「環境ウイーク」白馬村で始まる

講演やイベント

信濃毎日新聞 掲載

平成17年10月30日(日)


 環境についての講演会やイベントを行う「白馬環境ウイーク」が二十九日、九日間の日程で、白馬村神城の白馬五竜エスカルプラザを主会場に始まった。環境教育に取り組む村内のNP0法人などでつくる白馬環境教育推進協議会の主催で二年目。

 初日はエスカルプラザで「エコ教室」を開催。山岳環境研究所(白馬村)の北原正宣所長が、大気汚染や海洋汚染が発生する仕組みを説明。「自然が自ら回復するよりも速いスピードで破壊が進んでいる」とした。

 環境ウイークでは、廃食油をリサイクルした軽油代替燃料「バイオディーゼル燃料」を精製する実演のほか、村内での間伐体験や里山歩き、大町市の小規模水力発電施設の見学ツアーなどを行う。問い合わせは事務局(電話0261・72・5061)へ