平成15年4月11日
平成15年度「心理臨床ゼミナール」講義計画
守 一雄
1.授業の狙い
大学での勉強の仕方について学ぶとともに、心理臨床専攻の基礎となる心理学という学問の学び方を学ぶ。
2.授業の概要
授業は、教育学部心理臨床専攻担当教官全員が交代で行う。講義は、2週間ずつ8つのトピックに分けて行う。奇数週には担当教官の講義と説明があり、受講学生に課題図書が示される。学生は、翌週までに課題図書を読んで読後レポートを書いてくる。偶数週の授業では、課題図書に関して教官を交えた討議が行われる。このようにして、受講学生は大学での勉強方法と心理学の基礎に関わる8つのトピックについて、「読み・聞き・書き・話す」という4つの技能を通して学ぶことになる。
3.成績評価の方法
読後レポートの内容・討議の発言・出席点などを加味して総合的に評価を行う。
4.履修上の注意
第1回目(4/11)の授業は、長野キャンパスで行うので注意すること。
5.授業計画
4/11(守)【長野】講義 大学のカリキュラム・単位認定の仕組み
4/18(守) 読後レポート(1)とディスカッション
4/25(小山)講義 読書のすすめ
5/ 2(小山)読後レポート(2)とディスカッション
5/ 9(中西)講義 カウンセリングについて
5/16(中西)読後レポート(3)とディスカッション
5/23(川島)講義 メディアリテラシーについて
5/30(川島)読後レポート(4)とディスカッション
6/ 6(野口)講義 心の健康について
6/13(野口)読後レポート(5)とディスカッション
6/20(天岩)講義 大学での学び方
6/27(天岩)読後レポート(6)とディスカッション
7/ 4(小松)講義 分かりやすい表現の技術について
7/11(小松)読後レポート(7)とディスカッション
7/18(高橋)講義 英語を学ぶことについて
7/25(高橋)読後レポート(8)とディスカッション
6.課題図書
(1)岡本明人『授業ディベート入門』明治図書
(2)安野・河合『人が、ついとらわれる心の錯覚』講談社+α文庫
(3)國分康孝『カウンセリング心理学入門』 PHP新書
(4)谷岡一郎『「社会調査」のウソ』文春新書
(5)(プリントを配布します。)
(6)戸瀬・西村『大学生の学力を診断する』岩波新書
(7)藤沢晃治『「分かりやすい表現」の技術』講談社ブルーバックス
(8)鈴木孝夫『英語はいらない!?』PHP新書
【担当教官の順番は変更の可能性があります。】