告無く変更されることがあります。 |
(5) | 迷惑メールと判断された電子メールは、必ずメールボックスへ保存され通信(配送)途中で破棄することはできません。 |
(6) | ホスティングサービスではドメイン名単位でのご利用となり、メールアドレス単位でご利用いただくことはできません。また、利用設定は管理者権限でのみ可能です。 |
(7) | 本サービスと電子メールの自動転送を併用利用することはできません。電子メールの自動転送が設定されている場合には、電子メールの転送が優先され本サービスによる電子メールの監査は実行されません。 |
(8) | ホスティングサービスではドメイン名単位で動作することから、許可リストおよび拒否リストの設定ができません。 |
(9) | 許可リストおよび拒否リストの設定件数には上限があります。また、この上限を超えて設定することはできません。 |
(10) | 会員が独自に設定可能な、許可リストおよび拒否リストに合致する電子メールは当社独自の基準で判断されることなくメールボックスへ保存されます。 |
(11) | 通常メールおよび迷惑メール専用のメールボックスから削除された電子メールの復旧はできません。 |
(12) | 迷惑メール専用のメールボックスから電子メールを削除せずに放置すると、利用可能な電子メールのスプール(保存)容量が減少し電子メールが届きにくくなることがあります。 |
(13) | 迷惑メール専用のメールボックスへ分離された電子メールを1通毎に操作することはできません。 |
(14) | 迷惑メール専用のメールボックスの自動削除機能を有効に設定した場合、午前4時から起算して168時間以上保存されている電子メールがavisサービス用設備より削除されます。 |
(15) | 本サービスは電子メールウイルスを駆除するサービスではありません。電子メールウイルスの駆除を希望される場合には、メールウイルスチェック2サービスのご利用をお奨めします。 |
(16) | 本サービスをご利用いただきますと、電子メールに以下のヘッダ情報が追加されます。 X-Spam-Flag:X-Spam-Status: X-avis-flug: |
6.免責
(1) | 本サービスの提供に必要な電子メールの確認処理、分離後に提供される各種処理に関する紛争の防止措置を会員とその関係者の皆様が適切に講じておられることを前提とします。 |
(2) | 当社は、avisサービス用設備へ配送されてくる全ての電子メールに対して監査機能の完全な実行を保証しません。また、会員の設定に反した処理が実施されたことに起因する損害について、当社は何ら責任を負いません。 |
(3) | 本機能の利用により、会員とその関係者の皆様の相互または第三者との間で問題が生じた場合、会員とその関係者の皆様は自己の費用と責任で問題を解決し、当社に何らの迷惑や損害を及ぼさないものとします。 |
附則
この利用条件は2006年3月10日から適用されます。