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上田 道・川の駅に思う 2001年3月 |
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道の駅とは、全国の主要道路の拠点に駐車場・トイレなどの休憩施設、交通・観光・地域文化などに関する 情報施設、レストランや特産品販売施設などを設け、快適なドライブが楽しめるよう作られた施設です。 建設中を含めて600ヶ所の道の駅があります。
川の駅とは「水辺プラザ事業」や「水辺の学校」などで実施されてきております。 「上田川の駅」は川の駅として全国ではじめての事業のようです。日本一長い千曲川で、千曲川全体を考える、 素晴らしいきっかけをつくる事業のようです。
道・川の駅に温泉施設や物販・飲食・休憩施設と考えられているようです。 私は駐車スペースとトイレ、休憩施設があればあとは多目的広場で充分ではないかと考えてしまいます。 上田坂城バイパスが全線開通するのは先の話しです。開通してから必要に応じた施設ができてもいい訳です。
日本一の千曲川に、千曲川を代表する施設とすれば、私は「鳥と魚と昆虫と植物」のビオトープ」の観察施設と 考えます。これは生態を観察できる、多穴質空間を組込み、大型猛禽類の住み場、 野鳥やコウモリの住み場、昆虫や植物、そして水中には魚類の住み場をつくり、それを観察できる施設です。 鉄筋コンクリートのオベリクスに石積みなど多穴質空間をくるんだもので、簡単なことでいえば、 5センチ10センチぐらいの穴をあけておくば、コウモリが住み着きます。石の間には昆虫たちの住み場になるし、 水中なら魚の巣になります。チョウゲンボウでも住み着いたら、それは日本中どころか世界中から 観察に人々が集まってくるでしょう。猛禽類の写真家宮崎学さんの話しによれば、砂防ダムのヒューム管の中に 巣作り、産卵したフクロウがいるそうです。野生動物の巣作り環境の激減の中で、野生生物の生態観察のできる、 野生生物のマンション、= シンボルオベリクス =ビオト−プ 上田 道・川の駅にもっともふさわしい施設ではないかと思います。
魚類の住み場は空石積みや木工沈床、そして千曲の水をサイホンで引き込んで湧かせれば、 ハヤの産卵場もできます。 岩鼻の断崖はモイワナズナの最南端の生育箇所であり、北側の虚空蔵山にはナンジャモンジャ(フジキ)の 最北端の生育地です。岩鼻の断崖には猛禽類のチョウゲンボウが住み、川辺に集まる野鳥や小動物を狙っています。 先日はハヤブサがつがいでいることが発見され、話題を呼んでおります。 ![]() ![]()
上田 道・川の駅にもっともふさわしい施設
1、 鳥と魚と昆虫と植物のビオトープ シンボルオベリクス & 生態観察施設 (チョウゲンボウ、モイワナズナ等の生態観察) 2、千曲公園の緑を、道・川の駅に「緑道」にて導き、生態系を引きこむ。 3、サイクリングロードの拠点とし、浦野川の最下流に自転車&人間専用の吊り橋を設ける。 4、 日本百景のひとつ千曲公園への散策園路の整備 5、 上田のシンボル太郎山の逆さ霧の観察
鳥と魚と昆虫と植物のビオトープ シンボルオベリクスの具体施工案 人間と自然生物の生態との共存、これが現代社会にもっとも必要な事です。いまだに本気で認め 本腰で取り組もうとする人は少ないのですが? しかしこれからの時代自然生物との共存なくして、人間は生きられません。、、、、、、
石積等にて多穴質空間を搭状にに積み上げる、難燃性、構造計算ができ、裏付の取れる材料。 岩鼻の高さに似合う高さと形、岩鼻の生態を取り込める仕組み。コンクリートのく体に石を貼る(積む)。 上部猛禽類の巣、中間コウモリなどの巣、観察展望台、下部小鳥の巣、昆虫の巣、地下 水中に魚の巣→ガラス越しで観察。(ワンドにより川を引き込む、ヘドロが溜まる 上流よりサイホンにより水を引き込み、湧かせる)地上部はファイバースコープにて観察できるシステム。 |
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1、 千曲川鼠橋調査地点の生物群集/生態系を性格づける河川の特性 2、 現存植生と植生をめぐる相互作用 3、 魚類と魚類をめぐる相互関係、および魚類調査の方法 4、 鳥類をめぐる相互関係 5、 昆虫類をめぐる相互関係
microhabitatやhabitatの生態学の話しで、時間が足りず、ちょっと腹7分目といった感じでした。 後日桜井先生を招いて続編を勉強したいものです。
1、 千曲川鼠橋調査地点の生物群集/生態系を性格づける河川の特性 河川は上流から「渓谷河川」→「扇状河川」→「移化帯河川」→「三角州河川」 千曲川で言うと 川上 上田 長野 河床勾配は 1/213 1/1000以下(土砂が溜まる)
上田は回りの山々の影響で扇状になれず、狭い川巾の中を変化しながら流れている。 特徴として、中州、寄州、タマリ、ワンド(入江)分流がある。→ 多様な植生が発達し 近くに大きな断崖があることから、猛禽類の生息を可能にしている。 河床勾配が急なことから、大礫〜巨礫が多く、溶存酸素量が多く、水の浄化作用が高い。 降水量の少ないため流出高が少ない → 水が汚れやすい、そして農地からのNPの流出で BOD,N,Pが日本でトップクラスに高い。「藻が繁殖しやすい川」
下流の長野では上田近辺で育った藻類がワンドなどに溜まり、腐敗する。
2、 現存植生と植生をめぐる相互作用 現存植生 ヤナギ類、ツルヨシ、ヨシ、オギ、ミゾソバ、オオイヌタデ、カワラヨモギ、カワラハハコ、カナムグラ等 帰化植物 ニセアカシア、ハルザキヤマガラシ、アレチマツヨイグサ、ビロードモウズイカ、シダレスズメガヤ、 ヒゲナガスズメノチャヒキ、オニウシノケグサ、クサヨシ、オオブタクサ、アレチウリ等
全体として帰化植物が優位。植生の皆無の砂礫地もある。しかしこれらの場所は 鳥類、魚類、昆虫などの生息と密接な関係をもっている。
現在川原でニセアカシア(ハリエンジュ)がはびこっていますが、本来川原で林を形成する姿はないのだそうです。 千曲川では常に洪水等により流され、更新していくようです。 以前、マツヨイグサがはびこり、次にセイタカアワダチソウがはびこりました。 帰化植物といえども、それはそれなりの川原の風景をつくりました。しかしブタクサがはびこり→花粉病。 アレチウリは野鳥のかくれ場になるといわれますが、餌にはならないようです。 他の植物を枯らすし、私たちの肌を傷つけるし、なんとも景観上よろしくない。 嫌われものの帰化植物もあります。そして近年はハルザキヤマガラシが増えております、 春川原でクレソンのような葉をして,黄色い花を咲かせている奴です。 私は「可愛い花」として、これも川原の風景だと思っていました。 しかし堤防にはびこったら良くないようです。ダイコンのような直根で一年草のため。 枯れた根跡から漏水したり、鼠等に食われ、堤防を軟弱にするそうです。 堤防のことを「堤」といいます。「信玄堤」は植物の根により堤をかためる治水工法です。 山梨県竜王町の信玄堤は、武田信玄が氾濫を繰り返す釜無川の水を治めるため、 永祿2年(1558)年に完成させたものです。この堤は、完成まで17年を要する大工事でしたが、 堤を強化し水の勢いを弱めるため、竹、松、柳が植えられました。
現在は、信玄没後に植えられた欅(ケヤキ)が大きく成長し、通称「お林」と呼ばれ、 水害防備保安林に指定されています。
3、魚類と魚類をめぐる相互関係、および魚類調査の方法 魚類の多様性は高くない。コイ科が多い、次にハヤ、オイカワ(ジンケン)が多い。 ギンブナ、キンブナ、コイ、アブラハヤ、モツゴ、カマツカ、トウヨシノ、ニゴイ等 ドジョウ、アカザ、ゲンゴロウグナ、ナマズ、ウナギ等も成育 外来種 タイフリクバラタナゴ、オオクチバスも定着 ミシシッピアカミミガメ、シナスッポン等も生息。 タマリは魚類の避難、繁殖のすみ場として貴重、石の水制工や木工沈床の石のすき間は、魚類の隠れが場として重要
スキュ−バ潜水調査の長所 ・ 網により捕獲できない生育種がわかる、 ・ 魚を驚かせないで本来のすみ場における行動が観察できる ・ かくれ場、産卵場などすみ場における行動が観察できる ・ 体長の構成や個体数の計数を通して正確な現存量の推定ができる ・ 夜間の採餌等の行動を知ることができる ・ 外来種の生息が早期発見できる ・ 湧水のある場所や河床材料の分布等の詳細がわかる。
3、 鳥類をめぐる相互関係 鳥類・小動物を狙う猛禽類にチョウゲン−、オオタカが生息
5、昆虫類をめぐる相互関係 陸生および水生昆虫類の生息環境や食物関係をめぐる相互関係については、まだまだ 調査・検討し整理しなければならないことが多い。鳥類、魚類との相互関係。
道・川の駅構想は小細工をさけ、私たちがどう利用するか?そこを提案していきたいですね。水に親しむ。水の学習。 次回2月21日(水)PM7:00 創造館 2月17日(土)PM1:00 グランド集合 「ほーほの会」が現地視察します、 時間の都合できる方ご参加ください。
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