古刹陽泰寺のシャガ 真田町御屋敷のヤマツツジ今満開

 

上田菅平インタ−から車で3分。武田信玄の砥石崩れで有名な「砥石城」の麓には

陽泰寺という古刹があります。山門をくぐると、奇妙に屈折するアプローチが幽玄

の世界へと導きます。近年の「マツクイムシ」の被害のため多くの赤松が枯れ、 

だいぶ雰囲気が変わりました。それでも10年ほど前に植えた「シャガ」が見事に

咲いております。杉木立の日陰にも拘らず、シャガにとっては成育環境が整って

いたのでしょう。古刹にふさわしい雰囲気を漂わせています。         

(5月5日撮影) 

砥石とは刃物を研ぐ砥石の採れる山という意味であり、戸石とは戸板のように険し

いという二つの呼び名となっているようです。                

 

陽泰寺の山門の瓦には「すはま」の家紋が刻まれており、天下の知将「真田一族」

の本家の海野一族の家紋であります。砥石崩れの2年後あっけなく砥石城をのっと

ったのは真田幸隆でした。そこには先祖への熱い思いがあったのでしょう。   

 

陽泰寺までの縦道は古代の上州街道であり、やがて真田氏は伊勢山に城下町を形成

していきます。わずかに屈曲する道筋に均等地割りされた屋敷並、味わいある懐か

しさがそのまま残っているたたずまいです。                 

 

陽泰寺の東方5キロに真田氏の屋敷跡があります。ここには680株のヤマツツジ

とレンゲツツジが植えられております。今年はもう満開です。大正天皇の即位記念

(5月5日撮影) 

に大正3年から植えられたと伝えられております。しかし本音は真田氏がこよなく

愛した赤い花を植たのだそうです。たしか九度山の真田庵のボタンも真田氏が愛し

た赤い花、ボタンを植えたと聞いております。                

 

先人の熱き思いの恩恵に預かる私たち。21世紀の子供たちに何を贈ることができ

るのでしょうか。                             

 

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