11月14日up

信 濃 の 国 の 源 風 景 発 見 2000年11月14日

上田菅平インターに乗り、信濃町へとすすみます。

善光寺平を過ぎると、なぜなのかなつかしい風景になります。赤や黄色の紅葉があざやかに輝き、

お腹の中まで伝わってくる感動は何なのでしょうか? 車窓に映るまぼろしのようなパノラマ。

それはいにしえの森、太古の時代の森、そんな雰囲気を感じます。

「ようこそ信濃へ!」高速道路の切土された斜面でさえ、自然の中に溶け込もうとしているように感ずるのです。

高速道路のラインがなぜなのか、自然の山並みに逆らわないように設計されているように感ずるのです。

(信濃町の雑木林)

 

今日は、信濃町にて環境学習会がありまして、有機質系のゴミの再利用について、学習会にやってきました。

ちょっと時間が早かったために。雑木林の中を歩いてみました。

 

コナラ、ヤマモミジ、ヤマザクラ、コハウチワカエデ、、、舗装のされていない道路は落ち葉で覆われ、

踏みしめて、足に伝わる大地の感触、、、ウンウンいいですね〜

(ヒカゲノカズラ)

(エゾユズリハ)

 おや「ヒカゲノカズラ」だ〜 昔むかし、天照大神が天の岩戸に隠れてしまい、

この世から明かりが消えて、ほとほとと困ってしまった神様たち、

そんな時、天鈿女命さんがあたまにつけて踊ったと伝えられるのがこの「ヒカゲノカズラ」でした。

手にもっていたのは「笹」でした。クマザサがあります。「エゾユズリハ」があります。

この常緑のエゾユズリハは雪の深さ以上に伸びられません。雪からはみでた部分は、

信州の冬期の厳しさに、耐え切れないのです。

(紅のもみじ)

 

標高のせいなのか、お湿りのせいなのか、モミジの紅葉が一段と美しく感じます。

別荘の色もそれぞれ自然に溶け込んでおり、気になる色づかいがありません。

これぞ信州の自然なのでしょう。

カラマツだけが信濃町にいたくないと言っているような気がするのは私だけでしょうか?

 カラマツはもう少し霧の少ない地域、ちょっと乾燥っぽい地域の樹種ではないだろうか?

(雑木林の別荘)

 

信濃町は「森と湖の里」そして「霧の似合う山里」 「信濃の国」そのものイメージの地域であると感じました。

長野県の源風景なのでしょう。

高速道路を降りる前に見えた、異様な建物、リゾートホテルのようでした。今は廃業しているようです。

こういった超粗大異物を私たちはどのように考えていったらいいのでしょうか?

 

俗化した別荘地と違い、信濃町には私たちが忘れかけてきた自然の風貌がある。

北信濃の奥ゆかしさとともに、大切に守り、育てていかねばならないと思います。

野尻湖を見下ろす、岬の上に野尻湖ホテルがあります。まもなく解体されるという噂の中で、

この文化遺産を後世に残せないだろうかと考えるのは私だけではないはずです。

茅葺のイギリス系のデザインでしょうか?

こんなにもすばらしい建物を生んだのは北信濃の風土なのでしょう。

(野尻湖ホテル)

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