啼鵬(ていほう)
 東京芸術大学附属高校を経て同大学作曲科卒業。作曲を浦田健次郎、故山田泉、
川井學の各氏に師事。
 芸高在学中は自身がピアニストを務めたロス・ソリスタス・デ・タンゴ・芸高
を率いて活躍。またバンドネオンを独習。

須川展也、葉加瀬太郎、live image、川井郁子、あがた森魚、カルメンマキ、安寿ミラなどのツアーに参加。

その他これまでに菅原洋一、芦野宏、阿保郁夫、冴木杏奈などをサポート。

2002年には武満徹の唯一のバンドネオン作品「Cross Talk」を再演。現在はロス・マエストリートス・デル・タンゴのリーダーとして、また広島を本拠地としたモダン・タンゴ五重奏団のメンバーとして活動。日本で数少ないバンドネオン奏者の1人でありながら、ポップスから現代音楽までのその多彩な活動は、バンドネオン=タンゴの常識を覆す異色バンドネオン奏者とされる。


 1998年にはカンツォーネの女王、ミルバの日生劇場35周年記念公演「七つの大罪」にピアニストとして参加。2000年に渡欧し、第3回オウルンサロ国際音楽祭に参加。ピアソラのバンドネオン協奏曲「3つのタンゴ」を演奏。また林隆三主演の「三文オペラ」に参加した他、松たか子主演の「VOYAGE」「セツアンの善人」ではバンドネオンの他にピアノ、マンドリン、サックス、ヴィオラを担当。

2003年にテレビ朝日開局45周年記念ドラマ「流転の王妃」の編曲を担当。モスクワ・
フィルハーモニーとの録音のため渡露。
 作編曲、バンドネオン、ピアノ、指揮、また実弟の主宰する弦楽四重奏団、佳秋クァルテットのヴィオラ奏者、アコースティック・ユニット、といぼっくすのメンバー、フュージョン・バンド「なおとくんとていほうくん」での活動など、マルチ・ミュージシャンとしてグローバルな活動を展開中。


 主な参加CDに「Cafe 1930/須川展也」(東芝EMI)

「The Red Violin/川井郁子」(Victor)

「あのころ...日本のマエストロたち/といぼっくす」(BMGファンハウス)
「鉄腕アトム・オリジナル・サウンド・トラック」(SONY)

「流転の王妃オリジナル
・サウンド・トラック」(HATS)など。

また「ザ・サクソフォーン」シリーズ(アルソ出版)の他、全音、ヤマハ・ミュージック・メディアから独自のアレンジを施したピアソラ曲集を出版している。


先生である啼鵬氏の情報

http://members3.jcom.home.ne.jp/3113924401/takumi-studio/

 

啼鵬氏とお仲間の活動情報はこちらへ

http://homepage1.nifty.com/naototeho/index.htm