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★「天からトルテ(3巻)」

著者:近藤るるる 発行:アスペクトコミックス
初版:1998/6/6 購入:初版 価格:(税抜560円)

 待たされました。
 でも、4巻が、今月25日発売。これは速すぎっス^^;
 新キャラマカロン登場!!って、最初男の子だと思ったぞ。
 なぜかっちゅーと、ペトゥムにそっくりだから^^;
 あいかわらず美葉ちゃんはかわいくって良いしね^^;
 穎(ほさき)といい、勇栄といい、ウニくんといい、このマンガに出てくる(編集者以外の)登場人物って、絶対IMEで出てこないよな〜。いいけどね。
 個人的に、みさいル小野がやけに出てくるのが気になる^^;
 実在の人物をあそこまで書いていいのだろうか?
 まいいや。
 で、内容はというと・・・、3巻ともなるとどこから書いていいやら。
 みさいル小野がベルフェちゃんにスビシッとか、みさいル小野が穎ちゃんにバンとかとか・・

★「ついん(ハート)プリンセス」

著者:くら☆りっさ 発行:ワールドコミックス
初版:1998/6/25 購入:初版 価格:税込890円(税抜848円)

 な〜んか聞いたことない出版社だな〜。そもそも久保書店ってのも聞いたことないしなぁ・・
 と思って読んでいたら、中に出版書籍案内が。
 ・・・・・、戌年ブランドですか。なるほど ^^;
 あ、これはまるっきりそんなもんじゃないんで安心をば。
 氏は、竹本泉にも通じるほのぼの系作家なんでしばらく前から気にしてたんですが、なにせ単行本が見つからない。
 これが初入手の単行本です。

 しかし、この帯を書いている「米沢嘉博」(『よしひろ』で検索したら243も候補が出てきて大変^^;)という人物があやしげ。「ぼくたちのファンタジー」って、なんか○○○入ってないっすか?
#さんごから教えてもらったところによると、コミケット開催の代表やっている人なんだって。

 さて、内容。

 ある朝目が覚めると、そこにはお城が建っていました。そこに住んでいたのは、なんと地底の国の双子のお姫様(破格文法)だったのです。
 妹はかわいい女の子、しかし姉はどう見てもロボットなのです。
 そんな二人ですが、回りはすぐにうけいれます。
 世間知らずのお姫様ふたりが巻き起こすはちゃめちゃで、でもほのぼの。
 しかし、ある日、そんな日常に忍び寄る怪しい影。
 地底国の国王の地上征服の野望とは?
 そして、謎のシスター仮面とは?
 果たして赤川さんと平松君の運命はいかに!

 同時収録、日本初?のオペラコマンガ「オペラ屋ディンデンドン」もお楽しみに。

 あぁ、はづかしい ^^;

★「HUNTER×HUNTER(1巻)」

著者:冨樫義博 発行:ジャンプコミックス
初版:1998/6/9 購入:初版 価格:税込410円(税抜390円)

 とりあえず、カバー見返しにある作者近影の下の作者の一言部分、意味深ですな。
 連載を知らないんで、幽遊のころ原稿を落としただのなんなのってのは噂でしか知らないんですが、まぁプロなんだからそれなりにして貰えばね。
 さて、内容ですが、はっきりいって、面白いです。
 ジャンプ、読んでないんだけど、冨樫は好き。
 各話で伏線から解答まできちんとできているストーリのよさ。
 主人公とそのパーティのバランス、サブキャラの魅力、などなど。
 相手はひたすら主人公たちをだまそうとしてきているし、それは最初から判るんだけど、「ではその解答は?」の部分、非常にうまく隠されていて、そのへんレベルEに通じる面白さ。
 それらに、氏独特の絵柄をうまくマッチさせていて、ジャンプ系(少年マンガ全般といってもいいな)で、久々に先が楽しみな作品です。
 ストーリの線としては、「初期の」ドラゴンボール系統の話しですな。
 そういう意味では、これからの展開が恐い気がしないでもないけど、まあ色々修羅場をくぐった氏のことだ、何とかしてくれるだろう。

★「夢のクレヨン王国(2巻)」

著者:片岡みちる 発行:なかよしKC
初版:1998/6/5 購入:初版 価格:税込410円(税抜390円)

 実は、まだアニメは見てなかったりする^^;
 しかし早いなぁ。5ヶ月で一冊って、片岡さんの今までのペースの倍以上。
 ファンとしてはうれしい限りだが、月産30P以上で大丈夫なんだろうか。
 ちょっと気になるのは、ファンタジー系の世界を書いているのはいいんだけど、背景の書き込みが少なすぎて、毎話の舞台がつかみにくい。
 特に、部屋ばかり描いてある回が続くと、いったいどこの話しなのか判らなくなる事がしばしば。
 そうそう、別の方で書いた「男の子が出てこない」ってのは、今回クラウド君が出てきたことで解消。
 ・・・しかし、「クラウド君」ってどうも別のクラウド君を思い浮かべてしまうのだが^^;
 あっちの方でも、「ティファ」って、別のティファを連想してしまうしなぁ ^^;

★「ヨガのプリンセス プリティーヨーガ(2巻(完結))」

著者:稲止正義 発行:アフタヌーンKC
初版:1998/5/22 購入:初版 価格:税込530円(税抜505円)

 いや〜、いいわ、あいかわらず。
 1巻のときは
「河内弁」+「ドツキ漫才」+(「ぶるま」||「メガネっ娘」)+「ヨガ」
 だったが、今回それを更に超えて
 「河内弁」+「ドツキ漫才」+(「スクール水着」||「ねこみみねこすずねこてねこあしねこお」||「ランドセル」||「巫女さん」||「さらし」||「サンタ」)+「ヨガ」+ストーリー性
 と、各種要素のせめぎあい、たまりませんなぁ〜 ^^;

 作者も書いているが、なんかヨーガ(主人公の名前)が1巻に比べて見た目年齢が下がっているし。

 しかし、今これを書くために単行本を読んで大笑いしている訳だが、この次に「Papa told me」のレビューをせにゃならんってのはやばすぎ。

 新キャラの中では、クロコ系キャラいいんちょこと東沢さんがハマリキャラっすね。いやー、かなり右な思考な所、独裁者狙ってるのも「ぐっ」^^;

 読むか読まないか迷っている人は、取り敢えず裏表紙の台詞を読んでみよう。
 なんか熱いけど、よく考えるとなんの意味も無いあのセリフに笑えたら買い!!

余談
 この中で使われている方言は「河内弁」である。(ややこしくなるからわざと作者は省略していると思うのだが)確かに関西弁であるが、その中でもかなり(多分一番)ガラの悪い物である。
 簡単にオブジェクト構造を示すと
日本語−東北弁
   L江戸弁
   L関西弁−−神戸弁
   L・・・ L京都弁
        L大阪弁−「河内弁」
となっている訳である。


★「Papa told me(20巻)」

著者:榛野なな恵 発行:ヤングユーコミックス
初版:1998/5/24 購入:初版 価格:500(476)

「友情押忍!!」
 だぁぁぁ。引きずってるし〜。
 あとひとことだけ。
 「ヨガヨガ撲殺ステッキ」ほしいぞ〜 ^^;

★注意:「Papa told me」のファンの人はここから読んでください
 さて、嫌な事は最初に言っておくか・・
 帯!、「250万人の心をいやす 愛の名作第20巻」、勘弁してくれ。
 個人的に「いやす」と言う言葉が大嫌いであるのだが、そんな個人的な事を置いといても、この作品にこの帯は無いだろう。
 この本を読んで「心がいやされた」なんでほざく奴の思っていることはたった一つ「やっぱり私はなんにも悪くないんだ。悪いのは私を判らない回りの奴なんだ」。
 そりゃ確かにそいつは悪くないかもしれない。しかし、それなら回りの奴が悪いかと言うと、そんなことはあり得ない。
 お互いに悪くないからといって、じゃぁお互いに相手が間違っているといって、それで生きていけるわけがない。
 自分は間違ってないかもしれない。でも、ではそれで十分かというと、絶対にそんなことはない。
 問題は、どこまで相手を認め、判ろうとする、判りあおうと努力するか、なのだ。
 自分とは違う考えを全部否定することは、ある意味簡単だ。しかも、そのせいで常に自分が被害者だと思いこんでいれば、これほど楽な生き方はない。
 しかし、それでは「生きている」だけで終わっている。確かに生命活動はあり、生命エネルギーを消費して活動している。しかし、それだけでは人間とは言えない。結局どこかで他人を認めなくてはいけないのである。
 と、そんなテーマで書かれているこの作品だからこんな帯の文句は無視してほしい。

 勘違いしないでほしい。私はこの作品が好きである。人に勧めても恥ずかしくない作品であるとも思っているし、実際布教活動も(少しではあるが)している。

 だから、この作品を読んで「面白かった」「感動した」と言ってほしい。
 しかし、決して「なにか楽になった気分だ」「私は間違ってないんだ」とだけは言ってほしくない。ただそれだけの事なのだ。


★「鳥頭紀行 ぜんぶ」

著者:西原理恵子 発行:朝日新聞社
初版:1998/5/5 購入:初版 価格:(952)

 ああ、エントリーの順番間違えたな〜、完全に。
 「Papa told me」の後書くのは辛い。
 彼女のエッセイ集「怒濤の虫」をレビューするのにちょうどいい気分だ。
(ここで1時間ほど読みにはいった思ってくれぃ)


(6/24更新)

★「男の一枚 レッド・カード(2巻)」

著者:島本和彦 発行:角川コミックエース
初版:1998/5/9 購入:初版 価格:(税抜560円)

 あいかわらず熱くて、あほらしくていいわ。
 「ハイパーモード」って、フェイ・イェンじゃ無いんだから。
 無茶苦茶深い事言ってそうでその実なんの意味も無い台詞はあふれてるわ、キャラクターは熱いわ、まさに島本節全開だ。
 ただ、ちょっと相手(帝国学院)が色物化しているのは否めない。無謀キャプテンの時みたいな破綻を招かない事を願う。

★「ヌルゲリラ」

著者:唐沢なをき 発行:アスペクトコミックス
初版:1998/5/8 購入:初版 価格:(680)

 うーん、やっぱり電脳なをさんよりは落ちるなぁ。
 大体、4コママンガサイズで4コマ書いている時点ですでに氏の面白さ50%ダウンって感じ〜?
 ま、サ○エさん(一発変換した^^;(WXG3)さすが国民的アニメ)シリーズが結構面白かったんで、完全に外しでは無いのだが・・
 電脳なをさんvol.2に期待ということで ^^;