低用量ピルにはさまざまなタイプがありますが、今回はエストロゲンを含むピルの中でも従来のピルより副作用が少ないと言われている「アリッサ配合錠」についてご紹介したいと思います。
アリッサ配合錠は、月経困難症の治療剤として開発されており、保険適用が可能なピルです



アリッサ配合錠」が従来型のピルと違うところ

「アリッサ配合錠」は2024年12月3日に発売が開始されたばかりの新しいピルですが、従来型のピルより副作用が少ない可能性がある、と言われています。

そもそも、低用量ピルはエストロゲンとプロゲスチン(黄体ホルモン)という2種類の女性ホルモンの合剤であるのですが、
このエストロゲンの部分が血栓症という重篤な副作用を起こすリスクがあるとされています。
「アリッサ配合錠」はこのエストロゲンの部分がこれまでの「エチニルエストラジオール」ではなく、「エステトロール」という新しいタイプのエストロゲンに変わったことで、
ピル特有の様々な副作用がなくなることが期待されています。

具体的には以下の点が従来型のピルより副作用が少なくなることが期待されています。





低用量ピルの処方につきましては医師とご相談ください。