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(1999/3/29)
「ゲームコラム3」
★「ぷろすちゅ〜でんとGood」
ジャンル:ゲーム・アリスソフト
発行:アリスソフト
初版:1999/1/8 価格:7500円
「バカがロボットでやってくる」
も〜、これだ、アリスはこういうバカゲーを作らないかん。ここんところ低空だった新作も、これでぱぱ〜や〜。
とにかく男、いや「漢」と呼ばせてもらおう、こんな熱い漢たちが出てくる18禁ゲームを作れるのはアリスソフトだけだもんな。大体、何処の世界に、キャラクター人気投票で男キャラがぶっちぎりのトップを取る18禁ゲームがあるんじゃ。(プログラマまで入ってたのも凄いけど。それ、キャラじゃなっいての ^^;)
ランス君といい猿藤といい、修羅、有馬、久遠、魔窟堂、マーティス様、のっぽさんとごんたくん、宇宙横綱。こういうキャラを出してくんなきゃ。
さてさて、ゲームシステムとしては、戦略シミュレーションゲームにアドベンチャー部分のストーリーをつけたものですな。まぁ、某アレ大戦(1はめっちゃヒットしたけど2は鳴かず飛ばずだったアレ)を想像してくださいな。
と言っても、ぷろすちゅ〜でんと。あのノリは健在。しかも、今回は1/1巨大ロボットに乗って戦う熱い猿、もとい漢。しかも設計者・アドバイザー・パイロットメンテナンス、全てオヤジ(現役オタク)。なんせA液とB液を混ぜてキャストに流し込み、固まったら外してやすりでバリを落して組み立てて巨大ロボットを作るやつらだし ^^;。20/1フィギュアって・・
話しの舞台も、香港、コミケ会場、敵の秘密工場etc.、そしてデスクリムゾン。燃えるシチュエーションですな。
ま、ちょっと難があるとすれば、アドベンチャー部分やえっちシーンでの選択箇所が少なすぎって所かな。シミュレーション部分をメインにするからしょうがないと言えばそうなんだけど、このバカテイストを生かすにはちょっと「読むだけ」な感じがあったのが残念。
つっても、私はまだクリアしとらんので、この熱さを全て伝えるのは困難。ぜひとも自分の手でやれ。やって燃えとけ。笑っとけ。吠えとけ。
しかし、今時「バカが戦車でやってくる」をリアルタイムで知ってる人はどのくらいいるんだろうか^^;。
★「ウンジャマ・ラミー」
ジャンル:ゲーム・リズムゲー
発行:SCE
ゲーム内容はホットでクールでブリリアントでしかもマニュアルにドドっと盛り込まれたヘボくてナイス小ネタがヲレの心をがっちりゲットで離さないのはスゲーってゆーか買え。
と、スタパ斎藤的文章で書かれたマニュアルは必読 ^^;。
久々に、マニュアルが楽しめる逸品。とにかく隅から隅まで読みつくすべし。ビビットでウイットに飛んだ、全盛期のログインノリのネタがちりばめられてる。なんせログインの一時代を築いた伊藤ガビンが作ってるんだから当然だな。
ゲームの雰囲気自体はアメリか〜んなんだけど、笑いのセンスは純日本的。ま、今回は曲の方に香港POPSとか入っていて、全体的にワールドグルーヴなんだけど。
取り敢えず、「Wiener」にはバカみたいに笑わせてもらったわ。こういう、誰もが考えるんだけどあまりに下らなすぎて使わないネタを使ってしまうすばらしいセンス、最高っす。
ゲーム内容は・・説明いいっすね。見れば判るから。
冷えた仲にもホットなテイストの一本 ^^;;;;。