上州街道伊勢山の『黄金の滝』オウバイの花 4月

 

 

 

上州街道の大きな難所が伊勢山にあります。

上田盆地と真田との間に神川により削りとられたおおきな絶壁があります。

上州への旅人はどうあってもこの難所を通りぬけなければなりません。

ですから交通の要所として中世に栄えた集落が伊勢山なのです。

物資の流通の証に「市神様」が祭られ、海野一族の家紋を付けた、古刹「陽泰寺」の境内も立派です。

この陽泰寺の右奥に「稲荷社」があり、天文19年(1546年)村上源三の名が石灯篭に刻まれております。

ここ「稲荷社」は当地の春一番の祭りが3月9日の夜からはじまり太鼓の音が一晩中鳴り響いたそうです。

中国からの外来種と言われる「オウバイ」がいつ誰の手によって植えられたのかわかりませんが、

80mにも及ぶ絶壁を下垂し、見事な『黄金の滝』を形成していたそうです。オウバイは「迎春花」

と呼ばれることから、春のお告げを報じたのでしょう。

花の早い年には3月10日には一つ二つと咲き始めたようです。

薪を炊いて炊飯した時代から、化石エネルギーの時代に変わり、山は手入れが行き届かなくなりました。

ここ『黄金の滝』も雑木や竹に覆われ、「オウバイ」がだんだん衰退しております。

今では上と下と二箇所に生育しているのみとなりました。私の小さな頃は下垂するオウバイにつかまって

崖を登ったり降りたりすることができたのです。

地域住民の間で『黄金の滝』を復活させようと、話題が広がってきました。

2001年3月16日上小地方事務所の林務課で『黄金の滝』の調査をしていただきました。

(診断書)

同行された樹木医の唐沢清先生は目を丸くして驚かれ!

 中国からの渡来した植物がこのような群落を形成していることははじめて見た! 

牧野富太郎博士をお墓から連れてきて診断してもらいたいほどだ! 

と語り、皆さんはこんな素晴らしい遺産をなぜ世に出さなかったのだ、とオウバイの群生の貴重さを語りました。

またオウバイの枝先がウサギやカモシカの食害にあっていることを指摘すると

、目の前の崖にカモシカがこちらを見つめているのにはびっくりでした。

4月4日再びカモシカ君に出会う

 

4月8日満開

ダンコウバイの花

東信ジャーナル

 

 

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