2月3日UP
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話題を呼ぶ花を育てましょう |
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2002・7・12上田菅平インターに隣接する「玄蕃山公園」に「フジアザミ」が植え付けられ話題になりました。
「フジアザミ」アザミの仲間で我が国で最大な花を咲かせ、実に壮大な姿が富士山にふさわしい花なのでしょう。 長野県では小川村の土砂の崩落する崖に生育し、別名「崖アザミ」と呼ばれますように、 「崖」にふさわしいアザミのようです。 上田市の教育委員の清水卓爾さんは上田の風土にフジアザミが良く似合うと熱をこめて語ります。 千曲川の土手にフジアザミの咲く日を夢見ています。 そんな話にすっかりのってしまった私は、静岡大学の知人、知人という言い方は失礼でありましょうが、 私が若いときお世話になり、今静岡大学理学部教授の池谷仙之博士に話したところ、 静岡大学には「フジアザミ」の熱心な研究者がいるとのことで、話はとんとんと進み、 「フジアザミ」の種の入手が可能になり、夢が膨らんでまいりました。
上田に似合うお花を育てましょう。 「赤染めの」真田一族が愛したでありましょう、赤い花のボタンを集め植えられたのが九度山の真田庵です。 真田町の御屋敷には山ツツジやレンゲツツジが植えられました。 上田地域に似合う花の色はひとつには「赤色」であるようです。 「フジアザミ」の下向きの紅紫の花は新しい上田の風物になるのではないでしょうか? そんな思いから、第一歩が踏み出されました。まずは上田菅平インターの玄蕃山公園です、 ここへ7月12日午前9:30から10本ほどの苗を植えます。 ニ三年後、烏帽子や太郎山をバックに直径10センチほどの紅紫の花が咲き誇ることを夢見て! フジアザミが植えつけられるまで
☆ 静岡大学理学部教授増沢武弘博士のご好意によりフジアザミの種をわけていただきました。 増沢先生は富士山の極限地帯の植物群落の研究の第一人者であられ、 大沢崩れの緑化の献身的な功績を積み上げておられる先生で、裸地・崩壊する砂礫地などで、 土砂の流出防止のための先駆植物(パイオニア植物)として、大変重要なものが「フジアザミ」であるそうです。
☆ 今回静岡大学の増沢先生に譲っていただきました種は、上田市浦野の花卉園芸家の小泉寿彦さんに 実生で発芽させていただきました。
☆ フジアザミの性質 @杭にあたる直根を持っている、 1.早く成長する(普通の植物の1.5倍〜2倍の光合成能力がある) 2.多くの種子を付ける(一つの花で300〜400個の種子を付ける) 3.宿根性草本で少なくとも6〜7年行き続ける 4.花の直径は10センチ以上にも生ります(アザミの仲間では日本で最大の花径です)
☆ 30本ほどの苗です。玄蕃山公園・千曲川の土手あたりで、試験的植栽をし、種を増やしたいと考えます。
上田市の教育委員の清水卓爾さんの推薦の言葉 日本固有種のフジアザミ 崩落地の保全最適です。 富士山に多いことからフジアザミ。これほど富士の名前が似合う植物も珍しい。 草丈が大きいものは、1メ−トルにもなり、花の直径も10センチ近く、日本のアザミの中では最大の多年草。 長野県では小川村や鬼無里村に多く見られ、鬼無里名物のあざみ漬けは、この茎が使われていると聞く。 小川村や鬼無里村では、 道路沿いの崩落地やがけに普通に見られる。 この植物、またの名を”ガケアザミ”と呼ばれている。 崩落地にがっちりと根を張り、勢力を拡大している。 まさにガケアザミの面目躍如である。 急斜面の申し子、フジアザミ。 不思議にこれまで道路などの”のり面”の緑化や崩落防止に利用されていない。 のり面の緑化は、ほとんどが外国産の草や潅木が使われている。 これらが逃げ出して、帰化植物の繁茂に拍車をかけている。 烏帽子岳をバックに 太郎山を背景に 独鈷山を借景に 純国産のフジアザミが上田地方の ”のり面”彩りを添えるようになれば 帰化植物一辺倒の緑の復元に、一石を投ずることになる。 紅紫の巨大な花のフジアザミ。豪壮な姿は、戦国時代の真田の騎馬武者を思わせ、 上田地方にピッタリの草花になろう
2002年7月5日 環境ジャ−ナリスト 清水 卓爾
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