知恵袋その7(11月1日)

飛び石の据え方

日本人の履物は「ぞうり」と「下駄」でした。ぬかるみに弱いぞうりに比べ、下駄は雨に強い。

下駄はもともとぬかるみようなのかも知れません。

「田下駄」と呼ばれる水耕用の下駄があったそうです。

ぬかるみで体を支えるために板を足にくくりつけたようです。

 

庭の履物は「庭ぞうり」と呼ばれ、竹の子の皮でぞうりを編んだと聞きました。

竹の子の皮のぞうりは、藁ぞうりを履く平民とずいぶん格差があったことでしょう。

ぞうりは意外と土のお湿りを遮断し、そして通気性がよく、なかなか快適であったようです。

 

庭をあるくと足跡がつきます。 また地面がぬれているときはぞうりが汚れます。

また常に歩いているところは地面がへこみます。

そんなところから「飛び石」や「述べ段」と呼ばれる石敷きがはじまったのでしょう。

 

昔々千利休さんがあるとき太閤殿下をお迎えすることになり、飛び石を伏せなおしたそうです。

実は太閤さんお足がみ短かったようです、そのために、

太閤さんの歩幅に合わせて飛び石を伏せなおしたようです。

現代はあなたが主役です、あなたが歩きやすい飛び石の感覚がベストでしょう。

 

飛び石の据え方のポイント

1. 始点から終点まで飛び石のラインを描く

2. 石の幅、厚さに合わせて床堀する

3. 飛び石を配石して美的ラインを出す

4.その上を歩いてみて歩きやすさを考える

 

5. 山砂を敷きその上に飛び石を地面より3センチ、5センチ高く据える

6.コツは石の底面の中央を若干低く砂を敷くことです

7. 一つひとつの石の下部に砂をつき固める

8. 高さ、フラット度を視線で読み取り、美しいラインをつくる

9. 歩いてみる

10.少し距離をおいて美を表現します

11.もう一度調整する

完成

この飛び石は、全てお客様のお庭にあったものを伏せ直したものです。

天然石をスライスしたもので、厚味が揃っており、

素人さんには並べやすい石です。


その他の作品例

 

 

さあ、あなたの挑戦です。がんばってください。 

次回をお楽しみに!!

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