性戦士ヤリーマン12(Win95)

発売元のHPでも扱っちゃいない怪作

 

怪ソフトとの出会い(笑)

 まず、このゲーム(私としてはゲームというよりもソフトと称したいのだが)の内容を伝える前に、このソフトにどうやって巡り合ったのかを説明したい(笑)。
 発見した場所は、池袋のとある怪しげな店(笑)。たまたま、友人に「虜買え!」と言っていたら、そいつがなにやら怪しげなパンフを発見。そこには、「90秒で即バトル」とか「頭を使わない何とかかんとか」と書いてある。はっきり言おう、この段階で既に「クソゲー」 だと断言できるような代物であったのだが、「90秒で即バトル」とは、なんじゃらほい?「頭を使わない」って、何が言いたいのだろうか?、ということが妙に気になる。しかも、そこには、パンフのみならず、実際の物が2枚もあったのだ!しかし、その日はさすがに買うだけの気力を振り絞れず、あえて避けて帰ることにした。
 後日、パソ通などで、知り合いに買わせようと努力する一方、長野での発見も急いだ。がしかし、さすがは半端ではない。長野では現在に至るまで発見できず、次第に秋葉原の石丸電気など、東京方面で発見報告だけがされていく。ここまで来て、私は覚悟完了。「もう、このソフトを買うのは、私しかいないだろう!」 。
 こうして、私はヤリーマン購入の決意を胸に秘め、再度上京するのであった。

そして、購入。

 例の池袋の店に出かけた私は、早速ヤリーマンを探す。しかし、以前あった場所にない!まさか、売り切れ?いやいや、そんなことはあるまい。返品されたのだろう、とある種の安堵感と共に寂しさを感じた直後、前回パンフを発見した野郎が、またも発見。その棚を見ると・・・確かにヤリーマンがある!しかも、2枚あったはずが1枚になって
こんなものを買う酔狂な奴が、俺の他にまだいたのか!これが正直な感想である(笑)。

最初のプレイ〜オープニング編

 家に帰って、早速プレイしてみる。説明書は、CDケースに入っているペラペラのブックレットだけ。インストール方法などが書いてあるのだが、実は嘘だらけ。実際には、CD内にある「README.TXT」を読まないと、どうにもならなかったりする。この辺のいい加減さが、非常にクソゲーしていてよろしい(笑)。
 そして、記念すべき初プレイ。ゲームを立ち上げると、いきなり

「ホーホッホッホッホッホ!ヤリーマーン」

という如何にも怪しげな高笑いが始まるではないか。この時点で、私は確信したのである、このソフトを買って正解だったと(爆)。高笑いを堪能(笑)した後、おもむろにゲームスタート。とにかく、ゲームシステムの説明が乏しいため、やるしか理解する道はないのだ。
 ゲームがスタートすると、なにやら自キャラらしきものが、自己突っ込みをしている。「これは、夢落ちだな・・・」。おいおい、いきなりその展開かい!と、すかさずこちらも突っ込みながら、出てきた白人男性ぽいキャラ・熊・怪獣の3つのキャラの中から、熊を選択。すると、

「うお〜、やってやる〜、やってやる〜」

と叫びつつ、熊が走り回る。(ちなみに、白人男性だと、この段階で股間をボニョボニョさせながら、以下略)
とにかく、ここまでの5〜10分笑える、ここにヤリーマンの美点があることを再確認したのであった(爆)。

最初のプレイ〜システム編

 で、システムなのだが、森に入ると、そこは非常にチープな迷路になっていて、とにかく90秒歩き回るというのか、うろついていると、敵キャラが登場。登場したら、バトル画面へ移行し、後はマウスをひたすらクリックするだけ。確かに、頭は使わなくてよさそうだ。でも、あまりに単純すぎて、逆にわかりにくい上、森の中で拾ったアイテムをどう使うのかが、全然わからない(笑)。
 結局、最初のプレイでは一人もクリアできなかった。・・・というか、現在も私はクリアできないのである(爆)。

その後のヤリーマン

 とりあえずこのソフト、画像に関しては、全てQuickTimeになっているため、再生することで見ることができるのだが、正直な話、見て楽しいというものでもない。せいぜい、何故全ての登場キャラは口をダッチワイフ風に開けているのだろうか?、という突っ込みができるぐらいなものである。まあ、32bit版QuickTimeがインストールできたところは、なかなかうれしいポイントではあったが、ゲームの本来の目的とは、かなりというか全然違うような気もする。
 その後、第一発見者の野郎に、無理矢理やらせたのだが、さすがに責任を感じてくれたらしく、2〜3キャラクリアしたらしい。こつを一応確認したところ、とにかくクリックしまくれ!、ということに尽きるようだ。

 しかし、私は思うのである。オープニングで笑わせてくれる、友達の中でも妙な受けが取れたこと、これで充分元は取れているということを・・・。そして、製作者のあまりにも怪しげなセンスは、脱帽ものであることも。これで、値段が\1,000〜\2,000だったら、良かったのに。
 オープニングだけの内容&笑い、そして怪しげなセンス。これほどのソフトは、もう2度と現れないだろう。あんまし、現れても欲しくないけど(爆)。