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(2000/5/9)

「ゲームコラム9」


「名作の夜は更けて」

 え〜、知り合いからファミコンを貰いました。ゲーム数十本つき。一晩でやりましたさ、一通り。そんな訳で、名作・迷作・クソゲーあわせて一気レビュ。
 ちなみに、積んである順番に行ってみますんで(笑)。

・スパイVSスパイ[FIRST START SOFTWARE/EC PUBLICATION/KEMCO]-????

 なんせ、今やっても対戦で徹夜できる。ネットワーク対応版出してくんないかな。
 「あ、てめ、出口を時限爆弾+毒バケツでかためたな。しかも、解除アイテムにはスプリングかけてやがって!」
 戦闘から逃げる瞬間、時限爆弾を置いといて、ドアにはバケツ。キーアイテムある部屋にたてこもって、回りの部屋をわなだらけにして、相手が自滅してからゆっくりクリア。
 なんつうか、人間同士の対戦ゲーで面白いアイディアは、このゲームがほとんど先取りしてるよな。確か2も出てたが、マップが広すぎていまいちだった記憶が。是非、PS2orDCでネットワーク対戦対応版を‥‥って、Win+TCP/IPなら私も作れそうだぞ(笑)。
 つうか、本気で作りたくなった。

・ワルキューレの冒険[namco]-1986

 戦乙女ヴァルキリーが主人公。ヴァルキリー・プロファイルの原形となった作品。ウソ。
 でも、ファイアボールを撃つ原始人が出たら即死。

・レッキングクルー[Nintendo]-1985

 えい、くそ、MAP14がクリアできね〜。
 なんつうか、パズルゲームの本質を見事に突いてくれた逸品。
 最初から全ステージが選べるのも秀逸。
 リメイク、本気で希望。あ、別にリメイクしなくてもこれでいいや(笑)

・破邪の封印[ASCII-1987・KOGADO-1986]

 をを、POWER DOLLSシリーズで一躍ヒットメーカーになった工画堂って、昔こんなの作ってたんだ。確か、PC-9801用をアスキーが移植したブツだったと記憶してるけど。付属のマップがちゃんとあるおかげで、一応遊べた。つうか、マップが無いと全くゲームになりません(笑)。出現する敵の強さが序盤からばらばらなので、いきなり死にまくり。一応セーブ機能付(電源を切ると消えるけど)なのが救いか。

・ファミリーサーキット[namcot]-1991

 名作。今やっても面白い。
 マシンのセッティングしだいで、グリップからF1からドリフト系から全て再現可能。ただし、パラメータをうまく調整しないとまったく使い物にならんが。
 残念なことに、バックアップメモり用電池が切れてるので、電源を切るとマシンがロストしてしまう。それでもやり込みたい逸品。
 しかし、これから10年。このころは誰が、リッジレーサーVを予想しただろうか‥‥。

・ソンソン[CAPCOM]-198?

 当時はそこそこの評価だったと思うけど、ファミコンの6502互換チップでは四キャラ以上横に並べるとちらつきが発生するという欠点がそのままあだとなってるかな。あと、敵の出現・移動パターンが少し単調な気もするが、それは今でもCAPCOMゲームの王道だしな(笑)。

・タッチ[TOHO(東宝)]-????

 正式名称「シティアドベンチャー タッチ ミステリー・オブ・トライアングル」。
 ゲーム内容とタイトルがここまで一致してない作品も珍しいな。普通、タッチから連想されるのは「野球ゲーム」のはずなのだが、なぜかパラレルワールドでのアクション物。
 画面左右から大量に現れる妖精、フワフワ、ロボット、風船(笑)などを、たつやとかずやが素手や野球のボールを投げてボコボコにしていく。ちなみに、みなみは居るだけの役たたず(笑)。
 スコア=ライフ=お金=経験値なので、適当に連射しているだけでまずゲームオーバーにはならない。ただ。「じんじゃにおまいりするといいことがあるかも」「がっこうになにかあるみたいだ」‥‥で、神社ってどこ? 学校ってどこ?(爆)。
 ちなみに、パスワードコンティニューは、20文字×三人分。なかなかのクソゲーっぷり。

・ボコスカウォーズ[ASCII]-????

 これって、何をすればいいの?

・ルート16 TURBO[SUN SOFT]-???

 パックマンから始まった迷路型追いかけゲーから発生したラリーXをパクった数多いゲームの一つ。
 結局それだけ。

・北斗の拳[東映]-???

 いやになるくらい続編が作られて、ついにアーケードにまで進出した北斗の拳シリーズの始祖となる作品。
 マニュアルに載ってる敵キャラが、ちゃんとドット絵なのが潔くてよろし(笑)。他のゲームでは、イラストレータの描いたイメージがそのまま載ってて、ゲームの実物と全く整合性取れなかったりするのだが。
 取り敢えず、ハートが凶悪。

・頭脳戦艦ガル[dB-SOFT]-??

 いや〜、最初これがセットに入っているのをみて、大喜びだったぞ。なんせ「スクロールロールプレイングゲーム」。
 内容は、ここらへんで詳しく載ってるのでアレですが、頭脳戦艦ガル廃人になるわな、こりゃ。
 クソゲーですな。

・METAL GEAR[KONAMI]-1987

 PSでもシリーズが出た、これも息の長いシリーズ。もちろん、最初の所持アイテムはタバコのみ。
 敵の見張りは居眠りするわ、犬はデフォで眠っているわ、敵がまぬけでなかったらスネークさんはどうするつもりだったんでしょう。
 一画面スクロールで、画面を切り替えると敵も復活しているのが凶悪。もうちょっとやり込みたし。

・プロ野球ファミリースタジアム '87[namco]-1986

 でました、今でもナムコの稼ぎ頭ファミスタ。
 私、このマニュアル守備は非常に苦手です。
 選手の名前が非常に懐かしい(くろまて、かけふ、えがわ、ばーす、くわた)。

・ボンバーマン[ハドソン]-1985

 ゲームデザインといいプログラム技術といい、恐らく日本でもトップ(つまり、世界のトップ)を争える技術を持ったソフトハウス「ハドソン」。しかし、PS・サターン陣営ではなく任天堂についた時点でその真価を発揮する場所を失った悲劇のメーカ。なんせ、日本でOSを0からかけるのはここ位だろう。
 さて、ゲーム。序盤の辛さが今でも身にしみる。無敵の自機が一機のいい見本だ。面白いけどね。

・ファミリー麻雀[namco]-1987

 麻雀。今でも通用するんじゃないかな、これは。

・うる星やつら[JALECO]-1986

 さぁ、でました。日本が誇るクソゲーメーカーJALECOの代表作。(なんの代表かは、言わなくても判るね?)。
 と言っても、実際にやってみると、それほどクソゲーでは無いと思う、これ。アクションの動きも結構快適だし、フィールド内のギミックの使い方もそこそこ面白いし。ただ、序盤から敵の密度がえらく高いのと、コンティニューが存在しない割りにライフ設定・エクステンド設定が厳しいのが欠点。それでも、ゲーム性自体はそんな悪いわけじゃないと思われまする。

・魂斗羅(コントラ)[KONAMI]-1988

 硬派なゲームで有名なKONAMIの中でも、さらに濃い作品。
 難易度も、序盤は多少ぬるめだけどだんだんきつくなってくいいパターンだし、操作自体も快適。一撃即死なのは辛いけど、その場復活なのでよしとしよう。
 名作、と言える。私はちょいと苦手だが。

・ゴーストバスターズ[TOKUMA SOFT]-???

 遠い昔の記憶では、結構面白かった覚えがあるのだが、今回やると、非常にアレ。
 確か、車で走るだけで大量のドルが転がり込んでくる裏技があった気がする。つうか、それがないとこれ、ゲームとして成立しません。情報求む。
 最後のビル上りでは、連射パッドがないと指が死にます。あと、這い上ってくるミシュランマンを撃つと一時的に下がるけど、その後加速して登ってくるのが笑える。
 確か一度だけラスボスを倒した覚えが‥‥。

・高橋名人の冒険島[ハドソン]-1986

 言わずと知れた、高橋名人が主人公な横スクロールアクション。
 横スクロールアクション黄金期の作品だけあって、作り込み具合はさすが。
 ただ、ハドソンバチを取らないとコンティニューできないので、中盤以降はきつい。昔やり込んだけど、クリアまではいかんかったな。

・バンゲリング ベイ[ハドソン]-1985

 スタジオTDUのアレをやっちゃうとな〜。
 ラジコン感覚の操作でへり。自機がもう少し見やすければいいのだが。

・ファミリーピンボール[namco]-1989

 ゲームの王道。ゲームへの第一歩がピンボールだった人にはいいんではないかと。

・夢幻戦士ヴァリス[TELENET JAPAN/TOKUMA SHOTEN]-1987

 いきなり敵の攻撃がいやらしい。
 ゲームにストーリー性を取り入れはじめた黎明期の作品。
 攻略本なしではクリアは難しい。

・ゴルフ[Nintendo]-1984

 任天堂のスポーツゲームは、評価せざるをえないでしょう。
 一度始めると、ホールアウトするまで夢中になってしまう。今でも。
 現在出ているゴルフゲームの99%が、このゲームの絵が綺麗になった物であると言っても過言ではないくらい完成されたシステム、ちょっとした時間に始めて終らせられる手軽さ、二人プレイでも全く損なわれない面白さ。
 名作中の名作。

・ゾイド2-ゼネバスの逆襲-[TOEMILAND]-????

 起動しませぬ。

・スターラスター[namco]-1985

 これ、発売された当時はあまり評価されてなかった覚えがある。でも、最近のゲームレビューでは名作という言も多い。
 問題はこのゲーム、ステージのボスを倒したときのイベントで、ピカチュー効果を使っているため、おこちゃまがやると癲癇を起こす可能性があるのだ。ま、その当時は問題にならなかったけど。
 燃料補給の難しさを除けば名作。

・影の伝説[TAITO]-1986

 やり込むと面白いが、インターフェイスがちょと特殊なので、最初はとまどう。

・聖飢魔II 悪魔の逆襲![CBS/SONY]-1986

 PlayStationでSONYが任天堂と手を組もうとしたとき、うまくいっていた交渉が突然任天堂から拒否されたのは、このゲームを発売していたのが任天堂にバレたせいである、といわれている作品。
 やってて苦笑いするしかない迷作。
 そいや、カセット表に聖飢魔IIの写真が載ってるのだが、デーモン閣下が若くて笑える。

・マドゥーラの翼[SUNSOFT]-1986

 昔やり込んだ覚えアリ。でも、コンティニューが無いので今ではどうも。

・妖怪倶楽部[JALECO]-1987

 敵を倒すよりも一撃食らって逃げたほうが速いのは、ゴルゴ13を思い出しますな。
 なんで、しゃがみ状態と立ち状態で当たり判定が同じですか。
 ま、ジャレコだし。

・ドラゴンクエストIII そして伝説へ[エニックス]-1988

 今、Mでばりばり攻略中。
 十分現役として使えるソフト。

・月風魔伝[KONAMI]-1987

 ナムコの源平討魔伝のパクリ。

・グラディウス[KONAMI]-1986

 アーケードは名作だったが、ファミコンでは辛かったか‥‥

・ミ○○ー○○ス 不思議の国の大冒険[ハドソン]-1987

 大人の事情により伏せ字です(笑)。
 キャラ物としては結構面白い。ハドソンのキャラ物は、ドラえもんといいミ○○ーといい、結構いい物にしあがる。でも、マーケティングがアレ。あと、最近はボンバーマンと桃鉄だけで喰ってるというウワサ。いや、事実か(笑)。

・トランスフォーマー コンボイの謎[TAKARA]-1986

 クソゲー談義に必ずといっていいほど顔を出すゲーム。
 そして、必ず「コンボイの謎って、お前(主人公)がコンボイだろ」と突っ込みが入るのはお約束。
 そして、初プレイは必ず最初の飛行機で死ぬのがお約束。
 昔、5面位まで行けるようになったはずなのに、それでも最初の飛行機で死んだ(笑)。

・サッカー[Nintendo]-1985

 任天堂のスポーツゲーはほめるしかないもの。
 だって、このゲームのシステム、今出てるPSやDCやアーケードの新作だって同じシステムだもん。
 任天堂はこのシステムのゲームを訴えたという話は聞かないし。コナミもいいかげん(以下略)。

・ゲゲゲの鬼太郎[BANDAI]-1986

 バンダイは、このころからクソゲーメーカーだったみたいだ。

・スカイデストロイヤー[TAITO]-1985

 この頃は、発売したゲームにナンバーをつけるのが流行ってたのか?これは05。ナムコもナンバーつけてたみたいだし。
 でも、ナンバーつけると「無かったこと」に出来ないのが辛いな(笑)。