第14巻第2号 2000/11/1
XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV
DOHC(年間百冊読書する会)MONTHLY
XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV-XIV
毎月1日発行[発行責任者:守 一雄]
(kazmori@gipnc.shinshu-u.ac.jp)
【これは絶対面白い】
高木仁三郎『原子力神話からの解放』
カッパ・ブックス\848
原子力資料情報室の前代表だった高木仁三郎さんが先月8日にお亡くなりになりました。62歳でした。高木さんは原子核化学の専門家で東京大学原子核研究所助手や東京都立大学助教授を勤めた後、反原子力の市民運動のために「体制側の職」を辞し、1975年に原子力資料情報室の設立に参加、その後ずっと市民の立場で反原子力の活動をしてきた人です。
TRCの1980以降出版の書籍データベースで検索した高木さんの著作一覧です。(再版のものや翻訳書・編著の一部は省略してあります。)『原子力神話からの解放』はガンと闘いながらの高木さんの最後の訴えです。岩波新書の『市民科学者として生きる』とあわせて、ぜひ一読をお願いします。 (守 一雄)
- 1.『証言』七つ森書館(2000)\1,800
- 2.『原子力神話からの解放』光文社(2000)\848
- 3.『市民科学者として生きる』岩波新書(1999)\700
- 4.『元素の小事典』岩波ジュニア新書(1999)\740
- 5.『市民の科学をめざして』朝日新聞社(1999)\1,200
- 6.『MOX総合評価』七つ森書館(1998)\2,700
- 7.『いま自然をどうみるか』白水社(1998)\2,000
- 8.『このままだと「20年後のエネルギー」はこうなる』カタログハウス(1998)\362
- 9.『もんじゅ事故の行きつく先は?』岩波ブックレット(1996)\388
- 10.『単位の小事典』岩波ジュニア新書(1995)\631
- 11.『宮沢賢治をめぐる冒険』社会思想社(1995)\1,165
- 12.『ぼくからみると』(絵本)福音館書店(1995)\757
- 13.『プルトニウムの未来』岩波新書(1995)\631
- 14.『高木仁三郎が語るプルトニウムすべて』原子力資料室(1994)\1,000
- 15.『原発をよむ』アテネ書房(1993)\1,456
- 16.『プルトニウムを問う』社会思想社(1993)\4,854
- 17.『反原発、出前します!!』七つ森書館(1993)\2,500
- 18.『マリー・キュリーが考えたこと』岩波ジュニア新書(1992)\583
- 19.『核の世紀末』農山漁村文化協会(1991)\1,456
- 20.『下北半島六ヶ所村核燃料サイクル施設批判』七つ森書館(1991)\3,000
- 21.『食卓にあがった死の灰』講談社現代新書(1990)\543
- 22.『巨大事故の時代』弘文堂(1989)\1,505
- 23.『あきらめから希望へ』七つ森書館(1987)\1,400
- 24.『科学は変わる』社会思想社(1987)\480
- 25.『科学の「世紀末」』平凡社(1987)\1,300
- 26.『われらチェルノブイリの虜囚』三一新書(1987)\650
- 27.『原発事故?日本では?』岩波ブックレット(1987)\250
- 28.『チェルノブイリ』七つ森書館(1987)\1,400
- 29.『森と里の思想』七つ森書館(1986)\1,300
- 30.『科学とのつき合い方』河合文化教育研究所(1986)\400
- 31.『いま自然をどうみるか』白水社(1985)\1,600
- 32.『核に滅ぶか?』径書房(1984)\980
- 33.『核時代を生きる』講談社現代新書(1983)\450
- 34.『プルトニウムの恐怖』岩波新書(1981)\380
- 35.『危機の科学』朝日新聞社(1981)\720
(守 一雄)
DOHCメニュー