2005年12月定例市議会 永井みえ子議員の一般質問

1.障害者自立支援法案について

 市民には益々増える生活への不安と競争の教育。削られる福祉予算。安心や安全を欠いた社会で子供達や普通の住民が精神的にやんでしまっている現状。心豊かな未来の持てる希望のある社会にするために少しでも前進させることが今大変大切ではないのかと考えてる者としての視点から質問をさせて頂きますのでよろしくお願い致します。
 総選挙後の国会で再度提出された障害者自立支援法案はかつて経験したことのない障害者の注目不安の声の抗議行動につつまれるなか、10月31日の衆議院本会議で成立致しました。
 この法案は障害者福祉とは相容れない応益負担となっています。第一に障害が重く、多くのサービスを必要とする人ほど多くの負担金を支払わなくてはならず、これは障害が重いということだけで特別に税金を上乗せするようなものです。第二に幼い頃からさまざまな障害をもった人に於いては就労や財産形成する機会が充分に保障されてないため、「応益負担」となると、家庭の所得状況がサービス利用の可能性を大きく左右することです。同じ障害であっても障害者本人やその家庭が裕福かそうでないかで、社会参加や自立の機会、可能性が左右されてしまいます。はなはだしい不公平を生み出す負担方式といえます。
 第三に極めて高額の利用料の徴収を福祉事業者が行わなければならないことからよりよい暮らしをめざし、共同連帯すべき障害者と事業提供者が高額な利用料負担という「金銭」によって対立させられ、分断させられてしまうことです。「応益負担」がもつこうした問題点は衆議院労働委員会でも論議されました。「障害者のサービスに対して応益負担、定率負担を導入しないというのは世界の常識」と民主党の議員さんも言っています。障害が重ければ重い程負担を重くするという制度は社会保障、社会福祉の名に値しませんと述べ、社民党からも痛烈な批判が相次いだことに加え、与党議員からも負担増ということへの懸念がつよいという声や、当事者の方から利用負担の見直しについてさまざまな心配の声が寄せられています。

 そこでお伺い致しますが、所得の低い方々に対しての軽減措置を市としてどのようにやって頂けるのでしょうか?
 障害者施策を三障害一元化することでこれからは精神障害者の方も対象となるのでよりむずかしく、きめの細かな対応が求められると考えますがケアープランナーの体制、教育はどうなっているのでしょうか?お伺い致します。
 支援決定のプロセスが現状では不透明となっておりますが、審議会のあり方決定プロセスについての考え方をお聞かせ下さい。
 今までも就労を理由とする施設退所者がわずか1パーセントと聞きますが、新たな就労支援事業を創設していく予定があるのでしょうか?お尋ねをしたします。
 利用者の皆様からも障害のある子供を残して親が先に死んでいかなくてはならないので親の死後人に迷惑をかけないように生きていけるだけのお金を少しずつ節約して貯金をしてるのにその限度額も参百五拾万円まででそれ以上は軽減の範囲ではないと言われたと嘆いておりました。
 工賃が1ヶ月参阡円から壱万八阡円位の人達からも利用料をとるということは働く意欲を持たせることはできないという声も聞いております。
 特にグループホームで生活していくことを考えると家賃の補助を市の負担でしてほしいという声も届いておりますが、是非検討して頂きたいと思いますので市のお考えをお聞かせ下さい。
 いづれに致しましても関係する皆様の声をしっかりとお聞き下さいまして皆さんの思いが届くような対応を心よりお願いを致しまして次の質問に移ります。


2.県勤労者福祉センターの存続について

 九月議会で原田議員も質問致しました県勤労者福祉センターの存続についてお伺いを致します。語答弁で市は更地にして返して頂くとのことでしたが利用されている皆さんからの陳情者も出ておりますし県都でもあることですので是非存続する方向で県に対して市としても働きかけて頂きたいと思いますがいかがでしょうか?大変借りやすく駐車場が無料で土日が利用できること、会場費が安い点、勤労福祉の充実を目的として設置された施設ですが長野市内の高齢者などの利用も多く勤労者福祉施設の当初の目的は果たされてきている。バス停も前にあって長野駅からの交通の便も良く、県内各地や県外からの利用者も多く又しないには四百人規模のホールはない点もあって好条件を備えておりますので存続をして頂きますよう宜しくお願いを致します。


3.視覚障害者の選挙権の保障について

 次に視覚障害者の選挙権の保障について質問致します。
 先の総選挙の際に市内の投票所で、点字投票の希望を告げたところ係が点字用の投票の仕方がわからずあちこちに何回も電話で問い合わせしていて受付で投票用紙を渡されるまで待たされ、投票用紙に候補者名を点字で打つ際に用紙に印刷された枠の中に打つことになっているが、その枠は投票する本人である資格障害者にはわからない上に、裁判官の投票も点字で打たねばならず、まわりの人にも投票内容が知られてしまったとのこと。人権に配慮した対応ができなかったものかと思います。
 長野市の点字投票はどうなっているのでしょうか?実態をお聞かせ願います。今後人権に配慮した投票方法になるよう改善すべきと思います。


4.朝陽公民館の改修について

 次に朝陽公民館の改修について伺います。朝陽公民館はほとんどが畳の部屋で、高齢者の皆さまや身体障害者の皆さんが使いづらいと申しております。新しく建てられたところでは改善されておりますが、市内でも立替計画のない公民館は一ヶ所でもイスで座れる部屋に改装して頂けたら多くの高齢者、身体障害者の皆さまが助かると思います。特に朝陽地区は高齢化が進んでいますが、お年寄りの皆さんが元気に活発に活動している地域ですので是非検討して実現していただきますようお願い致します。


5.お出かけパスポートについて

 次に毎回のように質問させて頂いておりますが、お出かけパスポートを電車にも使えるようにして欲しいということでお尋ねさせて頂きます。
 地域にお住まいの女性の方からは「70歳になって使えてよかった。この間は姉妹で戸隠まで行ってきて紅葉が良かったけれど、朝陽駅から長野駅まで640円かかるのでこれが電車にもパスポートが使えると大変嬉しく家計も助かるだけれどしっかりお願いネ」といわれました。この方は行動範囲を広げてますます元気にしていますが、この方はご主人が病気で目を患い車の運転ができない女性でいつもご主人と2人で仲良く街などに買い物に出かける姿を時々お見かけしています。
 又古里地区にお住まいの65歳位の女性からも「よく電車を利用しているが、年金生活の身で電車賃が高いのは大変家計に響くので困る」という声が寄せられています。買い物券も使ってるとのこと。パティオ大門にも時々行きたいし、ヨーカドーや門前プラザで買い物したいと言っておりました。朝陽地域にはスーパーや大型店がないので電車で街に出る方が比較的多くおります。パスポートが電車にも使えるようにして欲しいことと足腰の丈夫な内から使えるようにということで年齢を引き下げて欲しいという声も多く届いておりますので是非取り入れて頂きたいと思いますがいかがでしょうか?中心市街地で住民密着型の商店づくりが進んでいます。お年寄りの方々や生活弱者といわれる人々が歩いて楽しめる街づくりを推進中の権堂商店街の活動や再開発の事業が進む銀座商店街、パティオ大門、観光客だけではなく市民も気軽に憩える場所として商店街活性化や訪れる人に発見と交流の場を提供し、子供からお年寄りまで集う街づくりへの協力にもなると思いますので多くの課の皆さんの知恵を合わせて努力をしてパスポートが電車にも使える方向での検討をお願い致します。
 街づくりについては委員でも視察に行って参りましたが、長浜市では女性が中心になって街づくりを進めておりまして、道案内の標識、水を利用した工夫、ガラス工芸、看板、ベンチなどいたるところに女性の視点に立ったきめの細かな気配りの面が取り入れられているのが見受けられました。
 いろいろな方面での行政の力を結集させて頂き市街地活性化のためにもお出かけパスポートの拡充をお願いを致しまして私の質問を終わらせて頂きます。


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