土を止める技法はたくさんありますが、石を積み上げる工法が造園では愛用されます。
今回は野面石の乱積みをやってみましょう。
まず、どこからどこまで、どのくらいの高さに積むのか、どんな大きさの石がどのくらい必要なのかを想定します。
石をどこから調達するか? 近くの土木工事現場で発生する石とか、農家の畑の隅に拾い集めてある石とか、
無料で手に入る石を探すと良いです。石は重たいので遠くから運ぶと運賃がかさみます。
できるだけ近くで知恵を絞って探すと良いでしょう。
石垣を積み上げる地盤の強度が問題です。そうそうその前にあなたの住んでいる市町村の
「建築基準法」を調べてください。一般的に高さ3m以上の石積みは絶対やらないようにしてください。
せいぜい高さ1.5m以内の石積みとしてください。建築基準法による石積みは勾配は3分
1mの高さに対し0.3m後退する積み方で裏側に0.3〜0.35の胴込めコンクリート、そして0.3の裏込め砕石、
そして2平米に一箇所以上の水抜きパイプを設置する基準となります。
今回は建築基準法に引っかからない造園の伝統技術を紹介します。
図のように空積み、練り積みとがありますが。基本は同じです。
基礎を固めることが一番。軟弱地盤の場合は赤松等の杭を必要数打ち込みます。
湿り気の多い場所では赤松丸太の土台の上に石を積み上げた時代もありました。
現在ではコンクリートの土台の上に積み上げることが多いです。
空積みのポイント
ケツを下げること
控えを長く
かいばん、裏込めの石は川石は使用せず山石や割った石を使用すること
山側からの水が抜けること
練り積みのポイント(石垣の裏側にコンクリートを打設する)
石垣の間からコンクリートをが見えないよう、
裏側から小石をかうこと裏込めは砕石でもよい
景観的ポイント
長手の石は横長に据える
強い剣のある石は避ける
大小バランスよく
安定した石垣
次回をお楽しみに!!
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