お見合い

婚約

結納



お見合い

お見合いの席では、当人同士(場合によっては当人の父親・母親も同席)のほかに仲人さんも伴って、食事をご一緒するケースがあります。きちんとした作法やマナーは一通り頭に入れておきましょう。
ここでご紹介する内容は、あくまで一般的なお見合いについてです。
(相談室を通したお見合いの場合は、もっとカジュアルです。詳細は「第2回コラム」に掲載中!)

お見合い写真
女性のお見合い写真は昔は振袖も多かったようですが、最近は「普段の様子がわかるから」と、洋服での撮影も多いようです。

釣書(つりがき)
「釣書(つりがき)」とは、お見合いする本人の身上書(プロフィール)のことです。相手方に渡される「履歴書」のようなものです。便箋にペンで書き、白い封筒に入れます。

服装について
お見合いの席で女性は着物と決まっているわけではなく、清楚な雰囲気の洋服も好まれます。一方、男性はスーツがほとんどです。

当日
仲人さんがいる場合・いない場合など、お見合いをセッティングした状況によって異なってきます。仲人さんがいる場合は、進行は仲人さんに従います。あまり遅くならない時間に、男性が女性を送り、お見合いを終えたら、なるべく早いタイミングで仲人さんにお礼を伝えます。

お返事
お返事はなるべく早く、仲人さんまたは仲介してくれた方に伝えます。お相手に直接伝えることはありません。


婚約

二人の結婚の意志が固まったら、婚約に進みます。婚約の方法はいくつかありますが、両家の親や、友人、知人といった第三者が立ち会うことが必要です。
その方法は 1.結納を取り交わす 2.婚約パーティーを開く 3.婚約記念品を贈り合う 4.婚約通知を出す、ということが一般的で、いくつかを組み合わせて行うこともあります。最近は簡略化されている傾向にありますが、本人を中心に両家で話し合い、内容は簡単でも結婚へのけじめとして、きちんと取り交わしておく必要はあるでしょう。

婚約指輪

最近は結納をするしないに関わらず、男性からは婚約指輪を、女性からはネクタイピンやカフスボタン、時計などを贈るケースが増えています。
婚約指輪は誕生石かダイヤモンドが一般的のようですが、特にこだわらず、予算の中で自由に選んでかまいません。結婚指輪と重ねてはめることを考慮して選んでおくとよいでしょう。
ただし、結納を交わさないときは、婚約記念品の交換を本人同士だけでなく、家族や友人の立ち会いのもとに行って、婚約を明確にしましょう。

誕生石 意味
1月 ガーネット 友愛、貞節、優雅、勝利
2月 アメジスト 誠実、平静、高貴、心のやすらぎ
3月 アクアマリン 沈着、勇敢、夫婦愛
4月 ダイヤモンド 純真、不屈、純潔
5月 エメラルド 幸福、愛情
6月 パール 純粋無垢、健康
7月 ルビー 情熱、威厳、勇気
8月 ペリドット 幸福、なぐさめ
9月 サファイア 慈愛、誠実、徳望
10月 オパール 希望、幸運、温和
11月 トパーズ 友情、希望、潔白
12月 トルコ石 成功、恋の成就
誕生石とその意味の一例


結納

二人の結婚の意志を具体的な形としてあらわすことも大切です。そのひとつに結納があります。
本来、結納の結は「ゆいのもの」の結であり、二つの新しい家が姻戚関係を結ぶために一緒に飲食する酒と肴を意味しています。その酒と肴を相手方に納めることにより、婚姻が成立するわけです。
結納品は男性側の親が息子の伴侶となる女性と、ここまで立派に育てていただいた女性側の親に対して、感謝の気持ちを形に表わして納める大切なものです。

結納品について

目録
結納品の一覧目録。新郎側から結納品と一緒に新婦側に渡して結納品の内容を確認するもの。

受書
結納品を受け取った証明書として、目録を確認した後、新郎側に渡します。

金包
結納金を包んだもの。新郎側から新婦側へ贈る金包の表書きは「御帯料」、新婦側から新郎側へ贈る場合は「御袴料」。

半返し
新婦側が、結納返しをする際に新郎側からいただいた結納金の半分を納めます。(地域によって返す額は異なります)

婚約記念品
「婚約指輪」のこと。女性から男性に贈る物としては「時計、スーツ」など。

家族書/親族書
お互いの家族や親族を知るために両家が交換する書類。
同居の家族と、別居でも同じ戸籍の家族を記入した家族書と父方、母方の親族を3親等まで記入する親族書を両家で取り交わす。奉書用紙に墨書きするか、白い便箋にペンで書きます。

片木盆(へぎぼん)
家族書/親族書を載せる盆。結納品とパックのものもあるようです。

広蓋(ひろぶた)
家紋の入った黒塗りの盆。結納品の目録を載せて新婦側に渡します。

礼装用扇子
本人と両親があいさつを取り交わすときに用いる扇子。

熨斗(のし)
あわびを伸ばして干したもの。「延命・長寿」の象徴。

末広(すえひろ)
純白無地の扇子のことで「末広がりの幸せ、繁栄」の意味があります。

高砂(たかさご)
老夫婦人形「夫婦の堅い絆や長寿」を願うもの。

松魚料(まつうおりょう)
肴料のこと。昔は祝い事には欠かせない鰹節を贈っていたが、現在では現金を包むことが多いようです。

太留料(たるりょう)
本来は清酒を入れた柳樽のことでしたが、現在では酒料として現金を包みます。

小袖料(こそでりょう)
結納金。

寿留女(ことぶきするめ)
スルメイカを開いて干したもの「保存がきく食べ物であることから、生涯食べる物に困らないように」との願いが込められています。

結美輪(ゆびわ)
婚約指輪のこと。

子昆布(こんぶ)
「子宝に恵まれるように」との意味があります。

福槌/小槌(ふくつち)
木製の槌の形をした縁起物の飾り。

友白髪(ともしらが)
麻糸をたばねたもの。「夫婦の強い絆と、長寿」を願ったもの。

地方のしきたり

関西地方の結納
関西地方では、多くの場合、結納は新郎側から新婦側へ贈るものであり、新婦から新郎へ贈るケ−スは少なく「結納を納める」という表現をします。関東地方の双方が「結納を取り交わす」のとは対照的です。
しかし、京都や周辺の北陸・中国地方の一部では新婦側から新郎側より一回り小さい結納飾りを、あるいは新郎側からの結納飾りの紙の色を赤から青に変えて、新郎側へ「袴地料」として贈る習慣があります。
 
関東地方の結納
関東地方の結納は、新郎側・新婦側がそれぞれほぼ同格の結納品を用意し、「お互いに取り交わす」という形がとられます。結納セットそのものは、関西地方に比べ簡素です。又、関西ではそれぞれの結納品を独立した白木台にのせますが、関東では、すべてまとめて白木台にのせています。

中部地方の結納
中部地方の結納は格別、豪華です。 特徴は、「呉服細工」と「お土産」が添えられることです。 

九州地方の結納
九州地方の結納の特徴には、結納品の中にお茶を加えていることがあげられます。この慣習のため、九州では結納のことを「お茶」といい、結納が納められると「お茶が入った」といいます。

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