ホタル舞う学校 夢見て  上田・神科小で親水公園改修

 

 四月に百周年を迎える長野県上田市住吉の神科小学校で、保護者や地域住民、職員などでづくる百周年事業実行委員会・施設環境部会が中心となり、校内の「親水公園」をホタルが舞う水路にしたいと、改修工事を進めている。同小は「ホタル以外にも多様な水生生物がすむ環境へと徐々に整備していきたい」考えで、自然と人間が共生できる環境づくりの取り組みが、地域にゆっくりと広がりつつある。児童や地域が夢を託した「ホタル水路」づくりを追いかけてみた。 

 

                      

 

 

 

               

ボランティア

 施設環境部会や地域のボランティアが今年一月から作業を開始、週末に集まり、親水公園中央の池を固めてあったコンクリート部分を取り壊し、二月末に自然石を敷く作業を終えた。あとは、水路の周りに草木を植える作業を残すだけだ。石やバックホーは関係者が提供した。一方、ホタル水路の水源となる堀越堰(せぎ)は、整備のために、県が九十三年から改修工事を進めている。一部に自然石も使った。工事は三月中に終了する予定で、今月一日からは工事の為に止めていた水を流し始めた。               

 親水公園は、堀越堰の改修に伴い、県が九十六年度春に同校の敷地内に造り学校側は児童の遊び場にと期待したが、約五十平方のだ円形の池は、四方をコンクリートで囲まれているうえ、堰から流れ込む水が生活雑排水などで汚れていることもあり、子供達が遊べる状態ではなかった。                          

 池ができた当時、水質調査をした近くの学校薬剤師佐藤正幸さんは「水が濁っている状態で泡が浮いている時もあった」と振り返る   

 こうした中、翌九十七年に当時の六年二組が水質浄化の取り組みを始めた。洗剤を使わなくても油汚れなどが落ちるアクリル製のたわしを学校祭で販売したり、汚濁防止の為に炭焼きで作った木炭を水路に入れたりした。                        

 担任だった大薮教諭は「子供達がどうしたらいいか答えが分らず、苦しんだ時期もあったが、みんなで一緒に考え、あきらめずに水質浄化に取り組んだ。環境問題に対する意識が高まったと思う」と話す。                         

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