'15年:冬〜春

 画像はポイントすれば変わるよ#

♪2015.03.31 牧峠ツァー

<鍋倉山を見ながら→マッタリ→←峠から日本海側>
   ポカポカ陽気の鱗板ツァー亦も楽し

  鍋倉山から眺める関田山脈の緩やかな裾野は
  何となく魅かれるものがある。何時かは歩き
  たいと思っていたが思い切って出撃。山麓に
  目印となる沢が刻まれているので、地形図で
  確認し、牧峠に向かう尾根に取り付く。尾根
  は台地状の広い雪原で途中には幾つか段差が
  出来ている。鍋倉山を左手に見ながらスノー
  モービルの跡を辿ると、山小屋風の建物など
  もあり良い雰囲気の中を二時間で牧峠。日本
  海側を遠望し野沢温泉の毛無山を正面にして
  のんびり昼食。右手雪庇の貼り出したピーク
  カモシカも姿を見せ小一時間過ごす。帰路は
  斜度が緩いだけにターンを楽しむ滑りは物足
  りないが、ノンストップ20分ほどで帰着。

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♪2015.03.25-26 奥秩父三峯
   昨年の奥多摩御岳に続き関東の聖地へ

  廃校となった三峯分校跡を埼玉県岳連が借り
  岳人の家として利用して来たが、三月末で返
  すことになり閉所式に参加。初夏に行われる
  自然保護常任委員研修会の春版と考え、また
  我家では両親健在の頃まで毎年三峯様お札が
  代参者から配られ、一度は訪ねてみたかった
  場所でもある。高速利用で家から4時間半。
  秩父市街地が多少渋滞気味だったが、集合の
  三時前に到着。R140と分かれてからは御山里
  太田へ向かうような細い坂道。廃校跡は旧栄
  村時代の長井分校を思わせ三峯社同様郷愁を
  感じさせるダブルアイテムとなった。標高が
  900mあり放射冷却で夜は寒かった。閉所式と
  翌日の三峯社参拝を済ませ甲府経由で帰宅。

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<岳人の家閉所式→記念撮影←→三峯神社本殿>

♪2015.03.24 湯原裏山

<思いがけず新雪→鱗板なのだ→←林道へ下山>
   時ならぬ寒気で山ノ神予定から変更

  昨春のトラブルリベンジにとnagai・sugi両人
  からのリクエストで満を持しての出撃。だが
  予報は冬型で寒気も南下。栂池に着くと雪が
  舞い風も心なしか強くロープウェイは動きそ
  うもない。相談の結果、雪降りでも樹林帯の
  行動なら問題無いだろうと蒲原へ転進。出発
  時刻が九時と遅く距離も長いので、最初から
  山頂は諦めムード。それでも標高1000m付近
  の尾根まで上がれば十分滑りは楽しめる。時
  ならぬ新雪が30cmほど、ツァー向きに鱗板で
  出撃した身が悔やまれる。序盤はルート経験
  者の自分が、後半は最年少なんてつ氏がラッ
  セル。予定通り尾根に登り上げた所で終了。
  終盤は重雪になるも新雪滑りを楽しめた。

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♪2015.03.21 天狗原〜若栗
   まさに春山スキーならではの一日に

  栂池ロープウェイが動き出し、天狗原までの
  アプローチが楽になった。出された要望は裏
  ヒヨスタートだったが滑走距離の長い天狗原
  から親沢を滑るプランに変更。高気圧に覆わ
  れ風も弱く絶好の春山スキー日和。自然園を
  出て直にアウターを脱ぐがジットリ汗ばむ。
  天狗原祠にお参りしスタート。先日の雨なの
  か早くも縦縞が形成、それが硬くクラストし
  親沢に入るまでは修行系。沢に入ると程良く
  緩んでザラメ滑りが楽しめた。終了点で一服
  し若栗の頭までひと登り。黒川沢への下降で
  はデブリランド。堰堤は支柱の間に雪が残り
  今季積雪の多さを物語る。雪質の変化を肌で
  感じながら無事白馬乗鞍スキー場に下山。

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<祠に安全祈願→親沢のザラメ←→展望の若栗>

♪2015.03.18 黒姫南西尾根

<オープンバーン→稜線からダイブ→←国際交流>
   会議で睡眠不足の翌日はお手軽山行

  平日クインテットにま〜こさんが加わり又ぞ
  ろ黒姫南西尾根へ。天気予報は下り坂だが青
  空が広がり気温も高い。まだ快適ザラメとは
  行かないがベースが出来そこそこ楽しめそう
  な雪質。カラマツ林を行くと右手からソロの
  山スキーヤーが合流。見れば外国の方、話を
  するとトルコ人で単独テント泊しながら北信
  の山を滑っているとの事。国際交流を深める
  意味もあり不慣れな山域をご一緒する事に。
  いつも通り1900m稜線でハイク終了。高曇り
  で槍穂や頸城の山並みもバッチリ。滑り出し
  は快適、中盤腐り出した所で今日の目的であ
  ったビーコン探索訓練。終盤は漕がないと進
  まない雪だが、まずまず楽しめた一日に。

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♪2015.03.08 白馬浅間山
   残雪期のウロコ板里山探訪も亦楽し

  むらさん企画の松本ポタクラブに混ぜて貰い
  ノンビリと里山歩きを楽しむ。目的地は白馬
  落ち倉高原の東に位置する浅間山。浅間神社
  が山頂にあることからセンゲンヤマらしい。
  案内は地元塩沢に住む塩沢さん、松ポタから
  むらさん他7名の総勢10人のパーティーだ。
  アプローチは岩岳入口セブンの先から入った
  場所。楠川まで一旦下り林道を辿る。途中に
  牧寄スキー場跡があり放置されたリフト鉄塔
  やワイヤーが何気に痛々しい。一時間少しで
  浅間山麓の落倉地区、雑木林を少し登れば山
  頂直下の鳥居。斜度は急だが板のまま931mの
  山頂へ登り上げる。祠は雪に埋まり見えない
  が安全祈願。帰路の滑りは少しだが満足。

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<山頂にて→山頂直下の滑り←→鳥居で昼食>

♪2015.02.28 黒姫南西尾根

<1900mの稜線へ→好ロケーション→←無事下山>
   佐渡山予定も新雪狙いの転進大正解

  混雑が予想される戸隠大橋、案の定満車状態
  で1台は路駐。早めの出発で分岐まで来ると
  スキーのトレースは佐渡山方面、意外に降雪
  があった様で滑り期待の黒姫南西尾根へと転
  進決定。先行はスノーシューのお一人のみ。
  シュカブラでうねる尾根を通過し右手沢筋を
  覗くと疎林のノートラック斜面が魅力的に。
  下山後に菅平への移動もあるので稜線到達後
  早々にドロップ。青空に樹氷モンスター、そ
  してパウダー斜面とくれば言う事なし。全員
  歓喜の雄叫びを上げ二月最後の滑りを満喫。
  登りトレースへの戻りも順調、大橋へは昼前
  に帰着。神告げ温泉でサッパリ、蕎麦で腹ご
  しらえして雪山交流会の菅平へと向かう。

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♪2015.02.25 飯縄山
   パウダーからザラメへの過渡期の雪

  今日は平日組で久しぶりの飯縄山。七曲りの
  手前で下って来た車がブラックアイスバーン
  でスピン、二回転し急停止していた我愛車に
  ドン。人身には至らなかったが前部は破損。
  取り敢えず走れるので修理代を負担して貰う
  約束を得て予定通り決行。瑪瑙山に上がって
  鞍部への降りで今日の雪質が分かるが、何と
  夜間の気温低下でカリカリ。モナカよりマシ
  だが、今日は修行の滑りを覚悟。クトー無し
  だとシール登行も厳しい様子。山頂では風も
  弱くまずまずの展望を楽しみ南峰へ。荒れて
  固まった西尾根前半はやっぱ楽しめず、辛う
  じて終盤カラマツ林の沢筋がまずまずのザラ
  メ。ルートを修正し無事林道へ滑り込む。

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<山頂ショット→カリカリ滑り←→西尾根上部>

♪2015.02.21 妙高前山

<前山ピーク→ノートラ狙い♪→←AKAKANデッキで>
   好天に恵まれ雪山を目一杯楽しむ

  移動性高気圧に覆われ朝から快晴、リフトを
  降りればBC入り口に大勢の入山者。海外か
  らの来訪者も多い。トレースを辿ってI時間
  半で前山山頂へ。出だしの斜面はギッタギタ
  だがボコを降ってからは広い斜面。ノートラ
  ックを気持ち良く滑ってランチタイム。陽だ
  まりで会話を楽しみ後半戦。小沢地形を挟み
  右手にシュプールあるもそのまま尾根を降る
  が今回も左に寄り過ぎ、最後は急斜面を沢に
  降りる羽目に。どうやら中間で右の尾根に乗
  るのが正解の様だ。ゲレンデに戻ってAKAKAN
  ホテルでケーキセットで寛ぐ。これも前回と
  同じパターン。樹林帯手前とツリーランを楽
  しめたが、何より青空と雪景色が秀逸の日。

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♪2015.02.11 湯ノ丸山
   半日でも十分滑れて手軽に楽しめる

  山スキーでの訪問は二度目、sugiさんからの
  お誘いで急遽出撃。気軽に出かけたためか?
  用意したデジイチを玄関に置き忘れ、気付い
  たのが上田に来てからで後の祭り。何となく
  嫌な気分の出陣となった。天候は晴れ、登り
  での雪の感触もまずまずでカメラ忘れを除け
  ば楽しい半日となりそう。先ずは北峰に登り
  上げ、やや強めの風を避けシールオフ。出だ
  しウィンドクラスト気味だが直にパウダー♪
  150mほど滑って南峰へ登り返し。同様に登り
  返す人が数人、どうやら湯ノ丸の滑りはこの
  パターンの様だ。sugiさんカメラで動画を撮
  り合いながら12時前には地蔵峠へ滑り込む。
  銀嶺荘でランチを食べ解散、充実の半日。

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<烏帽子を背に→パウダー♪←→滑った斜面>

♪2015.02.08 三峰山

<アプローチ→天候悪化の兆し←→ツリーラン♪>
   初めての山域に期待もホワイトアウト

  かつて鉢伏山から眺め、何時かは訪れたいと
  思っていたが、山スキーでの訪問となった。
  今日は久々Tさんと同行、早い出発は相変わ
  らずだ。アプローチのビーナスラインを処々
  ショートカットしながら稜線へ登り上げる。
  目指す三峰山、そして鉢伏山も見えるが黒雲
  が低く垂れ込め明らかに荒天が迫っている。
  山頂への最後の登りから横殴りの吹雪となり
  目出帽を被る。そしてピークまで残り30mに
  なるも完全にホワイトアウト。登頂と滑降を
  断念し安全圏のビーナスラインへ降る事に。
  今日は標高差も少なくツァーぽいので新しい
  ビンディングの試乗も兼ねランドネー出陣。
  地形を把握できたのでリ次回ベンジかな?

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♪2015.02.07 大渚山
   北西面は勿論、南面も予想外の好雪

  昨シーズンもこの時期に両面を楽しく滑れた
  ので、今季はどうかな?と行ってみる。小谷
  平地の新雪は数センチと若干期待薄だったが
  大草蓮から斜面に取り付くと意外にパウダー
  がキープされている。今回もルート取りに悩
  み、いつもより手前で左手斜面に取り付く。
  だが、尾根筋に上がる直前がやはり急で結局
  いつものルートが良いかも。山頂は風が強い
  ものの青空に北アや頸城の山々がお出迎え。
  早々にシールオフし北西面に飛び込む。気持
  ち良く滑るも登り返しがあるので1330m辺り
  で終了。霧氷の着くブナ林の登りも絵になり
  苦もなく山頂。南面も日射の割には新雪が保
  たれ期待通り楽しく滑れた大渚山だった。

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<霧氷の登り返し→北西面♪←→南面マッタリ>

♪2015.01.26 北八ヶ岳XC

<坪庭スタート→折返し麦草←→縞枯山荘で周回>
   好天の北八13年ぶりにクロカン周回

  前回は深々と降る雪の中黙々と歩き、景色も
  楽しめなかったが、今回は仲間も居て存分に
  雪の北八ヶ岳を堪能。他のメンバーはテレマ
  ークの鱗板だが自分だけ細いXC板、歩くには
  軽くて楽なのだが滑りも考えるとランドネー
  の出番だったかと多少後悔。が、そんな不安
  も雪の被ったシラビソと青空、仲間との話が
  払拭してくれ、最後のゲレンデ滑降まで充分
  満足の行く一日となった。シーズンに1〜2
  回はこんなマッタリスノーハイクも良いか。
  宝の持ち腐れとならぬよう、時折GPSでルート
  チェック。また久し振りにデジイチも使用と
  行動に注意を払っての山行では無いだけに色
  々な試みの出来たのも収穫だった。

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♪2015.01.24 処崎XCスキー
   軽さは魅力だが山スキーより不安定

  来週は北八ヶ岳へクロカンで周回の企画があ
  り、8年振りに履く細板なので事前に勘を取
  り戻すべくログハウス時代に良く通ったフィ
  ールドへ。今冬は降雪量が多くログ対岸の処
  崎マレットゴルフ場もしっかり雪の下。本来
  なら柔らかい雪質が望ましいけど、ここ数日
  の冷え込みでカリカリにクラスト気味。だが
  どんな条件でも試練とばかりに乗り出した。
  やはり硬く締った雪面にクロカンの細い板は
  厳しい。それでも南面の雪は解け出して鱗板
  がしっかりと食い込む。一周約500mのコース
  を5周、終盤には誂た様な斜面もあり2時間
  の雪遊びも決して飽きる事は無かった。最近
  ゲットしたデジイチの試写にもなった一日。

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<北アを望む→貸し切り←→細板クロカン>

♪2015.01.20 小谷裏山

<中間のハイク→GPS軌跡←→中土駅到着>
   ルートミスも新規開拓と前向きに

  2シーズン続けて滑っていたが、今回はガス
  と積雪の多さで地形が分からず予定のルート
  より手前で尾根に乗ってしまう。更に其処が
  P1082mと早合点、次のポコを右から巻くべく
  右に出てしまった。このルート経験者から左
  ではとの助言があり少し修正するも、下部に
  平坦地が見えたので向う。沢地形を降れば林
  道に出ると分かっていたのでそのまま下る。
  ところが林道に出た所で右へ進む再びのミス
  を犯し指摘を受け間違いに気付く。誤りつつ
  戻り何時も滑る斜面の手前で沢地形に飛び込
  む。これが大正解でこの日は三度のパウダー
  滑降だ。GPSを持ちながらチェックを怠った反
  省、新たな斜面を知った収穫と半々の一日。

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♪2015.01.12 赤禿山
   大パーティーで深雪パウダーまみれ

  今季二度目は杉さんリクエストで赤禿へ。除
  雪終了地点に着くと後続車が。ショートカッ
  トで先行したパーティに大峰峠で追い着けば
  声を掛ける人が居て何と雪舞氏とシュンさん
  の顔が。嬉しいバッタリである。山頂手前の
  ドロップ地点まで互いのグループでラッセル
  交代しながら時折陽射しの中マッタリ登る。
  今冬は早い時期から降雪が多く、此処もタッ
  プリの積雪量。中間の平坦地は難点だが登行
  距離の割に滑りが長く楽しめ、皆さん満足気
  な様子。ボトムまで滑って腹ごしらえ、大峰
  峠への登り返しは富山メンバーのトレースが
  あって楽チン。無事駐車地点に戻ると停めた
  場所が悪いのか除雪の塊が置かれていたw

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<青空の登行→パウダー万歳!←→大峰峠帰着>

♪2015.01.10 鍋倉山

<ブナに咲く雪の華→山頂ショット←→レッツGO!>
   気温が低くドライパウダー満喫

  予定では笠ヶ岳〜タコチだったが中止となり
  代わりに山スキー仲間が鍋倉へ来ると連絡が
  あり渡りに船とばかりに参加。シーズン初の
  BCに滑り系が揃い、幸先良いスタートが切
  れそう。温井には一番で到着、後続も次から
  やって来て御多分に漏れず賑やかに。林道ま
  ではトレースがあるも小屋から先は消え、急
  な南東尾根を避け西ノ沢へ向かう。交代でラ
  ッセルを廻し、徐々に高度を上げ東尾根へと
  上がる。後続は南東尾根を登った様だがほぼ
  同時に山頂到達。寒いので早々に滑降モード
  に入り西ノ沢へドロップ!ノートラック上々
  のパウダーを頂き1本で終了。シーズンイン
  達者なマンバーと楽しく滑れラッキー♪。

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♪2015.01.05 虫倉山偵察
   地震後の積雪期はどんなかな?

  山頂崩落で登山禁止となった虫倉山、恒例の
  初日の出山行がボツとなり一年が始まった気
  のしないまま三ヶ日が過ぎ怠惰な年の始め。
  地震後の積雪期状況調査名目で登るなら支所
  も黙認してくれるだろうと出掛ける。林道は
  清水の水道貯水池で通行不可。暮れの湿雪で
  杉が至る所で倒れ、積雪も多く不動滝まで1
  時間。登山道に入ると積雪は更に増えワカン
  を着けていても膝まで潜る。結局、山椒魚の
  棲む沢渡渉地点まで更に1時間を要し、先を
  考えると単独ではラッセル疲れで持たないと
  考え、其処で終了。下山はトレースがあるか
  から早い。12時には車へ帰着し道しるべにて
  マッタリ昼食タイムとし2時前に帰宅。。

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<静寂の不動滝→自分撮り←→みちしるべ>