'11年:冬〜春

 画像はポイントすれば変わるよ#

♪2011.03.27 鍋倉山
  掛からなかったエンジンがようやく回転!

  東日本大震災以降、イベントの中止が相次ぎ
  また、連日報道される被災地の惨状や原発の
  放射能汚染に山へ行く気力の失せた日々が続
  いていた。が、復興や沈静化に向け自分に出
  来る事は何だろう?小市民的な節電や買い控
  え位しか思い浮かばない。同じ日本人として
  列島で起きている事の大きさに負け、萎縮し
  ていても始まらない。発生から二週間が経ち
  漸く色々な動きが出て来た。出来る事はヤル
  にしても、気持ちが前向きにならないと何も
  始まらない。漸くその事に気付き仲間を誘い
  鍋倉山へ行く事にした。昨日からの新雪が30
  センチ、陽射しも無く巨木の谷右岸を小屋裏
  まで滑り、気分がようやく前向きとなる♪

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<痛々しい森姫→ガスガス山頂←→どのライン?>

♪2011.03.06 根子岳

<ゴルフ場にて→山頂ショット←→シーハイル♪>
  好天に恵まれハイクに滑りにと交流を深める

  昨夜の交流会夜の部には浪速恋しぐれ夫妻と
  越後の達人に加え、むらさんが仕事を終えて
  到着。そして今日はたかちゃん、青木さんに
  昨日も一緒だった甲斐のスーパー夫妻が朝か
  ら参加。協会加盟の他会のメンバーも同行し
  賑々しく青年の家スタート。ゴルフ場を横切
  りツァーコースを登る。途中スノーキャット
  と二度すれ違い11時前に山頂到着。風を避け
  樹林帯でテーブルを作り出すと岐阜チームも
  登って来た。滑降は予定通り小根子岳経由の
  北西斜面。山スキー好きメンバーにとっては
  ゲレンデの延長、ツァーコースは物足りない
  筈。適度な斜面と滑り易い雪質に歓声を挙げ
  つつゴルフ場へと滑り込み、二日間に幕♪

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♪2011.03.05 五地蔵山
  想定ルートを何とか辿れて充実感一杯の日

  毎年の越後遠征で世話になってる達人の希望
  で二度目の山行。初回は佐渡山隣の峰鞍部か
  らだったが、今日のルートは先日偵察済みの
  正面尾根。五地蔵沢中間まで詰めた後、予定
  通り右岸支尾根に上がる。此処までは偵察通
  りだったが、尾根に上がってからの200mほど
  が想定外の難所。40分掛けてクリアし主稜線
  へ。結果として、そのドキドキワクワク感が
  今日の山行を達成感あるものにしてくれた。
  東面だけに雪質は期待しなかったが、中盤の
  スラフデブリが、それまでのパック気味とは
  違いパウダー感覚でターンできたのが嬉しい
  誤算かも。快晴に恵まれて貸し切りの山と沢
  を楽しむことができ、案内し甲斐があった。

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<六弥勒にて→行きますか♪←→急斜面を滑る!>

♪2011.02.27 竜王ごえ

<竜王を背に焼額へ→稚児池にて←→小丸山付近>
  天候に恵まれクラシックルートを楽しむ

  一度辿ってみたかった竜王ごえ、たかちゃん
  企画に参加。昨日ガッツリ系だったので今日
  はマッタリ系になるかと期待したが、出発が
  遅く帰着したのは五時近くとロングになる。
  竜王スキー場ボトムからゲレンデトップまで
  リフト〜ロープウェイ〜リフトと乗り継ぐ。
  其処から愈々ツァースタート、先ず焼額山頂
  を目指す。少し降って登り返し、広い山頂に
  着いたのは丁度12時でランチタイム。腹が満
  ちたところで小丸山に向け竜王ごえとなる。
  ツァーコースは未開放だが、ガイド役をお願
  いしたK島校長さんの顔で規制ロープを潜り
  突入。雪質はパック気味で必ずしも快適とは
  言えないが、初めてのロングコースを満喫。

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♪2011.02.26 白沢天狗尾根
  今回も稜線まで届かず手強い天狗さんだ〜

  過去にソロで二回、浪速恋しぐれ夫妻と一回
  挑戦しているが、何れもP2063mの稜線までは
  届かず。今回は三組の夫妻にみやさんを加え
  八人での出撃となった。夕方四時から大町で
  会議が入ったので、七時集合&出発。矢沢の
  廃林道を辿るが積雪は過去3回より少なめ。
  最終堰堤〜沢筋〜支尾根と想定通りのルート
  で高度を稼ぐ。空は予報通り徐々に雲が取れ
  快晴微風の好条件。先週の暖かさで緩んだ雪
  が放射冷却で硬く締り、雪崩の心配も無い。
  四度目の正直かと密かに期すも、高度1870m
  地点でタイムアップとなり、又も涙の敗退。
  滑り出しは斜度があり硬いバーンで何とか楽
  しめたが、後半はパック湿雪と苦難の滑り。

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<最終到達点の上方→取り敢えず←→飛び出し斜面>

♪2011.02.19 白鳥山

<P881から白鳥山→山頂ショット←→シュプール>
  快晴の下日本海に向かいパウダーを滑る!

  昨秋歩いた栂海新道の最終ピーク、山スキー
  でも結構人気があってトヨさん企画に参加。
  出発は標高300m足らずで藪山の様相を呈して
  いたが、尾根に乗ると積雪も増え、上空の雲
  が切れ始め予報通りに青空が広がる。881mの
  小ピークで漸く白鳥山の全容が。小さな沢が
  複雑に入り込み、滑りのルート選択に悩む。
  昨夜の新雪は20cm位か、ラッセルは苦になら
  ないが、途中で追いついて来た後続の二人に
  先頭をお願いしトレースを追う。快晴の山頂
  展望を楽しみ二階から小屋に入りプチ宴会。
  飛び込んだ中央尾根、更に沢地形と続け快適
  パウダーを満喫。頃合をみてP621へ登り返し
  終盤は湿雪と藪だが、存分に楽しめた一日♪

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♪2011.02.13 五地蔵沢
  マイナールートだが楽しめる斜面へ偵察に

  前回はアプローチに遠回りをしたのと、滑り
  ながら登りルートも取れそうだと感じたので
  越後の達人を来月案内するので偵察に出撃。
  一般ルートは大橋から佐渡山に向かい、暫く
  で左方向の尾根に取り付くようだ、下から沢
  を登り上げるのは天邪鬼かも。まぁ最後まで
  沢を辿れる筈も無く何れ左の支尾根に登らざ
  るを得ない。同行はムラちゃんヒロシさん。
  昨夜からの新雪が20cm程で、単独だと辛いが
  三人交代でのラッセルは助かる。沢中間から
  はメンツルを避け予定通り左尾根に向かうと
  膝ラッセルになり、ヒロシさんのシール不調
  もあり、支尾根へ上がった所でハイク終了。
  何とか偵察目的を果し滑りも楽しめた一日♪

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<沢中間部を行く→オープン←→下山後の五地蔵>

♪2011.02.05 五里ヶ峯〜鏡台山

<五里ヶ峯・冠着山→五里ヶ峯山頂←→鏡台山にて>
  一日遅れのバースディ山行は雪山一人旅♪

  昨日が62歳の誕生日、今日は夜の7時から
  泊り込みでの会議があるため、夕方までには
  温泉も済ませて自宅に戻りたい。そんな状況
  で選んだのが二座の里山グルリッポ。出発は
  八時半と予定より遅かったが、葛尾城跡から
  先は思惑通りの雪山歩き、しかも貸し切り!
  上空青空は広がるも、冬にしては珍しく霞が
  罹って眺望は利かない。晴れていれば北アや
  北信五岳の山並みが見られるだろうに、チト
  残念。五里ヶ峯から鏡台山沢山登山口までは
  カモシカ君のトレースが有るのみ、初使いの
  ワカンが小気味良く雪上歩きを楽しむ。下山
  は葛尾城跡手前から送電線巡視路に入ったが
  終盤道無き急斜面を降って設定時刻の帰着!

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♪2011.01.30 飯縄西尾根
  二日目も程好い新雪と寒気でパウダー三昧♪

  朝、目覚めれば昨夜からの降雪が30cmほど。
  今日はたかちゃん、むらさんも参戦するが腰
  痛を抱えるみいさん、昨日の転倒で足を痛め
  た松ちゃんは無念のリタイヤ。みやさん車を
  神告げ温泉にデポし越水ゲレンデからリフト
  2本乗り継ぎ瑪瑙山頂へ。先行者の喰い残し
  先ずは最初の斜面でパウダーゲット。先行者
  はお仙水を廻すらしく、鞍部から先は脛ラッ
  セル。abu8さんとみやさんのテレマーク部隊
  が殆ど交代で務め、一時間少々で飯縄山頂。
  今日はピークを踏めてご機嫌のミッツさん♪
  南峰の神社で腹ごしらえをした後、お楽しみ
  滑降へ。西尾根中盤は右手快適斜面に飛び込
  むも、仕上げは楽しい?沢床歩きにトホホ

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<飯縄めざして→山頂ショット←→アドベンチャー>

♪2011.01.29 黒姫東尾根

<黒姫山黎明→雪庇の稜線へ←→ゲレンデ帰着♪>
  北陸からの友人二人を案内し激パウ堪能♪

  石川の山女ミッツさん、富山の岳人トヨさん
  からリクエストで、この週末は北信の2座を
  ご案内。初日はパウダー率が高い黒姫山の東
  尾根滑降。同行はお馴染浪速恋しぐれ夫妻。
  誂え向きに長く寒気が居座り、今朝も今冬一
  の寒さとか。スノーパーク駐車場に着くとJr
  がやって来たが、今日はゲレ練らしい。休止
  ゲレンデには先行パーティー5人。ラッセル
  を交代しつつ姫見平まで登ると、後続者も。
  徐々に雪が深くなり、Jrの知人Mさん同行の
  Sさんが高速膝上ラッセル。しかし稜線到達
  が昼過ぎとなり、山頂は次回のお楽しみにと
  ミッツさんを慰める。ならばと稜線から深雪
  激パウダーを存分に味わい予定時刻の帰還♪

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♪2011.01.22-23 冬山講師研修会
  四年ぶりの参加も実践的内容に有益度UP

  昨年から国立登山研修所の東さんが講師担当
  になり、どんな変化があるのか半分楽しみ。
  講義は大阪弁混じりの軽快さで、眠気を感じ
  させない。初日の午後は懐かしい大町スキー
  場跡へ移りビーコンの特性確認と操作訓練。
  最後の雪崩模擬演習は初めて見たが、これが
  東流研修の特色か。単にビーコンを埋めての
  探索と違い、妙にリアル感があって実践的。
  夕食を兼ねての親睦は、研修会とは思えない
  酒量で四年前もこうだったか?と半信半疑。
  二日目は黒沢尾根に入り、雪質積雪層の観察
  とピット掘って弱層チェック。続いて仲間が
  雪崩にあった想定で探索〜救出の模擬演習。
  最後にツエルト利用負傷者搬送で研修終了!

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<東さんの講義→ピットチェック←→負傷者搬送>

♪2011.01.15 飯縄山北面

<北面を行く→山頂ショット←→快適パウダー♪>
  気になっていた斜面のパウダーツリーラン

  飯縄山のツァー定番は瑪瑙鞍部から北尾根を
  登り上げ、南峰経由萱ノ宮への西尾根を滑り
  降りるルート。その北尾根を登る度に岳樺の
  北面がいつも気になっていた。先週は連荘で
  遠征、来週以降も何かと予定があり、今週は
  息抜きを兼ねてそんな探検系山歩きを計画。
  未だ積雪量は多く無いが、冬型が強まり悪天
  予報なので勝手知ったる地元の山がベスト。
  みやさんもラッセル要員で参加してくれ結果
  大正解。終日粉雪の舞う寒い山行となったが
  山頂から飛び込んだ北面の岳樺帯は雪面状況
  も分り易く、快適パウダーランを楽しめた。
  未だ少し藪が煩く、ボトムからは瑪瑙山への
  登り返しもあるが短時間で楽しめるルート♪

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♪2011.01.09-10 御 嶽
  強風との闘いも好天が背中を押してくれた

  御岳ロープウェイが冬季休業となり、暫くは
  おんたけ2240からのアプローチに限られる。
  風の通り道、田の原に前日幕営し楽しい宴会
  の翌朝、モルゲンロードに輝く頂き目指して
  出発。樹林帯が風を防いでくれたが、金剛童
  子を過ぎると耐風姿勢も必要に。岩ミックス
  の登山道から沢筋に移り高度を稼ぎ、何とか
  2936mの王滝頂上へ。腹ごしらえの後に勇躍
  ドロップ。上部アイスバーンを慎重にクリア
  すれば、中盤までは快適斜面。高度を下げる
  につれ日射で雪は重くなり、樹林帯に入ると
  再び軽いパウダー。目まぐるしく変わる雪質
  も山スキーならでは。厳冬期の剣ヶ峰は踏め
  なかったが、満足感一杯の幕営山行となる♪

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<モルゲンロード→王滝頂上へ←→滑降斜面展望>

♪2011.01.08 猫 岳

<あの頂き目指し→山頂ショット←→帰路の夫婦松>
  パウダーと厳冬期には珍しい快晴の展望♪

  年末年始寒波の影響は奥飛騨地方にも然程出
  てない様で、北信濃と同様積雪は多くない。
  三連休初日は乗鞍山塊猫岳へ、浪速恋しぐれ
  夫妻とハクノリからすっかりお仲間になって
  頂いたみやさんの4人で出撃。沢渡辺りから
  雪が舞い始め、天候は?と不安を抱かせたが
  久手牧場を歩く頃には青空が広がって来た。
  順調なペースで夫婦松に到着すると、北方に
  槍穂が姿を見せ、最後のスカイラインへ上る
  と青空に猫岳が待っていた。大崩山の樹氷群
  や山頂からのパノラマは日本離れした光景♪
  積雪量が少ない分、藪や凹凸に手古摺ったが
  概ねパウダーを楽しみ動画をとりながら無事
  出発点の久手牧場に帰着。みやさん又ね〜♪

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♪2011.01.01 虫倉元旦登山
  今年も虫倉山から一年のスタートを切れた♪

  西日本では年末寒波で大雪らしいが、長野市
  周辺の平地では全く雪が無い。恒例の初日を
  見る元旦山行、集合の太田を過ぎると積雪は
  一気に増えるが、不動滝Pまで車で行けた。
  今回も登りはさるすべりコース。虫倉神社の
  奥宮裏から鎖場となり、東方の空が明るさを
  増すのと競争で山頂を目指し、目前でその時
  を迎える。樹間からだったが2011年初日の出
  は、天気予報と異なり望外の出来事だった。
  山頂からは東と南の展望は利いたが、戸隠や
  北アルプスの上部は雲の中。山座同定してい
  たら寒くなってきたので、下山開始。風の無
  い場所でお屠蘇と雑煮の恒例宴会。青空も広
  がり、尻セードを楽しみつつ不動滝へ降る♪

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<下山後の虫倉山→初日の出←→新年おめでとう〜>