'11年:冬〜春 | 画像はポイントすれば変わるよ# |
掛からなかったエンジンがようやく回転! 東日本大震災以降、イベントの中止が相次ぎ また、連日報道される被災地の惨状や原発の 放射能汚染に山へ行く気力の失せた日々が続 いていた。が、復興や沈静化に向け自分に出 来る事は何だろう?小市民的な節電や買い控 え位しか思い浮かばない。同じ日本人として 列島で起きている事の大きさに負け、萎縮し ていても始まらない。発生から二週間が経ち 漸く色々な動きが出て来た。出来る事はヤル にしても、気持ちが前向きにならないと何も 始まらない。漸くその事に気付き仲間を誘い 鍋倉山へ行く事にした。昨日からの新雪が30 センチ、陽射しも無く巨木の谷右岸を小屋裏 まで滑り、気分がようやく前向きとなる♪ blogレポはこちら |
<痛々しい森姫→ガスガス山頂←→どのライン?> |
<ゴルフ場にて→山頂ショット←→シーハイル♪> |
好天に恵まれハイクに滑りにと交流を深める 昨夜の交流会夜の部には浪速恋しぐれ夫妻と 越後の達人に加え、むらさんが仕事を終えて 到着。そして今日はたかちゃん、青木さんに 昨日も一緒だった甲斐のスーパー夫妻が朝か ら参加。協会加盟の他会のメンバーも同行し 賑々しく青年の家スタート。ゴルフ場を横切 りツァーコースを登る。途中スノーキャット と二度すれ違い11時前に山頂到着。風を避け 樹林帯でテーブルを作り出すと岐阜チームも 登って来た。滑降は予定通り小根子岳経由の 北西斜面。山スキー好きメンバーにとっては ゲレンデの延長、ツァーコースは物足りない 筈。適度な斜面と滑り易い雪質に歓声を挙げ つつゴルフ場へと滑り込み、二日間に幕♪ blogレポはこちら |
想定ルートを何とか辿れて充実感一杯の日 毎年の越後遠征で世話になってる達人の希望 で二度目の山行。初回は佐渡山隣の峰鞍部か らだったが、今日のルートは先日偵察済みの 正面尾根。五地蔵沢中間まで詰めた後、予定 通り右岸支尾根に上がる。此処までは偵察通 りだったが、尾根に上がってからの200mほど が想定外の難所。40分掛けてクリアし主稜線 へ。結果として、そのドキドキワクワク感が 今日の山行を達成感あるものにしてくれた。 東面だけに雪質は期待しなかったが、中盤の スラフデブリが、それまでのパック気味とは 違いパウダー感覚でターンできたのが嬉しい 誤算かも。快晴に恵まれて貸し切りの山と沢 を楽しむことができ、案内し甲斐があった。 blogレポはこちら |
<六弥勒にて→行きますか♪←→急斜面を滑る!> |
<竜王を背に焼額へ→稚児池にて←→小丸山付近> |
天候に恵まれクラシックルートを楽しむ 一度辿ってみたかった竜王ごえ、たかちゃん 企画に参加。昨日ガッツリ系だったので今日 はマッタリ系になるかと期待したが、出発が 遅く帰着したのは五時近くとロングになる。 竜王スキー場ボトムからゲレンデトップまで リフト〜ロープウェイ〜リフトと乗り継ぐ。 其処から愈々ツァースタート、先ず焼額山頂 を目指す。少し降って登り返し、広い山頂に 着いたのは丁度12時でランチタイム。腹が満 ちたところで小丸山に向け竜王ごえとなる。 ツァーコースは未開放だが、ガイド役をお願 いしたK島校長さんの顔で規制ロープを潜り 突入。雪質はパック気味で必ずしも快適とは 言えないが、初めてのロングコースを満喫。 blogレポはこちら |
今回も稜線まで届かず手強い天狗さんだ〜 過去にソロで二回、浪速恋しぐれ夫妻と一回 挑戦しているが、何れもP2063mの稜線までは 届かず。今回は三組の夫妻にみやさんを加え 八人での出撃となった。夕方四時から大町で 会議が入ったので、七時集合&出発。矢沢の 廃林道を辿るが積雪は過去3回より少なめ。 最終堰堤〜沢筋〜支尾根と想定通りのルート で高度を稼ぐ。空は予報通り徐々に雲が取れ 快晴微風の好条件。先週の暖かさで緩んだ雪 が放射冷却で硬く締り、雪崩の心配も無い。 四度目の正直かと密かに期すも、高度1870m 地点でタイムアップとなり、又も涙の敗退。 滑り出しは斜度があり硬いバーンで何とか楽 しめたが、後半はパック湿雪と苦難の滑り。 blogレポはこちら |
<最終到達点の上方→取り敢えず←→飛び出し斜面> |
<P881から白鳥山→山頂ショット←→シュプール> |
快晴の下日本海に向かいパウダーを滑る! 昨秋歩いた栂海新道の最終ピーク、山スキー でも結構人気があってトヨさん企画に参加。 出発は標高300m足らずで藪山の様相を呈して いたが、尾根に乗ると積雪も増え、上空の雲 が切れ始め予報通りに青空が広がる。881mの 小ピークで漸く白鳥山の全容が。小さな沢が 複雑に入り込み、滑りのルート選択に悩む。 昨夜の新雪は20cm位か、ラッセルは苦になら ないが、途中で追いついて来た後続の二人に 先頭をお願いしトレースを追う。快晴の山頂 展望を楽しみ二階から小屋に入りプチ宴会。 飛び込んだ中央尾根、更に沢地形と続け快適 パウダーを満喫。頃合をみてP621へ登り返し 終盤は湿雪と藪だが、存分に楽しめた一日♪ blogレポはこちら |
マイナールートだが楽しめる斜面へ偵察に 前回はアプローチに遠回りをしたのと、滑り ながら登りルートも取れそうだと感じたので 越後の達人を来月案内するので偵察に出撃。 一般ルートは大橋から佐渡山に向かい、暫く で左方向の尾根に取り付くようだ、下から沢 を登り上げるのは天邪鬼かも。まぁ最後まで 沢を辿れる筈も無く何れ左の支尾根に登らざ るを得ない。同行はムラちゃんヒロシさん。 昨夜からの新雪が20cm程で、単独だと辛いが 三人交代でのラッセルは助かる。沢中間から はメンツルを避け予定通り左尾根に向かうと 膝ラッセルになり、ヒロシさんのシール不調 もあり、支尾根へ上がった所でハイク終了。 何とか偵察目的を果し滑りも楽しめた一日♪ blogレポはこちら |
<沢中間部を行く→オープン←→下山後の五地蔵> |
<五里ヶ峯・冠着山→五里ヶ峯山頂←→鏡台山にて> |
一日遅れのバースディ山行は雪山一人旅♪ 昨日が62歳の誕生日、今日は夜の7時から 泊り込みでの会議があるため、夕方までには 温泉も済ませて自宅に戻りたい。そんな状況 で選んだのが二座の里山グルリッポ。出発は 八時半と予定より遅かったが、葛尾城跡から 先は思惑通りの雪山歩き、しかも貸し切り! 上空青空は広がるも、冬にしては珍しく霞が 罹って眺望は利かない。晴れていれば北アや 北信五岳の山並みが見られるだろうに、チト 残念。五里ヶ峯から鏡台山沢山登山口までは カモシカ君のトレースが有るのみ、初使いの ワカンが小気味良く雪上歩きを楽しむ。下山 は葛尾城跡手前から送電線巡視路に入ったが 終盤道無き急斜面を降って設定時刻の帰着! blogレポはこちら |
二日目も程好い新雪と寒気でパウダー三昧♪ 朝、目覚めれば昨夜からの降雪が30cmほど。 今日はたかちゃん、むらさんも参戦するが腰 痛を抱えるみいさん、昨日の転倒で足を痛め た松ちゃんは無念のリタイヤ。みやさん車を 神告げ温泉にデポし越水ゲレンデからリフト 2本乗り継ぎ瑪瑙山頂へ。先行者の喰い残し 先ずは最初の斜面でパウダーゲット。先行者 はお仙水を廻すらしく、鞍部から先は脛ラッ セル。abu8さんとみやさんのテレマーク部隊 が殆ど交代で務め、一時間少々で飯縄山頂。 今日はピークを踏めてご機嫌のミッツさん♪ 南峰の神社で腹ごしらえをした後、お楽しみ 滑降へ。西尾根中盤は右手快適斜面に飛び込 むも、仕上げは楽しい?沢床歩きにトホホ blogレポはこちら |
<飯縄めざして→山頂ショット←→アドベンチャー> |
<黒姫山黎明→雪庇の稜線へ←→ゲレンデ帰着♪> |
北陸からの友人二人を案内し激パウ堪能♪ 石川の山女ミッツさん、富山の岳人トヨさん からリクエストで、この週末は北信の2座を ご案内。初日はパウダー率が高い黒姫山の東 尾根滑降。同行はお馴染浪速恋しぐれ夫妻。 誂え向きに長く寒気が居座り、今朝も今冬一 の寒さとか。スノーパーク駐車場に着くとJr がやって来たが、今日はゲレ練らしい。休止 ゲレンデには先行パーティー5人。ラッセル を交代しつつ姫見平まで登ると、後続者も。 徐々に雪が深くなり、Jrの知人Mさん同行の Sさんが高速膝上ラッセル。しかし稜線到達 が昼過ぎとなり、山頂は次回のお楽しみにと ミッツさんを慰める。ならばと稜線から深雪 激パウダーを存分に味わい予定時刻の帰還♪ blogレポはこちら |
四年ぶりの参加も実践的内容に有益度UP 昨年から国立登山研修所の東さんが講師担当 になり、どんな変化があるのか半分楽しみ。 講義は大阪弁混じりの軽快さで、眠気を感じ させない。初日の午後は懐かしい大町スキー 場跡へ移りビーコンの特性確認と操作訓練。 最後の雪崩模擬演習は初めて見たが、これが 東流研修の特色か。単にビーコンを埋めての 探索と違い、妙にリアル感があって実践的。 夕食を兼ねての親睦は、研修会とは思えない 酒量で四年前もこうだったか?と半信半疑。 二日目は黒沢尾根に入り、雪質積雪層の観察 とピット掘って弱層チェック。続いて仲間が 雪崩にあった想定で探索〜救出の模擬演習。 最後にツエルト利用負傷者搬送で研修終了! blogレポはこちら |
<東さんの講義→ピットチェック←→負傷者搬送> |
<北面を行く→山頂ショット←→快適パウダー♪> |
気になっていた斜面のパウダーツリーラン 飯縄山のツァー定番は瑪瑙鞍部から北尾根を 登り上げ、南峰経由萱ノ宮への西尾根を滑り 降りるルート。その北尾根を登る度に岳樺の 北面がいつも気になっていた。先週は連荘で 遠征、来週以降も何かと予定があり、今週は 息抜きを兼ねてそんな探検系山歩きを計画。 未だ積雪量は多く無いが、冬型が強まり悪天 予報なので勝手知ったる地元の山がベスト。 みやさんもラッセル要員で参加してくれ結果 大正解。終日粉雪の舞う寒い山行となったが 山頂から飛び込んだ北面の岳樺帯は雪面状況 も分り易く、快適パウダーランを楽しめた。 未だ少し藪が煩く、ボトムからは瑪瑙山への 登り返しもあるが短時間で楽しめるルート♪ blogレポはこちら |
強風との闘いも好天が背中を押してくれた 御岳ロープウェイが冬季休業となり、暫くは おんたけ2240からのアプローチに限られる。 風の通り道、田の原に前日幕営し楽しい宴会 の翌朝、モルゲンロードに輝く頂き目指して 出発。樹林帯が風を防いでくれたが、金剛童 子を過ぎると耐風姿勢も必要に。岩ミックス の登山道から沢筋に移り高度を稼ぎ、何とか 2936mの王滝頂上へ。腹ごしらえの後に勇躍 ドロップ。上部アイスバーンを慎重にクリア すれば、中盤までは快適斜面。高度を下げる につれ日射で雪は重くなり、樹林帯に入ると 再び軽いパウダー。目まぐるしく変わる雪質 も山スキーならでは。厳冬期の剣ヶ峰は踏め なかったが、満足感一杯の幕営山行となる♪ blogレポはこちら |
<モルゲンロード→王滝頂上へ←→滑降斜面展望> |
<あの頂き目指し→山頂ショット←→帰路の夫婦松> |
パウダーと厳冬期には珍しい快晴の展望♪ 年末年始寒波の影響は奥飛騨地方にも然程出 てない様で、北信濃と同様積雪は多くない。 三連休初日は乗鞍山塊猫岳へ、浪速恋しぐれ 夫妻とハクノリからすっかりお仲間になって 頂いたみやさんの4人で出撃。沢渡辺りから 雪が舞い始め、天候は?と不安を抱かせたが 久手牧場を歩く頃には青空が広がって来た。 順調なペースで夫婦松に到着すると、北方に 槍穂が姿を見せ、最後のスカイラインへ上る と青空に猫岳が待っていた。大崩山の樹氷群 や山頂からのパノラマは日本離れした光景♪ 積雪量が少ない分、藪や凹凸に手古摺ったが 概ねパウダーを楽しみ動画をとりながら無事 出発点の久手牧場に帰着。みやさん又ね〜♪ blogレポはこちら |
今年も虫倉山から一年のスタートを切れた♪ 西日本では年末寒波で大雪らしいが、長野市 周辺の平地では全く雪が無い。恒例の初日を 見る元旦山行、集合の太田を過ぎると積雪は 一気に増えるが、不動滝Pまで車で行けた。 今回も登りはさるすべりコース。虫倉神社の 奥宮裏から鎖場となり、東方の空が明るさを 増すのと競争で山頂を目指し、目前でその時 を迎える。樹間からだったが2011年初日の出 は、天気予報と異なり望外の出来事だった。 山頂からは東と南の展望は利いたが、戸隠や 北アルプスの上部は雲の中。山座同定してい たら寒くなってきたので、下山開始。風の無 い場所でお屠蘇と雑煮の恒例宴会。青空も広 がり、尻セードを楽しみつつ不動滝へ降る♪ blogレポはこちら |
<下山後の虫倉山→初日の出←→新年おめでとう〜> |