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(2001/10/06)

「二輪車教習日記」


 Topicに書いたブツの総集編です。あと経費のメモ。
[2001/08/07(木) (入校申し込み)]

 某自動車教習所に普通二輪の入校予約に行く。
 ざっと手続きの概要と入校日・料金などの説明を聞いた後、それではと入校予約書類を書いていたら、ちょっと入校前試験をやるので来れ、と言う話しに。

 そんな訳で、いきなり引き起こしと取り回しとセンタースタンドをやらされましたよ、ええ。
 しかも、スーツ&革靴で(笑)


 センタースタンド。バイクの真ん中にあるスタンドを立てる。
 ハンドルを真っ直ぐにして、軽くスタンドをさげて両サイドを地面に着けたら、スタンドのペダルを踏みつけつつ後ろのハンガーを軽く持ち上げてあげればオッケー。
 スタンドを立てたら次はスタンドを外す。これも、車体を前に押し出すだけなので問題なし。
 でも、一緒にこのテストやった人はめちゃめちゃ苦労してましたが。つうか、サンダルじゃダメだろう(笑)。

 あ、ちなみに対象バイクはCB400(SuperFour?)。教習車そのままですな。


 次、おなじみ引き起こし。こかせたバイクを引き起こす。
 「バイクの横にしゃがんでハンドルとハンガーを持つ、そんでそのままバイクに寄りかかるようにして膝を目一杯のばしてください。ヘタに上に持ち上げようとすると腰をおかしくしますよ」という説明どおりの上げ方。多分、サンダルよりは革靴の方がマシ。この革靴、冬・雨対応なので裏は滑らないようになっているし。
 そんな訳で、左側と右側からそれぞれ引き起こしてオッケーということで。


 最後、取り回し。シフトをニュートラルに入れて、ハンドルを両手でもって軽く一周押しながら歩いて廻る。一周といっても、別にコース一周する訳じゃなくて10mくらい歩くだけだけど(笑)。
 コレが一番楽ですな。


 さて、コレで教習には特に問題なしと言うことで、「教習には必ず長袖長ズボンを着てくること」「ブーツ・ヘルメットはここにあるのをつかってよし」「グラブは軍手があるので使ってくれ」との説明を聞いておしまい。


 普通(400cc)だから、取り回しでそんなに問題がある人は少ないらしいのだが(女性でも教習受けてる人いるし)、人によってはバイクを引き起こせないで泣く泣く小型(125ccまで)になっちゃうこともあるらしいですな。
 ただ、750ccになるとキツイらしいけどね。ココは大型二輪教習がないので、実際にアレをやったことはないですが。


 そうそう、入校予約でも免許証と印鑑は持っていきましょう。後が楽です。
 ちなみに、長野自動車学校とかいうウワサ。
[2001/08/11(土) (入校日)]

 お昼から入校式。
 一人づつ呼ばれて、写真を撮って視力を測って、入学金+教習料金を払う。
 あ、ここってSAISONカード持ってると5,000円割り引きになるらしいので見せる。
 書類作成が終わったら、学科教習ルームに行って教習の説明。

 いや〜、懐かしいですな(笑)。普通免許は別の場所でとったのですが、どうしてこう教習所の教室ってこうも似通ってんでしょ。と言っても、普通免許があれば学科教習は1時間、しかも第二段階にあるだけなので、ここはもう来ないのですが、うむ。

 普通二輪用の教習マニュアルを貰い、次に予約の取り方などの説明。ココは一週間分の予約を前の週に一括して予約用紙に書いて提出というシステムなのですが、忙しければFAXでも取れるということなどを確認。一応、入校予約の時に来週と再来週の予約もしてあるので、大体の所は判っているけど。

 この説明は殆どが四輪教習者向けなので、マニュアルをざっと読んでいる。インターフェイスまわりとか検定課題とか。


 説明が終わった頃、教習原簿が届くので確認。
 って、

なんか名前がまちがっとる!

 いいケド。

 そんで休み時間。


 次、運転適性検査。つうか、なにかあるたびにやってるような気がしますよ、このテスト。
 ラストではおなじみの性格診断-運転編。どんな結果が出てくるか一目瞭然な設問も相変わらずですな。
 ちなみに、四輪車の時は「思い切りに少々欠けるのと、譲られてからのサンキュー事故に注意」とか出ました。今回は、仮想性格に「気分によって運転が大きく変わる、ちょっと生真面目な人間」を設定してみたが、さて結果はどうだろうか。


 で、四輪車は次に講習だけど、普通免許所持の二輪車と大型はココで御仕舞い。
 教習原簿を返して、さようなら〜。
 初教習は来週の火曜日ですな。


メモ‥‥持ち物

メモ‥‥料金(普通免許所持)

[2001/08/14(火) 第一段階1時限]

 初教習、一段階一時限目。
 まずはセンタースタンドを立ててから、バイクの仕組みと運行前点検・定期点検の説明。

 アクセル、前輪ブレーキ、後輪ブレーキ、クラッチ、シフト。ガスタンク、燃料チェック方法、燃料の供給チェック、予備タンクの使い方、エンジンオイルのチェック。
 後輪タイヤのチェック、前輪タイヤのチェック、ミラーのチェック、チェーンのテンションチェック、ライト・ウインカーのチェック。

 センタースタンドにしたまま乗車体勢の取り方、エンジンのかけ方、アクセルの噴かし方、シフトチェンジの方法、ブレーキングの方法。


 さて、そしたら取り敢えず壁に向かって走る。notチキンレース(笑)。
 半クラですすんでは止まる、戻る。もう一度進んで戻る。
 次はもっと離れてから、半クラ、シフトアップ、シフトダウン、止まる。

 いいかげん飽きた所で、教官の後ろに乗ってタンデムでコースを周る。つうか、40km/hで曲がるバンクがむっちゃ恐いですよ、ええ。そんなくらいでコケることは無いのだろうけど、やはり機械を信用するのは勇気がいる。いやホントは、作られたようにしか動かない機械よりも、不確定要素が無限大にある人間のほうが信用できないんだけどさ。

 そんで次に単独で教官の後を付いて外周を2周。result。ウインカーを出そうとしてクラクション鳴らしたのが4回、人差し指をグリップに残したままクラッチを引いたのが2回、クラッチを切らずに止まってエンストこいたのが1回(爆)。

 ん〜、入っているギアが判らないのと、発進やらウインカー操作に必至で廻りを見る余裕がないのがまだ難点ですな。あと、止まる時にブレーキじゃなくて足で止まろうとしてたとか言われたですよ。

[2001/08/19(土) 第一段階2・3時限]

 「前の時間はどこまでやった? 教官の後ろを走った。ふ〜ん、じゃぁ外周行こうか」

 ということで、二時間かけて外周をぐるぐる走ったり、交差点での右左折・一時停止からの発進練習。
 result。ウインカー切り忘れ5回。クラクション鳴らし3回。一時停止でエンスト1回。教官が曲がったのに気がつかずコース直進1回。

 「足が開いたりしていないのはいいけど、でもまだ腕と肩に力が入りすぎ。上半身に力を入れるんだったら、その分下半身に力をいれるように」

 ん〜、判っちゃいるのですが、なかなかまだアクセルやクラッチを握り締めてしまうのですよ。
 車を運転する時って、ステアリングは指一本で操作出来るのですが、バイクも同じらしいですな。


 教習から帰るついでに、知り合いを拾ってどこぞのバイク屋へ。リッタークラスのレーサータイプなヤツに跨がらせてもらう。トンデモなくデカイ。ついでにモンキーに乗る。ちっちぇ〜(笑)。あと、スーパーカブなんぞを見てみたり。しかし黒とか白のカブもあるのんね。街中で見るカブってみんなカブ色だから、アレしか無いのかと思っていたが。

 連邦軍ヘルメットとかシャア専用ヘルメットを見て笑いつつ、400ccオン車もいいなぁとか思ってみたり。
 まぁ実際は、250クラスのオフ車にする予定なのですが。

[2001/08/22(水) 第一段階4・5時限]

 ただいま22日の18:00。この時間はそう、台風の真っ只中で教習ですか??

 コレで、台風直撃の暴風雨の中しかも夜の教習でほええ〜、となればネタになるとか期待しつついたのだけど、残念ながら台風はびみょ〜にかすめただけで終了。ちっ(笑)。
 教習の時間には、既に道路すら乾ききってるし。まぁその方がいいケド。

 さてと。今までは簡単な外周と右左折の基本だけだったけど、今回はいきなり教習コースのあちこちを引きずり回される。
 外周、交差点、信号、一時停止、車用S字コース、車用クランクコース、坂道の踏切、見通しの悪い交差点、二輪用S字、二輪用クランク、坂道発進、パイロンスラローム、急制動‥‥はパス、一本橋、etc。

 二輪の坂道発進て、アクセル・クラッチ・前輪ブレーキ・後輪ブレーキを独立でしかも同時に操作出来るインターフェイスのおかげで、ある意味車よりも楽かもしれませぬな。立ちコケしなきゃ(笑)。むしろ、坂道で止まる方がやっかいだったり。

 つうか、四輪の一般道路でサイドブレーキ使った坂道発進なんて、ここ何年やってないのだろう‥‥。
 たまに坂道で、2/5クラッチくらいに繋いであとはアクセルワークだけで停まっているとかいうこともやったりしますが、コレが結構たのしい。後ろに下がる力と進む力をクラッチとアクセルでうまくつりあわせると、身体には軽く前方向に力がかかってるけど車は進んでない状態を維持できるわけでして。
 10秒以上はやりたくないけど。

 ちなみにわたくしMT車乗ってますが、大体普段足はクラッチとアクセルorブレーキに置いておいて、しかもクラッチは遊びが終わる直前まで踏み込んだような状態なのですな。まぁ言い訳的に、完全にクラッチを戻すと足がとっても狭いということなのですが、軽く踏んでおくと操作量が少なくて楽だし。
 そうすれば、坂道発進も実にスムース。ブレーキを放す寸前に1/4クラッチ位に繋いでおいて、アクセルに足をかける寸前に1/2クラッチにする。その状態を少し維持したままアクセルを踏み込めば車は前に動くので、そしたら3/4クラッチまで繋いでアクセルをちゃんと踏み込む。身体が加速を感じたら、クラッチ切ってセカンドに入れて3/4クラッチ繋いでアクセルを踏む。
 だいたい、クラッチワークさえ気をつければ、エンストなんてそうそうするもんじゃないし。


 さて一本橋、2/3まで行って落ちる。ムー、やっかいだ。その他は別に問題なしですな。まぁ、パイロンスラロームをハンドルで曲がろうとしているのがナニですが。


 しかし、今までひたすら上半身に力が入りすぎと言われつつ、なかなかどうやって力を抜けばいいのかなかなか判らずでしたが、しかし今回担当だった某ヒゲ教官の「スキーと同じ」という一言でスコンと判りましたよ。
 特にわたくし、ショートスキーを3シーズンほどやっているので、膝で滑る感覚を体で覚えているわけですが、その感覚をスキーの代わりが二輪車になったと思ってコントロールするだけで、実にスムースな操作が出来るじゃないですか。

 そんで、上半身の力を抜けば抜くほどアクセル・クラッチ・前輪ブレーキのコントロールも実にやりやすくなりまして、今までガタガタと動いてた一時停止からの発進もなかなかよさげになりましたですよ、ええ。


 ところで、今回から機体が変わりまして、今までのシャズゴ機からシャゲル機になりました。
 機体自体の特性はイマイチわからないですが、シャズゴ機の方は「こかしてもイイ」機体らしいです。確かに、ミラーがやけにへなちょこだったですが。
 それに、だんだんエンジンとアクセルの特性が判ってきたのがよろし。4速までならアクセルを廻すor戻すだけでギア判るし。しかし、そうすると途端に1速が使いにくくなる。教習所内のコースを走るだけなら4か3で十分ですな。たまに長い直線で5に入れてみるけど、コレはちょと速度出すぎ。

#いや、むしろジョニー・ライデン専用機からシャア専用機になったようなものでしょうか。ただし、カトキリファインで言うとシャア専用機からジョニー・ライデン専用機ですが。そんなんダレも判らん。

[2001/08/31(金) 第一段階6時限]

 夜間教習で車が殆どいないのをいい事に、ひたすらバンクの練習で引きずり回される。

 直線コースで真っ直ぐ走りながら立ち上がって左右にスラローム、そのまま座ってスラローム、8の字コースを十周、逆まわりで十周、大型用のクランクとS字を5周、パイロンスラロームを8周、急制動3本、一本橋3本。

 しかし、スラローム中って、手でハンドルを動かすとあっという間に切れすぎてコケそうになりますな。しかし、アクセルを操作しなきゃいけないからどうしても手に若干力をいれてなきゃいけない。この辺のバランスがむつかしい。
 握るんじゃなくて、手前から前に「押す」感覚らしい。判るような判らないような‥‥。

 基本的には膝でコントロールすりゃいいとは判っていつつ、低速で直進とかしていると上半身に力が入っちゃって結果膝の力が抜ける事が多いのがまだまだ問題。

[2001/09/01(土) 第一段階7・8時限]

 坂道発進の練習‥‥なんだけど、5時限目でコースを走った時に坂道もやっちゃった(でも、教わってないんだけど(笑))ので、急制動を含めた課題のチェック。
 急制動。30km/hでコースを直進して、パイロン前でアクセルを戻し、パイロンを過ぎた瞬間にブレーキ。
 タイヤは絶対ロックさせないで、しかも指定距離内で止まらないといけない。
#といっても、ココの教官は検定の課題について最初は殆ど説明しないみたいだ。確かに、最初からあまり記録(?)にこだわるのもヘンな話しだし本末転倒なので、方針としては間違っちゃいないか。
#まぁ、急制動、スラローム、一本橋のクリアノルマは全国の教習所共通なので、ネットの教習日記を見れば課題タイムも判るし、なにより教習マニュアルを読めば書いてある(検定のノルマとは書いてないけど、そのままの数値)ので、事前に調べるには問題ないのですが。


 急制動が終わったら、後は覚えてきたコース1をひたすら走る。
 一応教習・検定コースは1と2があるので覚えとけという話し。

 「次はコース2を走るかもしれんので、覚えとけ」
 って、マジ!?

[2001/09/06(木) 第一段階9時限、第二段階1時限]

 さぁ、初の雨天教習しかも夜。しかも一段階9時間め。そう、第一段階のみきわめやないですか。

‥‥雨でもやるんですか?
「あ、アレね」
 って指差す先には雨合羽が(笑)。


 しかし、コースがびっしょりなのはともかく、コースのあちこちにわざとらしい水たまりがあるのがなんですよ。絶対コレ、意図的に水たまりになるように設計してるんじゃないかと疑いたくなります。

 そんな訳で、急制動でロックかましました。
 一瞬、死ぬかと思いました。


 一本橋、今までヘロヘロでクリア率30%弱だったですが、某ヒゲ教官に「もう少し速くてもいいよ」と言われたので、今までよりも大分速く走ってみる。

 うゐー。
 をを、スゲェ、こんだけ速いと全然ふらつかないですヨ。

 ゴトン。

 よゆ〜クリア。
 ナゼかタイムを測ってる。
 11秒(爆)。

 すいません、今まで遅すぎました(笑)


 みきわめ、って、結局コースを走ってただけでナニやったのかさぱーり判らなかったのですが、取り敢えずクリアらしい。つうか、「みきわめをやるよ」って言われた訳でもないのですな。どうやら教官が後ろから走って様子を見ていたらしいのですが、その程度です。

[2001/09/08(土) 第二段階ケース教習、セット教習(学科1)]

 ケーススタディがなんなのか良くしらなかったのですが、要は事故が起きやすいパターンと対処方法のレクチャーというかディスカッションというか、そんなナニ。
 三人セットの教習で、パネルを見ながら右直事故とか巻き込まれとか左直事故とかのディスカッション。

 通常の危険予測レベルに加え、「おばちゃん補正」なるものがあるという(笑)。


 結論

「こっちが優先でも譲る意識を持て。死ぬのはこっちだ(爆)」


 つうかコレ、昔は教習コースに交差点の危険を再現するセットを作って体験してたらしいけど、「車は止まらないで右折するよ」と言っておいたにも関らず、やっぱり止まれずにぶつかったヤツがいたらしい。
 車ならハンドル切れば回避出来るけど、バイクの場合は体重移動して初めて回避になるのですよ。緊急回避の教習をやっていたとしても、実際はまず避けられるもんじゃないというお話。
#ところでこの教官、シミュレータのことを「シュミレータ、シュミレータ」と言うのが実に気になって仕様がありませんでしたが(笑)。


 さて、ケースの次はセット教習。コレが、普通免許所持の人には最初で最後の学科になる訳ですな。ちなみに、二時間連続です。

 他の教習日記とかマニュアルを見ると、セット教習をシミュレータ使ってやる所もあるらしいけど、ココでは教官が人身御供になり一般道路を走ってこっちが車で後追い、危険箇所をチェックしてディスカッション、という内容。
 ちなみにこのシミュレータ、どんなに安全運転をしても必ず事故になるという、ある意味とてもやってみたいブツなのですが(笑)。でも聞く所によると、長野市近辺の教習所ではほとんど人間による実地試験らしのでアレ。

 ちなみに担当のリーゼント教官、なかなか講義に慣れているらしく、雰囲気的によさげではある。
#しかし、隣の教室で「女の子に『キミ、かわいいね』とか言うのはセクハラである」とかいう講義をやってるのが妙に気になるが‥‥。今の応急救護実習ってそんなこともするのか?

 ちなみにセット教習の3人、全員普通免許をもっていますが、危険予知のチェック項目全滅(爆)。
 しかし、
 「(危険箇所の)三ヶ所中、一つもあってなかったら再講習だ」
 とか言われた割には、なんとか全員オッケーでした(笑)。

[2001/09/13(木) 第二段階4・5時限]

 外周を走る
  ↓
 一時停止
  ↓
 プスン‥‥
  ↓
 エンジン停止
  ↓
 (´д`)マズー

 交差点を曲がる
  ↓
 信号で停止
  ↓
 プスン‥‥
  ↓
 (´д`)マズー

 坂道発進の練習
  ↓
 (略)
  ↓
 (´д`)マズー


 なんか、今日はトンデモなくエンジンの調子がおかしいです、この機体。
 と言う訳で、教官が機体をチェック。

「ちょっとクラッチ放さないでね」

うい。

 ぶごををををををぉん
 うををををををぉぉぉぉぉぉぉん
 をぉぉぉみゐ〜〜〜〜〜〜〜ををををぉぉぉぉん


 な、なんか、エンジンを9,000rpm強まで回してるんですケド、この人‥‥。

 どうも教習車って、あまりに低速で回されていたりエンストバリバリ(笑)なおかげで、シリンダ内に不完全燃焼したガスやら水分やらがたまって、たまに調子がおかしくなる時があるとか。いわゆる「かぶる」ってヤツですか。

 つうか、

この状態でクラッチ放したら面白いだろうな


 とか思っちゃダメですか?(爆)
#いや、マジで危険なんだけどね


 をををををを〜〜ぉぉぉぉん‥‥プスン‥‥。

 直ってないし‥‥。

 「しょうがない、ココを回して‥‥」

 「それじゃコレでよし。あ、アイドリング上げたから、ひょっとしたら急に噴けるようになるかもしれないけどよろしく」

 って、いいんかいソレで(笑)。

[2001/09/15(土) 自習]

 二輪教習も2段階5時間が終わったので、知り合いとバイク屋をのぞきに行ってみる。
 某中古屋にあったHONDAのXLR250が実によさげ。

 店員が、「コレは極上ですよ。こんなのもう出ないです!」とか力説してくれただけあって、中古オフロード(トレール)にしては実に綺麗。
 大きさも、他の250に比べてちょと広くて高いので乗りやすい。つうか、DT250とかIT250とかSEROW225は足が若干キツイのですよ。
 色も、ホワイトベースにパープルをスプレーした感じでよさげ。

 ただ問題はですな。このXLRって既に廃盤らしく、パーツがいつまで入ってくるか判らないらしい。

 あと一番大きな問題は、このバイク、たけ〜〜のですよ。大体メータ一万キロ未満の250オフ車って22〜25万くらいなのですが、コレは車体価格が38万円強。いや、確かに廃盤の名品(らしい)のと、この状態を見れば文句はないのですが、しかし今回の予算ではさすがにねぇ‥‥。

 などと書いたけど、次の日も通りがかりにのぞいてみたら、コレってHONDAのXLRじゃなくてYAMAHAのTTR-レイド250でした。でもこっちも廃盤です。XLRは、隣にあったXLR-BAJAの方でした。こっちはちょっと使い込みが激しいブツでしたな。価格は魅力だけど。


 そんで別の店でもよさげなのがあったのですが、良く見ると2スト250cc(!!)。2スト125ccで4サイクル250と同レベルの加速を出せるらしいので、2スト250っていうと4サイクル400並みってことか??
 でも、サイズ的にもインターフェイス的にもぴったりフィットって感じで、カラーリングもよさげ(ほとんどトライチェイサー2000)、金額も29万となんとかなりそうではあるのですが‥‥。


 まあ、オフ車についてはもうちょっとネットでベースを勉強しときましょう、ということで、知り合いのSEROWに試乗テスト(爆)。

 どこぞの道じゃ無い舗装な所を軽く走る。

 感想。

これって自転車!?


 いやぁ、225ccってこんなにちっこいのんか〜。
 さすが、教習車のCB400SFに乗りなれた後だと、軽いし運転姿勢は自転車並みだし、排気量がない反面アクセルを目一杯吹かせるし、と、コレが実にイイ。
 軽いから取り回しが楽だし、そのくせ吹かせば結構速度でるしな。

 この機体、むかし知り合いが買ったときにちょっと乗って(またがって)みたのですが、その時はトンデモなくデカくて重く感じたのですがねぇ。やはり教習ってのはちゃんと考えられてるんですな、とか思ってみたり。まだ終わってないけど(爆)


 ついでに、河川敷ののっぱらと砂利地を踏破。
 シフトを3rdに入れるとコケるというので、2ndに入れたままアクセルを開けて突入。

 これがまた

スゲー楽しい


 いや〜、こればっかりはオンロードでは絶対に味わえない感覚ですよ。もともとこのSEROW自体が扱いやすい機体らしく、初めてのオフロードでも立ち乗りのアクセル開けまくっておんぱおんと走れる。ああ、むっちゃくちゃ楽しいですよ、ええ。


 しかし、実際に走ってみるとやはり、このサイズはわたくしにはちっこいですな。近所を乗るだけならまだしも、中・長距離のトレッキングをするにはシート-ペダル間の狭さがネックかも。ん〜、KLR250ってのもサイズ的によいという話しを聞いたけど、でも水冷ってのが少し気になる。いいケド。

[2001/09/22(土) 第二段階6・7時限]

 今日のお題。緊急回避、悪路走行。
 緊急回避。直線を30km/hで走って、教官が旗をあげたらそれによって左右に回避。
 四本だが、なんだか練習なんだかナニをやったのかよくわからないうちに終了。


 悪路走行。
 「ちょっとついてきて」と言うことで、コースの外れにあるブースまでいく。

 「今日の練習はアレ」
 って、アレってひょっとして、あそこにあるコンクリートの道に石を山ほど埋めこんだアレですか!?

 「じゃあ、立ち乗りでいいから、そこの入り口から入ってコースを通って出てきてね」

 コースって、コレって5mくらいしかないんですけど‥‥。

 ん〜、とりあえず行ってみるか。

「ドゴン」(エキパイを石にぶつけた音)


うぉぉぉ


「でこん」(ハンドルとられてコースから墜ちた音)


うほほほ



 はい、もう一本

「ゴス」(ハンドルを取られたあげく前輪が石から滑った音)


うひいいい


「ボコ」(コース脇のパイロンに突っ込んだ音)


アヒャヒャヒャ



 もっともっと

「ぶおおおぉぉぉんんんん」(跳ねた拍子でアクセルを思いっきり吹かした音)


だああああ!!


「うぉぉぉぉぉ〜〜〜〜ぉぉぉん」(あわててクラッチ切ったけどアクセル戻せないのでエンジン吹けすぎな音)


おわわわわ



 はい、もっとアクセルとクラッチと膝を使って!

「ドゴゲス」(コースに乗りそこねてバンパーをぶつけた音)


「あが・・・・・・・・・・(声にならない痛み(謎))」




 今日の結論。

「オンロード車で悪路を走っちゃダメです!」


[2001/09/29(土) 第二段階8時限]

 実はこの週って予約とってなかったんだけど、残り一時間&卒業検定に後3週間も待つのはちょっと‥‥ってことで、初キャンセル待ちをする。

 キャンセル待ちは簡単で、カウンタにあるキャンセル待ち台帳にコードと名前を書いておくだけ。特にバイクは教習数が少ないので簡単にキャンセル待ちが取れる、らしい。


 そんな訳で、台帳を書いて20分ほど待つ。
 配車開始。
 名前を呼ばれる。
 教習原簿を出す。
 コレで教習確保完了、らしい。うむ、なんとかなったな。


 二段階8時間め。そう、教習はコレでおしまい。みきわめという事なのだが、コースを好きなように走るだけ。いつの間にやら教官が後ろにいて見ているが、普通に走って課題をミスしなければ特にあれこれ言われることもなく終了。

 「進路変更、合図を出してからすぐに後方確認するんじゃなくて、三秒待ってから確認するように」と言われるが、あとは「では、課題を失敗しないようにだけ気をつけて」でおしまい。


 しかし、今回の教習車は実にボロいというかエンジンもブレーキも調子が良くない。エンジンはなんか「コンコンスコンスコン」言ってるしブレーキはロックもしてないのにキーキーとうるさい。
 しかも、検定は普段教習には使わない検定車を使うらしい。一度でいいから乗せてくれと思うのだが、なんともアレです。

 ま、とりあえずの問題は、急制動でロックさせないようにするってことですか。何回も練習したはずなのだけど、どうもイマイチ後輪ブレーキを踏みすぎる時があるですよ。
#とか言ってると、いきなり橋で墜ちたりするですが(笑)


 ところで、今回はコース内にいわゆる「大物」さんがいらっしゃいましてですね、一時停止からの左折で反対車線に車体の半分近く頭を突っ込んだり、そこから戻ろうとして左路側帯に乗り上げたり。「ゴス」って音がコースに響きましたですよ。タイヤ大丈夫??

 で、運悪くこの車の後ろをしばらく走るハメになりましたが、これがもう2車体以内には近づけないほど恐い。

 危険予知のいい勉強になりました。

 たぶん違う。

[2001/10/06(土) 卒業検定]

 諸君、私は検定が好きだ。
 諸君、私は検定が好きだ。
 諸君、私は検定が大好きだ。

 交差点が好きだ 直線が好きだ 緩いカーブが好きだ 信号が好きだ
 連続進路転換が好きだ 坂道発進が好きだ S字コースが好きだ 踏切が好きだ 一本橋が好きだ。

 路上で、場内コースで、アスファルトの路面で、砂利道で、林道で、高速道路で
 この教習所で行われるありとあらゆる検定試験が大好きだ。

 列を並べた路上検定のマニュアル車が、ノッキングと共に路上に出発していくのが好きだ。
 クランクに突入した二輪車がコントロールをミスして暴走し、パイロンがバラバラになった時など、心がおどる。

 教習生を乗せたCB750のタンデムで8の字を走破するのが好きだ。
 タイヤが路側帯に乗り上げて交差点に飛び出してきた普通車を、二輪車で追い抜いていった時など、胸がすくような気持ちだった。

 法定速度で走る教習車が一般道の交通を蹂躙するのが好きだ。
 恐慌状態の新人が、既に補助ブレーキで止まっている車のブレーキを力一杯踏みつけている様など、感動すら覚える。
 減点オーバーの受験者たちに、再検定を宣言していく様などはもうたまらない。
 泣き叫ぶ不合格者が、わたしの渡した教習原簿とともにばたばたと泣き崩れていくのも最高だ。
 あわれな抵抗者たちが、様々なセリフでけなげにも検定合格を懇願してくるのを、「なんと言ってもダメ」と木っ端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える。

 タクシーの運転手に無茶苦茶煽られるのが好きだ。
 必死に守るはずだった交通法規が蹂躙され、追い越し禁止の道路でひたすら追い越されていくのは、とてもとても悲しいものだ。
 車道の自転車に接近されて、反対車線はみ出し(大)を取られるのが好きだ。
 トラックに追い回され、害虫のようにクラクションを鳴らされるのは、屈辱の極みだ。

 諸君、私は検定を、地獄のような検定を望んでいる。
 諸君、私に付き従う教習生諸君、君たちは一体何を望んでいる?
 さらなる再検定を望むか?
 情け容赦のない、糞のような検定中止を望むか?
 鉄風雷火の運転の限りを尽くし、三千回もの再検定を食らう、嵐のような運転を望むか?

 検定!! 検定!! 検定!!

 よろしい、ならば検定だ。
 我々は満身の力をこめて、今まさに走り出そうとする初心者ライダーだ。
 だが、この狭い教習所のなかで、17時間もの間耐えつづけてきた我々に、ただの検定ではもはや足りない!!

 卒業検定を!! 一心不乱の所内検定を!!

 我らはわずかに一教習所、10人に満たぬ中途半端な時期の教習生に過ぎない。
 だが諸君らは、一騎当千のベテラン教習生だとわたしは信仰している。
 ならば我らは諸君と私で、教習生1万人と1人の検定担当教官となる。

 我々を忘却の彼方へと追いやり、眠りこけている連中をたたき起こそう。
 煽る車の目の前でブレーキを踏み、急ブレーキを踏ませ、クラクションとともに思い出させよう。
 連中に恐怖の味を思い出させてやる。
 連中に我々の、教習生であった時代を思い出させてやる。

 公道と教習所のはざまには、奴らの運転常識では思いも寄らぬ事がある事を思い出させてやる。
 一千人の教習生の検定車で、一般道を燃やし尽くしてやる。

 第二次「マッハライダー」作戦。
 状況を開始せよ。

 征くぞ、諸君。

 とまぁ、検定の説明も終わり(一部誇張)、いよいよ検定開始である。
#一部ですか?(爆)


 今日の受験者は8人。なんかこの時期にしてはやけに多いらしい。つうか、すでに検定員がお疲れモードなのですが(笑)。
#まぁ、このへんのページなどを見ているとしょうがないとは思うけど‥‥。

 わたくしは6番目ですか。そいや車の路上検定は一番でしたな。一つ前に検定する人の後ろに乗って検定下見が出来るのですが、トップだったのでひとつ前は大型四輪の検定。トラックの助手席に乗って検定コース(公道)を周りました。なんの役にもたたん(笑)。


 結局、8人でぞろぞろコース脇に並んでいてもナニなので、4人づつ前半・後半組に判れて検定。
 わたくしは後半組ですが、なんせ検定前に免許を試験官に取られているので(ちょとちがう)、車で飯でも喰いに行くというのが不可能。しょうがないので、こないだ某書店でパチってきた「あずまんが大王試食版」を読む。うむ、第1回のちよちゃんのおさげってこんなんだったのですな。ああ、榊さんいいなぁ。今度コレが劇場版になるらしいが、Web大王がちょっとナニだっただけに大丈夫か?


 ちなみに、検定のコースはいわゆる「1コース」。教習って1コース・2コースの二つをひたすら練習してた様なものなのですが、やはりそのどちらかが検定に使われると言うこと。今回は1コース。もちろん、両方のコースは体で覚えているので問題なし。
 ただ、検定特別として、「ウォーミングアップ」の小さい周回コースが最初にあるのがちょと違うか。


 とか言っているうちにそろそろかという時間になったので、そのまま待合室に戻る。一応、検定の様子も見たいし。

 様子を見ていると、わたくしの前まではダレも課題を失敗することなく来たらしい。二輪の検定は、課題(急制動・スラローム・一本橋)さえ失敗しなければよほどのコトがない限り落ちないらしいので、失敗しないで課題終了=ほぼ合格と言っていいかと。
 とは言っても、一時停止線をオーバーしたり信号無視したり坂道発進で後ろに下がったりその他安全確認が適当だと、その時点で「さようなら〜」なんだけど。


 さて、前半組が終わってちょっと休憩が入って、いよいよ後半組検定開始。

 バイクの横に行く。後方確認。スタンドを払う。もう一度後方確認。跨がる。ミラーの調整。キーを廻す。ギアが1に入っているのを確認。クラッチを引いてセルスイッチでエンジン始動。発進合図。進路確認。発進。

 うむ、この手順は完璧‥‥と思いきや、どうもミラーの位置がズレとる。後方の遠方が見えん。かといって、途中で直すと藪蛇になりそうなんだよな。まぁ、ミラーが合っているかなんて高台の上にいる審査官には判らんので、そのまま放っておくことに(爆)。

 最初はウォーミングアップコースをまわる。体を温める(コレが今日の初乗車だし)のと、検定車の様子を見るのが目的だけど、特にどちらも問題ナシの様子。さすがに前回みきわめで乗ったスゲー調子悪い機体に比べればはるかに調子がいい。


 ストレートに入って、いよいよ検定本番開始。
 直線。障害物。長い直線。まえココで50km/h出して怒られたので、40km/hを超えないように注意、と。
 二車線をまたいだ右折。前に大型の検定車がいるので十分車間距離を取ってスピードを落とす。右折。
 さらに右折してS字コースに入る。初めて入ったときは「なんじゃこりゃ!」のS字も今となっては実に面白いオブジェクトである。S字を抜けたら右折してすぐに左折なので左に寄りつつ信号で停止。信号が青になったら左右を(わざとらしく)確認。ココの左折、たまに足をついちゃうことがあったんだけど、検定時は(停止以外で)足をついた場合は転倒と見なされて即ゲームオーバーなので気をつけねばいかん。

 発進即2速で手の力を抜いて左に傾けて左折。うむ、問題なし。そのまま直進。左折。外周を少し走ってさらに同じ信号に入る。ただし、今回は右折なので車線の右に寄る。しかし、教習中もここの信号にひたすら引っかかりまして、素直に青だったことは数えるほどしかないですよ。

 右折。見通しの悪い交差点(向こうが優先)の手前で減速・確認。進んで左折。そのまま指示速度直線を走る。ココでは35km/hで走らなきゃいけないんだけど、やはり前に45km/h出して怒られたのでナニ(笑)。
 外周のゆるいカーブを曲がったらすぐに左折。曲がりおわったらすぐに右ウインカーを出して右により、信号の直前を右折して踏み切りへ。
 この踏み切りって微妙に坂になっているので、前に大型とかMT車とかいると恐くて近づけません。大体場内を走っているMT車ってのはまだまだ初心者で、ノッキングしまくりの空ぶかししまくりの坂道発進に5分以上とかそんなのばっかりなので、実にキケン。
#でも、一般道のおばちゃんよりはマシですが‥‥。


 踏み切りを渡ったら2速に入れてすぐ左折。ここで以前、2速に入れたつもりがニュートラルに入ってて、車体を倒してアクセル吹かしても「スコーン」って感じで空回りして足つきしたことがあるのだけど、さすがに今回はなし。

 さらに二つ先の交差点を左折して優先道路を直進。優先といっても、たまにこっちを見ていないヤツが突っ込んでくるので、こっちはいつでも止まれるようにしとかないとな。
 つうか、前、大型特殊が加速全開で突っ込んできたときは本気で恐かったですよ。こっちは停まれたけど、もちろん相手はその場で検定中止。気の毒に(爆)。


 さて、そのまま一時停止の交差点から右折して外周に戻り、またすぐに右折して次はクランク。
 クランクとS字、スラロームの様に時間制限のある課題じゃないんだけど、パイロンに接触したらその場で「次は頑張ってね」なので気を使う。
 クランクに入る前に2速に入っているのを確認。1速だとパワーありすぎて暴走するし、3速だと吹かしてもパワーが出ないのでやはりバランスを崩す。ちなみに、両方やりました(笑)。

 結果。最近のベストとも言える位スムースにクリア。

 ここさえクリアすれば、後は直進して坂道発進と課題コースのみですな。


 坂道発進。逆行(大)がやはりゲームオーバ条件なので、ヘタしてエンストしたとしても絶対に後ろに下がらないようにだけ注意せねば。エンストなら1回は減点で済むし。
 と言っても、今まで坂道発進「だけ」はダレにも教えてもらって無いにも関らずほとんど失敗もしたことないので余裕‥‥。

 ‥‥とか思っていました。

 後輪ブレーキを踏んでアクセルを少し開けつつクラッチを半分繋いで、車体に力が入ったのを感じたら後輪ブレーキを放す。車体は前に進むので、後はアクセルを軽く開けつつ通常の発進速度まで達したらクラッチを放す。
 コレがバイクの坂道発進。

 クラッチを繋ぎつつ‥‥アレ、なんか手応えがないとイヤな予感がしたけど取り敢えず軽く後輪ブレーキを放す。

「ばををををををぉん」


「うを!」


 車体に全然力がかかっていない。どうも嫌な予感がしたので無意識に前輪ブレーキに手がかかっていたのが幸い、そのまま前輪ブレーキで逆行だけは押さえる‥‥押さえたつもり‥‥。

 よくよくインジケータ見ると、

ニュートラルやんけ!


 とにかく1速にシフトを入れなおして一度発進。

逆行(大)とられてたらコレでおしまい‥‥。
取られてないとしても、減点は免れない‥‥。


 試験官、クランクが終わったら課題コースに移動しはじめるので、その隙に見てなかったとかならんかな‥‥(希望的観測)。


 ああ、追試教習が3,500円+再試験で6,000円+消費税。1ミスで一万円かぁ‥‥。イタすぎ。


 とにかく、減点だったとしてもこの先があるし、そこでミスしなきゃ点数には余裕があるはず。
 残りの急制動・スラローム・一本橋をなんとかミスなしで終らせるのが最優先だす。
 それに、急制動の所に試験官がいるってことは、即死じゃない可能性が高い。


 と言う訳で、課題3連続の1。急制動。
 ココは2回チャンスがあるのでまだ気が楽。と言っても、制動に失敗してコケたらその場でおしまいだが。

 スタート。
 加速・加速・40km/h到達(制動まで20m)・サイドブレーキを引いて車輪をロックさせる・クラッチを踏んでギアをバックに入れる・クラッチを繋いでサイドブレーキを放す・アクセル、全開〜〜〜!!!!

って、ソレはちがうだろ


 なにも言われず無事に距離内で停止。ロックしてないしエンストもしてないしコケてもいない。多分減点なし。つうか、ここはALL or Nothingなんだけどね。
 そりゃそうだ、実際の場面で50cmオーバーしたら、そりゃ衝突してるんやもんな。


 その2。スラローム。
 パイロン×5のコースを8秒以内で通過。ちなみに、ウワサでは1秒5点とか(謎)。
 もちろん、パイロンへの接触・足つき・コースアウトしたら即死、一万円ナリ。

 停止位置からスタート。2速に入れたらコース突入。
 タイムをあせるよりも確実にコースをクリアするのが優先。実際、8秒ってのは余裕がある設定なので、しっかり加速してコースに入って加速しながら出れば、まずタイムオーバーはないコースです。ちなみに自己測定7.2秒ナリ。


 その3。一本橋。
 はい出ました、一本橋。クリアは7秒以上。やはり1秒5点というウワサ。
 即死条件も単純。落ちたら一万円デス。

 ぶろろろろん
 ゴス。
 ドッドッドッ‥‥‥‥
 どん。

 ヤバ、ちょ〜っとタイムがギリギリかな。自己計測で6.7〜7.0秒。普段なら8秒以上なのだが、どうも失敗しないことを優先しすぎたかも。うむ〜。


 あとは、発着点にバイクを持ってきて止める。ギアを1速に入れる。エンジンを切る。後方確認。降りる。スタンドを出す。ハンドルを左いっぱいに切る。おしまい。

 一応、坂道発進が即死じゃなかったとしたら、自己採点で減点は15以内。ノルマの減点30以内はクリアしているはず。まぁ、後20分もすればはっきりするでしょう、うむ。



 ともかく発表を待つ。
 今日の午前中は四輪と二輪の検定なのでやたらに待合室が混んでる。

 ‥‥。

 「はい、二輪検定の人こっち〜」

 あうあう。

 「え〜と、結論から言いましょう」

「全員合格です」


おおおおおお!!!!



メモ‥‥持ち物
 受験者の中で一人、「今日、そんなに金持ってきてないヨ」って人がいましたが、取り敢えず検定は受けれた様です。でも合格書類は出ませんでしたが。つうか、検定予約の時に話しがあったやろ‥‥。


メモ‥‥卒業検定料金

 つうか、わたくしゴールド免許だから更新は5年ごとのはずなのに、2年に一度くらいは安全協会会費払ってるような気がするのですが‥‥

[2001/10/16(火) 免許更新]

 通常の経年免許更新は土・日曜日もやっているのですが、新規免許取得分の免許更新は教習所別に日付指定されております。
 と言う訳で、会社は外出ということで更新であります。

(12:30)
 交通安全センターに到着。
 取り敢えず中に入る前にやっておかねばいけないこと、それは、適当な本を一冊買っておくことですな。
 何回か免許更新をやっている人は判ると思うのですが、非常〜に、ヒマです。
 それでも、わたくしが新規に四輪免許を取った時よりは改善されている様でありますが。


(13:00〜13:15)
 受付。
 ホントにこの時間しか受け付けてくれません。
 ちなみに、受付の態度というかナニは、かなりよくなっています。
 以前は‥‥‥‥‥‥、ねぇ‥‥という状態だったのですが。

 と言う訳で、教習所で卒業時に貰った書類一式を提出、確認。免許保持者はここで旧免許も見ます。回収はまだですが。


(13:30)
 適性検査開始。
 と言っても、免許保持者and教習所卒業者なので、視力検査のみ。眼鏡をしていても一応裸眼をはかるのですが、さすがに0.1未満な人は無理ですな(笑)。


(13:40)
 ヒマなので本を読む


(13:50)
 ヒマ。
 なるほど、今シーズンのブーツは、やはりソフト系に流れましたか。まぁ、先々々シーズンからほとんどの板がカービングに流れてきた訳で、ブーツもそれに合わせて変わるのは当然でしょうねぇ。カービングでは、板を「操作する」というよりも自然に流れる様な動きを要求されるので。
 ちなみに、カービングとライディングは共通部分が多いです。力で板・バイクを押さえるんではなく、身体、特に膝と腰の動きで傾けることで自然に曲げてあげる。
 しかも、逆エッジ(ハイサイド)食らうとふっ飛ぶところまで一緒(笑)。


(14:00)
 ようやっと集合。
 免許種類順に並んでとある一角に行き、簡単な講習andビデオを見る。

 午後からの受付で入るのは既存の免許を持っている人なのですが、これから一年は初心者ドライバーになり、違反・事故をすると初心者講習行きだ、とか、特定の条件を満たした場合は今回取得の免許が抹消になりますとか、免許取消しを食らうとすべての免許が一遍に消えますので注意、とかとか。
 ちなみに、新規免許取消しの条件は、新規免許の車種で一発免停を食らった場合であります。酒気帯びなら即死できますな。

 ビデオはまぁ、相変わらず相変わらずな内容であります。コレなら、どこぞのUGで流れているテイストレスムービー・交通事故編でも見せた方が効果ある気がしまする。


(14:40)
 免許の原本シートが出来上がる。
 配られた原本をチェックしたら順番に並んで写真撮影に。


(14:50)
 写真撮影。
 今の免許写真てデジタルカメラになっているので、以前のようにフラッシュばちばちとは焚かないらしく、眼鏡のままでも撮影オッケーなのですな。
 わたくし、眼鏡を外して写真を撮るとやたらに目付きが怪しく映るので、なかなか助かります(笑)。

 そういえば、今回は久々にスーツの写真ですな。


(15:10)
 最終講習。
 免許の発行手数料納入書を書く。
 ついでに、交通安全協会費の書類も。実は、協会って任意加入なので無理に入る必要はないのですが、どうもあの説明は故意にそれを隠しているようでナニです。

 さて、これで後は新規免許を受け取って金を払っておしまい。
 でも、免許保持者は最後のほうなのでやはりここでもしばらく待つ。

 発行順に名前を読み上げるのですが、しかし、中国・台湾やフィリピン系の人が増えましたなぁ。見た感じ留学生という感じの人が多いのですが、社会人もいますか。まぁ、長野は公共機関がイマイチなので、原付きでも二輪でもあった方が便利であるのですが。


 さて、わたくしも呼ばれたので、並んで書類と旧免許を渡して、手数料を払って、会費を一応払って、免許を受け取って、はいお疲れ様でした、と。


メモ‥‥持ち物

メモ‥‥免許証更新料金