八ヶ岳旧石器通信本書店は、非営利目的

良書をみなさんに紹介するための、コーナーです

宮沢賢治、『注文の多い料理店』のもじり

更新日 2009年 8月 10

『石器づくりの考古学』  長井謙治 著 
   A5版  258頁 4830円
  同成社

第1章 石器づくりの型 / 第2章 斜行有舌尖頭器について / 第3章 石器扱いの違い / 第4章 斜行石器群の広がり
/ 第5章 有舌尖頭器の由来 / 第6章 縄文時代はじまり前夜の東西世界/第7章 「石器扱い」論の地平



 木村剛朗さん追悼論集 『考古学の源流』

 木村剛朗さん追悼論集『考古学の源流』B5 判・340 頁(予定)
2009 年8 月31 日発刊

予約特価 3,500 円(1 部送料 500 円) 制作協力 晴耕雨讀社
 高知を代表する考古学者、木村剛朗さんの追悼論集が完成しました。本書には追悼論文 20 編と追悼文14 編のほか、生前に木村さんが作成した未公開の石器約370 点のデータも掲載しています。
◆ 購入方法と手順 ◆
(1)購入の申し込み
 〈メール〉 tadajin@ra2.so-net.ne.jp
 〈ファックス〉 089-976-3965
 〈ハガキ〉 791-0242 愛媛県松山市北梅本町甲735-4
            木村剛朗さん追悼論集刊行会事務局 多田仁 宛
※ 住所・氏名と、пEメール等連絡先 および 必要冊数 をお書きの上、お申込みください。
   送料は冊数に応じて変わりますので、事務局より代金をご連絡します。ご確認のうえ代金をお振込みください。
(2)入金 ※事務局の入金確認で予約完了です。
 ◎ ゆうちょ銀行振込
   (記号)16140 (番号)1804541
   (名義)木村剛朗追悼論集刊行会(きむらたけおついとうろんしゅうかんこうかい)
 ◎ 現金書留 ※上記の多田宛へ
(3)本の送付
 ゆうメールまたは宅配などで発送します。

 予約の締め切りは平成21年(2009 年)8月31日です。2部以上の送料はご相談となります。なお、予約終了後の販売価格は1部4,000円です。この機会にご購入をお勧めいたします。

★ 予約にあたってのご注意 ★
 ご予約は代金先払いといたします。入金の確認をもって、予約が成立しますのでご注意ください。

本書構成
(序文)木村剛朗君よ! 満塩 大洸
第1部 追悼論文
「和口遺跡採集の瀬戸内技法関係資料をめぐって」 有本 雅己
「殿山遺跡出土の切出形石器」 西井 幸雄
「吉野川北岸域先土器時代遺跡の在地石材」 氏家 敏之
「石製遺物集中部の形成過程を復元する」 絹川 一徳
「愛媛県の高山寺式土器」 兵頭 勲
「縄文時代前期西川津式土器の実年代」 遠部 慎
「中津式の9 細分案と福田K2 式の成立」 柳澤清一
「縄文後期「平城式土器」の型式学的射程」 犬飼 徹夫
「徳島県吉野川流域にみる縄文時代後期社会の小地域性」 幸泉 満夫
「指宿式土器における鉢形土器成立の背景について」 黒川 忠広
「南四国における縄文時代石器群の特質」 山崎 真治
「東四国の姫島産黒曜石」 高島 芳弘
「大宮・宮崎遺跡群の縄文人」 丹羽 佑一
「文様の伝達・変形について」 千葉 豊
「弥生時代の鉤状文と中国北方青銅器文化」 宮本 一夫
「土佐の陶硯」 廣田 佳久
「土佐における初期花崗岩製層塔」 十亀 幸雄
「江戸時代の土管」 高橋 信武
「中谷治宇二郎の反型式学」 西脇 対名夫
「考古学への第四紀地質環境学からの貢献」 満塩 大洸
第2部 木村剛朗さんとの思い出
有本 昭子 小野 秀幸 佐藤 良二 澤下 孝信 冨井 眞
名本 二六雄 西本 則夫 濱田 薫 前迫 亮一 松田 知彦
満塩 大洸 森田 尚宏 山口 将仁 山本 哲也
*以上の皆様から追悼文をいただきました。
第3部 木村剛朗さんの遺稿
「木村遺稿集成」 木村剛朗さん追悼論集刊行会
 木村剛朗さんが保管していた未公開図面を掲載しました。主に旧石器時代遺跡の和口遺跡に関するものです。
第4部 木村剛朗さんの足跡
「木村剛朗さんの足跡」 木村剛朗さん追悼論集刊行会
 木村さんの著作リストと、思い出の写真を綴りました。


 論集忍路子U

編集:出穂雅実・赤井文人・高瀬克範
発行:忍路子研究会
体裁:B5,199頁
発行日:平成20年(2008年)5月24日
定価:2,000円
申し込み方法:5月25日(日)に,日本考古学協会図書交換会会場の六一書房のブースで販売予定です.以後は六一書房 info@book61.co.jpで扱っております.
※編集者による郵送はおこないませんのでご了承ください.

内容:

特集「北海道勇払郡厚真町上幌内モイ遺跡旧石器地点の調査研究」
出穂雅実「特集にあたって」
乾 哲也「北海道勇払郡厚真町上幌内モイ遺跡の調査略報−地理的条件を中心に−」
出穂雅実・小田 寛貴「北海道勇払郡厚真町上幌内モイ遺跡旧石器地点の放射性炭素年代」
林 和広「北海道勇払郡厚真町上幌内モイ遺跡旧石器地点における土壌分析」
出穂雅実「北海道勇払郡厚真町上幌内モイ遺跡旧石器地点の花粉分析と植物相」
倉 純「北海道勇払郡厚真町上幌内モイ遺跡旧石器地点出土の旧石器時代石器群における剥離方法の同定」
高瀬克範「北海道勇払郡厚真町上幌内モイ遺跡旧石器地点出土石器の使用痕分析」
中沢祐一「北海道勇払郡厚真町上幌内モイ遺跡旧石器地点における居住史」
赤井文人「上幌内モイ石器群の剥離過程」
山岡拓也「北海道勇払郡厚真町上幌内モイ遺跡旧石器地点出土の旧石器時代石器資料に関する石器素材利用の特質と技術的コンテクスト」
山田 哲「北海道の細石刃石器群における上幌内モイ遺跡旧石器地点出土資料の位置づけ−特に札滑型細石刃核に関連する石器群の中で−」
長沼正樹「両面石器リダクションの事例(1)−札滑型細石刃核に関連する石器群−」


一般論文:
佐野勝宏「石器集中部と住居範囲の空間的関係−ゲナスドルフの事例分析−」
岩瀬 彬「大型尖頭器石器群から有茎尖頭器石器群への石器製作構造の変化に関する再検討−相模野台地とその周辺を事例に−」



 後期旧石器時代の成立と古環境復元 2008年 4月刊行

 比田井民子 伊藤健 西井幸雄 編
 205頁 3,150円
 ■ 発行 六一書房 info@book61.co.jp 注文も同じ

 <目 次>

I 総 論
 文化地理学的にみた考古学の意義について           白石浩之 
II 立川ローム層の形成と石器文化
 後期旧石器時代遺跡の文化層の諸問題             西井幸雄 
 南関東における立川ローム層のスコリア形態          上條朝宏 
 −多摩ニュータウンNo.681遺跡の立川ローム層に見られるスコリアの形態−
 武蔵野台地における後期旧石器時代前半期石器群の層位編年研究に関する
 諸問題                                  山岡拓也 
 後期旧石器時代後半期の武蔵野編年に関する諸問題       飯田茂雄 
 先土器時代の複数文化層遺跡における諸問題          藤田健一 
 北関東地方における岩宿時代の層位と文化層          小菅将夫 
III 遺跡復元と空間的分析
 ジオアーケオロジーとセトルメントアーケオロジーの接点
 −欧米での研究から−                        阿子島香 
 酸素同位体ステージ3の時代の武蔵野台地           久保純子 
 武蔵野台地北部における後期旧石器時代遺跡の立地環境     加藤秀之 
 武蔵野台地立川面における後期旧石器時代遺跡形成のモデル   野口 淳・
  −野川〜多摩川間の地形形成と後期旧石器時代遺跡の動態−   林 和広 
 関東地方北西部における火山災害と遺跡分布の関係      関口博幸・麻生敏隆 
 武蔵野台地における後期旧石器時代の遺跡立地と地形     伊藤 健 
IV 成果と展望
 討論                            比田井民子・伊藤 健
 総評 −旧石器時代研究の指標−                 安蒜政雄

 


「山形県高畠町 日向洞窟遺跡西地区石器群の研究T」
「山形県高畠町 日向洞窟遺跡西地区石器群の研究T」
−縄文時代草創期の槍先形尖頭器を中心とする石器製作址の様相−

( 東北学院大学文学部歴史学科佐川ゼミナール
  山形県東置賜郡高畠町教育委員会
  山形県立うきたむ風土記の丘考古資料館 編 )


刊行のお知らせ

このほど、日向洞窟遺跡西地区石器群の研究報告書が刊行の運びとなりました。

今回は日向西石器群の調査研究の第一段階をまとめたもので、
縄文草創期のトゥール1,678点を対象とした報告となります。
A4版オールカラーの160ページで、内容は下記のとおりです。

 第1章 調査・研究の経緯(佐川正敏)
 第2章 日向洞窟遺跡西地区の調査(井田秀和・鈴木雅)
       ・・・発掘調査の概略、基本層序と遺物出土状況
 第3章 草創期(Y層出土)の石器(佐川・鈴木)
       ・・・石器組成と各器種の解説、実測図とカラー写真
 第4章 考察
     1.日向洞窟遺跡西地区の槍先形尖頭器製作を技術基盤とする石器群と東日本における位置づけ(鈴木雅)
     2.日向洞窟遺跡西地区における石器製作のテクニーク(大場正善)
 第5章 結語(佐川正敏)
 附 章 日向洞窟遺跡西地区出土石器観察表
 英文要旨

価格は1冊3,000円(送料別)となります。
ご希望の際は下記のフォームからご注文ください。

http://miyagi.arcpot.com/info/mail/books.htm


『石槍革命 八風山遺跡群』

須藤隆司著 3月31日 新泉社刊行

 

「石槍革命」とは何とも刺激的なタイトルである。本書は、佐久市教育委員会の須藤隆司が、自らが調査を実施した佐久市香坂の八風山遺跡群を題材に、石槍の生成をドラマティックに追ったものである。

 佐久市八風山周辺は、もともと黒色安山岩の産地として知られていたが、長野自動車道の下茂内遺跡の調査を皮切りに、後期旧石器時代から縄文時代草創期にかけての大規模な石器製作址が存在することが判明した。

須藤は、出身校の明治大学考古学博物館に勤めていたが、縁あってか佐久市に勤めることになった。それまで佐久市に旧石器遺跡はなく、「須藤さんが旧石器を連れてきたね」といわれたという。須藤は、明治の明治らしい石器研究を受け継ぐ、数少ない人間である。

八風山遺跡群から出土した石器のひとつひとつを丹念に接合し、その製作工程や、遺跡構造を読み解く仕事を、須藤はこれまでおこなってきて、厚さ5センチもある報告書も出した。その成果を旧石器時代史に還元したのが本書で、次のコンテンツからなる。

第1章 厚い火山灰の下に

第2章 石槍の発明

第3章 旧石器社会

第4章 石槍の革新

第5章 旧石器社会の進化

以上の章立てからもわかるように、本書は石槍を通じて、その革新性を論ずるばかりでなく、旧石器社会やその進化をも視野に入れた渾身の著作である。

96頁、オールカラー、1500円。お近くの書店か、六一書房info@book61.co.jp


  食糧獲得社会の考古学 刊行!

 1 編者 佐藤宏之
 2 版型 A5 上製本 265頁 5200円(税抜き)
 3 発行 朝倉書店
 4  
注文  六一書房
 info@book61.co.jp さんに
 5 内容 
      食糧獲得社会の考古学 (佐藤宏之)
      遊動型先史狩猟・採集民の食糧獲得(鈴木美保)
      最終氷期末における内水面漁労の導入をめぐって(堤隆)
      縄文時代の海洋適応(須田良平)
      縄文・弥生幻想からの覚醒(山田昌久)
      定住狩猟民の狩り(山内利秋)
      縄文人の食生態(西本豊弘)
      オセアニア島嶼部における生計戦略の長期過程(後藤明)
      熱帯アジア地域の狩猟採集民の生業像(西村昌也)
      中国大陸の先史狩猟採集民(森本和男)
      北米北西海岸とカリフォルニアの狩猟採集民(羽生淳子)
      初期人類の食糧獲得戦略(西秋良宏)


 最新刊 ! シンポジウム  日本の細石刃文化 V 2004.12.14刊行

  八ヶ岳旧石器研究グループ

内容

原産地遺跡における細石刃石器群の技術構造
 
鈴木宏行


関東以北の細石刃石器群の遺跡構成

 山科 哲


東京都瑞穂町狭山遺跡石器組成の再検討

 国武貞克


下総―北総回廊をめぐる細石器石器群の

生態学的一考察
田村 隆


細石器文化と海上渡航

 池谷信之


九州細石器文化における地域性の分立とその評価

 木ア康弘


日本列島の細石刃遺跡と細石刃資料

 堤  隆


★ A4 90頁 1500円 (送料実費)

★ お申込みはメールで
 tsutsumi@avis.ne.jp

   黒曜石3万年の旅 堤隆著 
    
    NHKブックス 
注文はこちら 

    六一書房
 info@book61.co.jp



『先史人類の洞窟美術』
セサル・ゴンサーレス監修・解説 
大学、図書館向けに販売。
教育・研究用ライ センスフリー 
189,000円(税込み)
http://www.texnai.co.jp/jap/DVD/index.html
編集・発刊:テクネ




『狩人たちの洞窟壁画』
海部陽介監修DVD-ROM
一般向け
5,800円 (税込み)
http://www.texnai.co.jp/jap/CDROM/cdrom_top.html

 
洞窟に入った臨場感
 DVD 出ました!


 『先史人類の洞窟美術』

      北スペイン篇


 本データベースは、1998年、情報処理推進機構IPAの委託を受け、スペインのカンタブリア大学と株式会社テクネが共同して開発したPhotoVRマルチメディアデータベースで、スペイン北部の壁画洞窟23ケ所と考古学博物館5ヶ所を取材し、後期旧石器時代の洞窟壁画と装飾骨角器をQTVRオブジェクトムービーや球面パノラマなど最新のPhotoVR技術で情報化したもの


『狩人たちの洞窟壁画』

 本DVD-ROMは、国立科学博物館新館オープンに向け、PhotoVRデータベース『先史人類の洞窟美術』北スペイン篇を一般向けのマルチメディア・コンテンツに改編したものをそのままDVD-ROMに収録したものです。現地取材した北スペイン屈指の壁画洞窟16ヶ所の他、改編にあたっては現地研究者のインタビューを加え、更に現在ヨーロッパでも最も注目を集めているラ・ガルナ洞窟の壁画と装飾骨角器を収録してあります。
 お問合せ
 テクネ info@texnai.co.jp
 


新刊出ました!

 矢出川遺跡を中心に、日本列島の細石刃石器群を追った本です。
 ぜひ読んでくださいね。

 『氷河期を生き抜いた狩人・矢出川遺跡』
 
 堤  隆 著
 新泉社刊
 オールカラー 94頁
 1500円 (税別)

 

 内容
 1章 高原のフィールドワーク
 2章 細石刃とは何か
 3章 矢出川の古環境
 4章 高原に残された遺跡の謎


 六一書房で買えます。

 info@book61.co.jp




新刊 『石器実測法』 田中英司著
 必携! 石器研究は、まず実測が理解の基本

 雄山閣 定価:2500円(税別) 87頁

 1 石器実測図の歴史
   絵図・正投影図/木版と石版/大森貝塚と陸平貝塚/研究者が実測者
   現代の実測図
 2 実技
   石器実測図の原則/外形から稜線まで
   /リング・フィッシャーからトレースまで/配置と表現
 3 石器実測図集成



  杉久保系石器群の文献 3点刊行!!
  『シンポジウム:杉久保遺跡の石器群をめぐる諸問題』
 第16回長野県旧石器文化研究交流会発表資料。130頁、2000円。
  『杉久保遺跡出土の石器/資料図録』
 杉久保遺跡出土のすべての石器の写真集、48P、1000円。
  『杉久保遺跡文献資料集』
 杉久保遺跡の主要文献を再録したもの、73P。とっても便利。1000円
 申込みは長野県旧石器交流会事務局、谷和隆さんまで。tanio100@yahoo.co.jp

 送料実費、代金後納(郵便振替)

このほかの交流会資料も多少残部あります。上記、谷さんまで

 第15回交流会資料(野尻湖編年:2500円)
 第14回交流会資料(中期旧石器:1000円)
 第10回交流会資料(黒曜石シンポ:1000円)


シンポジウム「日本の細石刃文化」刊行!


 1953
年より2003年までの50年にわたる細石刃文化研究の成果を集成するとともに新たな研究方向を模索する論文を掲載。
 北海道から九州におよぶ1792個所の細石刃文化遺跡の地名・属性表をCDロムで添付、研究者の便をはかった。

 

★ A4 2分冊 総頁700頁 国内細石刃文化遺跡属性表 CD1枚添付

  頒価 7000円 (荷造り送料実費)

  申し込み eメールで 八ヶ岳旧石器研究グループ堤 まで

 

T巻 列島における細石刃文化の様相 目 次

 

北海道東部の細石刃石器群 ・・・・・・・・・ 山原敏朗・・・・・・・ 1
北海道西部の細石刃文化 ・・・・・・・・・・寺崎康史・宮本雅通・・・25
東北北部地域の細石刃文化 ・・・・・・・・・川口 潤・・・・・・・・53
東北地方南部の細石刃文化 ・・・・・・・・・大場正善・・・・・・・・72
中部地方北部地域の細石刃文化 ・・・・・・・立木宏明・・・・・・・・99
中部地方南部地域の細石刃文化 ・・・・・・・吉井雅勇・・・・・・・ 128
北関東の細石刃文化 ・・・・・・・・・・・・萩谷千明・・・・・・・ 156
南関東地域の細石刃文化 ・・・・・・・・・・永塚俊司・・・・・・・ 184
東海東部における細石刃文化 ・・・・・・・・富樫孝志・・・・・・・ 234
近畿・東海西部の細石刃文化 ・・・・・・・・松浦五輪美・・・・・・ 253
中国地方における細石刃文化 ・・・・・・・・光石鳴巳・・・・・・・ 268
四国・瀬戸内地域の細石刃文化 ・・・・・・・多田 仁・・・・・・・ 291
九州北部地域の細石刃文化 ・・・・・・・・・杉原敏之・・・・・・・ 321
東南部九州地域の細石刃石器群 ・・・・・・・松本  茂・・・・・・・ 368
日本列島における細石刃文化遺跡 2003 ・・・・・・・・・・・・・・ 415

 

U巻 細石刃文化研究の諸問題 目 次

 
細石刃の機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・米田 寛・・・  1
荒屋型彫刻刀の機能 ・・・・・・・・・・・・・・・鹿又喜隆・・・ 11
いわゆる荒屋型彫器の形態的検討 ・・・・・・・・・加藤 学・・・ 25
細石器文化における遺構 ・・・・・・・・・・・・・加藤 学・・・ 53
細石刃石器群の遺跡形成過程 ・・・・・・・・・・・野口 淳・・・ 65
石材環境と技術適応 ・・・・・・・・・・・・・・・栗島義明・・・ 69
細石刃石器群の技術とその背景:素描 ・・・・・・・仲田大人・・・ 83
両面調整石器の問題 ・・・・・・・・・・・・・・・長沼正樹・・・102
北方系細石刃石器群の移動形態 ・・・・・・・・・・佐野勝宏・・・122
北海道の更新世末における石材消費形態からみた
遺跡間変異の検討 ・・・・・・・・・・・・・・・・高倉 純・・・132
細石刃石器群の石材需給とセトルメントシステム・・・堤  隆・・・152
長者久保・神子柴石器群と細石刃石器群の関係・・・・谷口康浩・・・171
細石刃文化の年代に関する諸問題・・・・・・・・・・工藤雄一郎・・193
朝鮮半島の細石刃文化・・・・・・・・・・・・・・・小畑弘己・・・210
中国の細石器文化研究・・・・・・・・・・・・・・・加藤真二・・・232
シベリアの細石刃文化・・・・・・・・・・・・・・・加藤博文・・・246
日本細石刃文化研究の現状と課題・・・・・・・・・・橋本勝雄・・・267
細石刃石器群研究のパースペクティブ・・・・・・・・・・・・佐藤宏之・・・・276


MICROBLADE 第2号

 旧石器時代の人口推定(仲田大人)
東矢出川遺跡の旧石器(長崎治ほか)
丘の公園第2遺跡における黒曜石利用(保坂康夫)
三沢遺跡の旧石器時代の黒曜石利用(堤隆ほか)
立石A遺跡の草創期文化(吉澤靖)
立石A遺跡の台形様石器(吉澤靖)
立石B遺跡の縄文時代資料(吉澤靖)
黒曜石の由来(堤隆)
三沢・立石A・立石B遺跡の黒曜石産地推定(望月明彦)

2002年 5月25日 発刊予定!!

 120頁  2500円  送料実費

予約申込み:堤隆までメールで
tsutsumi@avis.ne.jp

旧石器時代研究専門誌 MICROBLADE 創刊号

 いよいよ刊行!

● 内 容

 皮なめしの場 ・・・堤  隆
 新潟県北部地域における国府系石器群の変容について ・・・吉井雅勇
 遺物重量と遺物の上下拡散 ・・・中沢祐一
 中原1C地点のナイフ形石器と黒曜石原産地 ・・・吉澤靖
 中ッ原1G地点の細石刃文化資料 ・・・・由井一昭・鳥居亮
 中ッ原5B地点の新資料 ・・・・小口達志・由井一昭
 男女倉遺跡群採集の角錐状石器 ・・・・鳥居亮
A4版 80頁 2000円 送料実費 メールかハガキで注文 代金後納


野辺山シンポジウム2000 人類の適応行動と認知構造

 2000年10月14日 刊行!

21世紀の旧石器考古学を模索する。
キーワードは、環境、適応、そして心


   内  容

 人類進化と適応行動  ………………………………………………… 佐藤宏之 
 石材資源と利用行動 − 歩く人類の適応行動 −………………… 野口 淳 
 環境と人類 ― 相互作用論と適応の構造 − …………………… 小野 昭 
 寒冷環境への適応  …………………………………………………… 加藤博文 
 シェーン・オペラトワールと技術組織   ……………………………… 西秋良宏 

 適応・進化・認知  ― 認知考古学の役割 ―  …………………… 松本直子 
 石器研究と認知考古学  ……………………………………………… 桜井準也 
 石器製作技術と音声言語 − ルヴァロワ剥離方式における実験研究 − 大沼克彦 
 景観と象徴 ……………………………………………………………… 安斎正人 
 スタイルとエスニシティー  ……………………………………………… 田村 隆 
   
限定300部 ! お早めに!!
A4版 120頁 2500円 送料実費 メールかハガキで注文 代金後納 


ベストセラーの書棚


我が国 初!

旧石器考古学辞典 完成!

松藤和人さんらを中心とする旧石器文化談話会は、4年という歳月をかけて、
『旧石器考古学辞典』を編集した。
執筆は同会員ほか総勢16名。


解説用語は765項目にわたる。
必要な時に辞典を引くことのほか、各項目のひとつひとつを読むことでよい勉強になる。
何と知らない事柄の多いことか?

日本の旧石器考古学の基礎をなす、
重要な仕事の完成といえる。


244頁 3200円
発行 : 学生社



日本を代表する
後期旧石器遺跡の報告書


柏ケ谷長ヲサ遺跡
1997年刊行

相模野台地の11文化層を紹介
国府型ナイフ形石器出土
黒曜石全点の産地分析

発行:柏ケ谷長ヲサ遺跡調査団
A4版 550頁
価格5000円 荷造り送料 1000円


注文はここをクリック