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「メンテナンス履歴?」

K11マーチのステアリング交換。


日焼けと経年劣化で一部がボロボロになってきたんで、12万kmも走ってて今さら純正新品入れるのもなんだし中古入れる位なら折角だから俺はこのピンクの百式汎観測レアリエン、え〜 momoステを入れるぜと言う感じで(謎)


■用意するもの

パーツ

・ステアリング ‥‥ momoのコンペティション 35Φ。ヤフオクで新品13,100円。

・ステアリングボス ‥‥ 大恵産業(Daikei)のS-234/231共用。オクで新品7,000円。


工具・ケミカル

・クロスレンチ ‥‥ ロックナット外し。19mm。

・片持ちレンチ(10mm) ‥‥ バッテリーのターミナル脱着用

・トルクスレンチ(T50) ‥‥ ボス付属品

・六角レンチ ‥‥ チャリメンテ用のでOK

・マイナスドライバ ‥‥ 「こじり」用なのでサイズはなんでも

・セラミックグリス ‥‥ タミヤのラジコン用w 浸蝕しないので金属にも使えマス


1. パーツ一式

ステアリングとボスの内容物はこんな感じ。

エアバッグ車だと工具もパーツも増えるっぽい。


ちなみに作業が夜間なので車内の写真がブレまくってて殆ど使えません、あしからず。


2. 準備

車を直進状態で停めたら、エアバッグの誤爆防止のためにキーを抜いてバッテリーのマイナス端子を外してテープで保護してしばらく放置。パーツの撮影etcやってたので20分位かな。


純正ハンドルの左右と下側にあるメクラ蓋をマイナスドライバで外したら、下側蓋内に見えるエアバッグカプラとホーンのカプラを外し、ハンドルを左にまわしてロックさせておく。

で、次が問題のエアバッグ取り外し。ボス付属のトルクスレンチで左右の蓋内に見えるトルクスネジを取り外すのデスが‥‥、レンチを入れられる角度が悪いうえにネジロック剤使ってあるから簡易ツールじゃかなりキツい。

結局、そのまま使ってたら片側を滑めそうになったのでヤヴァイと判断、メガネレンチを養生テープで巻きつけシャフト延長させたあげく無理矢理な体勢で体重かけて押し込んでようやっと一発目が動いたココロ。

ぶっちゃけ、全作業の中でここが一番難しいヨ、ええ。

気合いで両側のボルトを外すとエアバッグユニットが外れて手前に落ちてくるので、落とさない様に車外に置いておくと。


微妙にグロテスクの図。


3. ステアリングを外す

クロスレンチの19mmをハンドル中心のロックナットにかけてゆるめるけど、ハンドルを外すときにすっぽ抜けるのを防止するためにナットは外さずに3回転位残した状態でストップ。

で、そのままハンドルを軸と垂直方向に引っ張る! 簡単に動かないのでガタガタしばく! 殺す! いわす! (なんでプリティヨーガやねん)

いや、実は意外と簡単に緩んだんだけど。


緩んだ状態になったら、ロックナットを外してそのままハンドルも外す。

車体側には回転する黄色いプレートが入っていて、傾いた状態だとこれが回って位置ずれやすいので注意。と言っても、マーカとボスとの噛み合い部品が付いているので一回転ずれない限り取り付け時に間違うことは無いケド。

って言うか、他の車種の様にホーンの接触端子がむき出しになっている訳ではない&ウィンカーのリターンピンの設定も全く必要ない&ボスとのはめあいが位置決まっているので、この後の作業はとっても楽。


4. 仮組

固着防止のために軸の縦溝とボス内の溝にセラミックグリスを薄く塗布したら、軸に付いているポンチ穴とボスの垂直軸が一致する様に差し込み、車体側にある黄色いデスクに付いているポッチをボスの左側にある穴に合わせてたら奥まで押し込む。

ボス下部の穴からエアバッグ・ホーンの共通カプラを通したら、ボス付属のホーン・ダミー抵抗共通コネクタを取り付け。これは型式によって使うパーツが違うけど、合うブツしか付かないので実物で確認ですよ。

ちなみに、ボスに通す前にコネクタをつけちゃうと、通すときに盛大にホーンが鳴り響くので注意(爆)


ここは仮組なので、ロックナットを2/3位まで指でねじ込んだらステアリングを真上と真下の二本のみで固定。

この時点でバッテリーのマイナス端子を元に戻して5分ほど実走テスト。


‥‥、え〜、純正の時も左に2・3度ズレてる感じがあったけど、新しいハンドルでもやっぱり同じですよ。これを微調整するには微調整用のボススペーサを入れるしかないけど、それは後からでも簡単に出来るので、取り敢えず今回はこのまま固定することに。

写真で言う「momo」の二番目のmの左縦棒がセンターなのですが、どうも真ん中の縦棒がセンターに来ているっぽい。試しにボスを1つずらして取り付けると今度は右の縦棒がセンターに来るしw


そういえば、ここで使ったタイプのダミー抵抗はエンジン始動してもエアバッグの警告灯が「点かない」らしいですよ。


5. 本締め

ボスの位置に問題がなければ、キー抜いてハンドルロックして、ロックナットを本締め。

元々軸とボスはスプラインで組み合わさっていて、ロックナットはあくまですっぽ抜け防止用だから、ココを思いっきりトルクかけて締める必要は無い訳で。

ハンドルを手前に引っ張ってガタつく間はクロスレンチで少しづつ締めてって、ガタつきがほぼ0になった位置からもう45度だけ締め込み、後は両手でステアリングを引っ張ったり叩いたりゆすってみてゆるみ・ガタつきがないのを確認したら完了。

で、この時点でホーン用のリングを付けるのを忘れてたので、一端ハンドルを外してボスの上にホーンリング、その上にハンドル乗せて、今度は6ヶ所全部に六角ネジ入れて固定。対角に締めていってしっかり固定したら、最後にボスから出てるホーンの平ギボシをホーン裏側のコネクタに繋いで中央に突っ込んで終了。

後は、ボスカバーを奥まで押し込んでつなぎ目を隠すとか細かい後処理。


小径化したおかげで速度計の60km/hから上が見えませんが、今までも80km/hから上が見えなかったので今さらデス(爆)