放射線Q&A

質問 回答&対策
  1. 1ヶ月の間に何回も胸部写真を撮ったが白血病や癌の心配はないか。
  2. 他の病院で同一部位の撮影を行ったが被爆は問題ないか。
  3. 入院中、毎日撮影して大丈夫か。
  1. 医療では患者様の利益が十分に大きいと予想される場合のみ放射線を使用している。
  2. 白血病や癌になる可能性が生じる線量は200ミリ シーベルトを超える量であり、この放射線量以下では人体に癌が発生したと言う確証はない。
  3. 通常は胸部撮影1回で約0.1ミリシーベルトの量である。心配には及ばない線量である。
  4. 毎日撮影を行っている理由は担当医に説明してもらう。
  1. 胸部撮影時、妊娠している又は妊娠の可能性があるが被爆は問題ないか。(女性)
  1. 胎児の器官形成期に発生異常を生じさせる放射線量は100ミリシーベルト以上であると言われる。女性が1回の胸部撮影で受ける生殖腺の被爆線量は検出線量以下、1回の腹部撮影でも2ミ リシーベルトであり非常に少ない被爆線量である。従って胎児に影響する危険性は少ない。
  2. 緊急を要さない検査であれば月経開始後10日以内の検査がよい。
  1. 子供を毎日写真撮影しているが、子供に悪い影響はないか。
  2. 子供がX線にあたると白血病になりやすくならないか。
  1. 白血病や癌になる可能性が生じる被爆線量は200ミリシーベルトを超える量である。病院で診断の為に使用される放射線の量はわずかであるため心配はないと考えられる。
  1. 腰椎撮影する男性患者様から、これから子供を作ろうと思っているが大丈夫か。
  2. 子供がCT,透視検査を受けたが将来子供が出来るか。成長期に問題はないか。
  1. 放射線を生殖腺に一度に女性が3000〜5000ミリシーベルト、男性が2500ミリシーベルト受けると不妊の可能性があると言われている。1回の撮影で生殖腺に最も多く被爆する撮影は股関節撮影で約4ミリシーベルト。女性が腰椎撮影で約4ミリシーベルト。従って、少ない被爆線量であるので心配ないと考えられる。
  1. 病棟でのポータブル撮影時、横のベッドで寝ていても被爆は大丈夫か。
  1. 退室可能であれば出来るだけ退室してもらう。退室できない場合、病室撮影時の一般的室内散乱線量分布は、線源中心から2mの位置で胸部撮影時で0.1マイクロシーベルト、腹部撮影時で約0.5マイクロシーベルトの量であるから、仮に被爆しても問題はないと考える。

 


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