2000年2月2日 up   

カキを食べたあとの殻どうします?

 

冬の味は、酢ガキにカキ鍋、海の幸に目のない信州の上田市。

景観を考える「ほーほの会」の定例会は「生カキ」に「カキ鍋」

うまい! 美味い!! 

おいおいそんなに食べて、中毒おくすなよ!

 

食べた後の「カキ殻」は燃えるゴミでしょうか?

燃えない、埋め立てゴミでしょうか?

ある地方都市の焼却場では「燃えるゴミとして出してください」とのことでした。

かつては、石の上で金槌でたたいて、潰して

鶏の飼料にしました。また畑の肥料にも使われました。

 

ファイバーシュレダーです。

木質系廃材の細粉のために開発されました。

そのマシンでカキ殻の処理実験をしました。

カキ殻

粉砕中

粉砕されたもの

 

水産業界では貝殻やカニ、エビ殻の処理困っているようです。

生物が作った資源、大切に使いたいものです。

 


 2000年1月27日 up 

 

「自然の仕組み、暮らしのなかの緑」 

講演会 筑波大学教授林一六先生

 

林一六(はやし いちろく)先生のプロフィール

   昭和14年長野県佐久に生まれ。上田市古里在住

   昭和40年東京教育大学大学院修了 理学博士

   筑波大学教授・菅平高原実験センター勤務

   専門: 生物学,特に生態学の分野を中心に

   アフリカ,内蒙古,ブラジルなどで

   地球環境問題について研究をしている。

 

上田市造園緑化業協会の新年会において、菅平生物研究所にお勤めの

林 一六先生をお迎えし講演会が開かれました。

日本列島は南から常緑樹林帯、夏緑樹林帯、ブナ・ミズナラ樹林帯、エゾ松樹林帯に分類されます。

菅平はもともとはブナ樹林でありました。開拓により農地へと変わりました が、

放任された農地では植物による自然治癒が始まります。始めに「シロザ」が一面に生え

⇒ ヒメジオン ⇒ ヨモギ ⇒ ススキ ⇒ アカマツ ⇒ カケスが実を運んでくる 

ナラ、ミズナラの林になる 120年ぐらいの時間で、最後はブナ林に戻っていくだろう。

 

自然の樹林は、自然そのものが美しく感じる。

樹林は雨を十分蓄える、樹林の中の川は徐々に流れる。

毎年毎年落ち葉が積もっても、落ち葉は徐々に分解されていきます。

1平米の土壌の中に住む土壌生物の数は地球の人間の数より多いのです。

生物が作るものは、カビや糸状菌、細菌、など微生物が分解していきます。

21世紀のテクノロジーは、作ったものを分解させるこただそうです。(循環型システム)

 

植物は光合成により、二酸化炭素を吸い、炭素を植物に固定し、酸素をはき出します。

菅平の空気中の二酸化炭素を計ると 360ppmあります。

夜になると地球の表面から赤外線を放出します。

5haの草園の草の量は4.92(t/ha) 炭素が2.25 二酸化炭素が8.25植物の47%は炭素なのです。

 

上田市の特徴の一つである「河岸段丘」はすばらしいグリーンベルトを構成しています。

ここにはコナラ、ケヤキ、エノキの樹林の中の温度と街中の温度差は、夏場で3度の 違いがあります。

3度の温度差は標高で500メートルの高低差にひってきします。

夏、太陽に照らされ建物や舗装道路が、輻射熱により熱せられ、

車の排気ガス やクーラーの排気熱により街を暑くします。街の中の緑を増やしていけば、

クーラーは必要なくなるでしょう。

植物の47%は炭素である。 自然に朽ちければ、二酸化炭素に戻ります。

炭化することにより、炭素として固定されます。地球の温暖化防止への一案として、

私たち造園家は「剪定した枝を炭化させ、土壌改良剤として、地面に戻していくことが大切なのでしょう。」

植物が燃えて炭化するのに二酸化炭素は発生しないのだそうです。炭から灰に成るとき、

炭素は二酸化炭素になるのだそうです。

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