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(2000/9/20)

「キーボードマニア」


(2000/1/23補足)
 これも特に補足はないです。
 ただ、以前のバージョンではコメントアウトしてあった部分を公開しました。

 私が某所で使っている103キーボードを見て、ある人が自分のキーボードもこんな風に加工してくれと言ってきた。ちなみに、103キーボードってのは、左側のミ田キーをとっぱらってプラ板でふさいだ代物で、いま日本では手に入りにくくなってる101プレーンの代わりになるもの。家ではATマシン一台めを買う時にショップで買った101キーボードを未だに使っているからいいのだが、某所でも101を使いたいけど今はなかなか101のいいキーボードが手に入らなくて、かといって109なんて使う気にもならんし、104はミ田がくそ邪魔で全くツカエネ〜からいらね〜って言ってんのについてるしという訳で自前で加工したブツ。プレーン101とまでは行かないけど、非常に使える。

 やはりその人も、ミ田キーが邪魔でしょうがないらしい。つうか、あのキーをまともに使ってる人なんているんだろうか? ほとんどの人が、IMEを切り替えようとしたら間違えて押してしまったとか、ALTでメニューを開こうとしてスタートメニューが開いてしまったとか、DOOMをやってて攻撃しようとした瞬間Winモードに切り替わってさあ大変とか、そんな使い方をしているとしか思えないのですが。

 さて、家で使ってる101キーボード。これが、実に五年以上使ってるのに全く調子が悪くならないのがすごい。さすが「Maid in Heaven China」。頑丈さはどこにも負けませんな。某所で使っているIBMキーボードなんて、保証期間過ぎて二・三日したらもう数台壊れはじめやがった。IBMもソニータイマーと類似の技術を開発したらしい。しかも、今時端子がATだしな(笑)。既に変換ケーブルですら手に入りづらくなってるこいつ、コレが壊れたらはっきりいってやってられない。代替になるブツも探してはいるのだが、日本のメーカ輸入物で101ははっきりいって全滅。極々たまに秋葉なんかで見かけたと思っても、キータッチ最悪のヘボキー。

 でも、実際アメリカでは、104の評判がすさまじく悪くて未だに101が現役バリバリ(死語)で生産されているそうだ(実際に生産しているのは台湾あたりだろうけど)。でもコレ、日本に入ってこないんだよなぁ。日本に入ってくるのは、向こうで不人気売れ残りの104キーボードのみ。

 しかし、最悪海外の業者からネット通販という手がある国際標準の101はまだいいほうだ。106キーボードなんて、日本のメーカしか作ってないからさぁ大変。現在、いろいろな理由(主に真っ黒ソフト(仮名)の圧力)で、106キーボードはショップの在庫のみ・次回入荷予定全くナシ、の状態らしい。

 ま、結局これが、マイクロソフトによる寡占化の影響だってことだな。そんで、消費者利益よりも企業利益を優先する日本企業体質もモロに出てますな。後は、ミ田キーが要らないという消費者マインドが、マイクロソフトべったりなPC系出版社ばかりな日本出版界では全く表に出ないのも問題ですな。
 をを、つまりPC業界の問題点がすべて凝縮して表面化した問題、それが104・109キーボード問題だったのか!


 「あなたのお好みのキーボードをオーダーメイドで作成します」。そんなベンチャービジネスが出てくる日も‥‥近いかな(笑)。


 ところで、メイドさんロックンロールってアレですか?(意味不明)