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小屋閉め少し寂しさ | |||||||
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西駒山荘は十日で今年の営業を終え、十一、十二日に小屋閉め作業をしました。カーテンや掲示物を外し、敷物を上げてしまうと、がらんとして少し寂しさを覚えます。
今年の小屋開け時は、侵入した小動物に食料を荒らされたり、一部の布団がふんで汚されていました。そこで、今年は布団を密封して板でふさいだ部屋へ収納し、残った食料も一斗缶に詰めて金網で囲いました。野生生物への影響は最小限に抑えなけれぱなりませんので、今後も管理は厳重にしていきます。
当山荘は大正二年の遭難を機に建てられた経緯もあり、営業期間外も小屋の一部を開放しています。火気に十分に注意して、モラルを守って利用してください。(西駒山荘管理人・宮下拓也)
写真:最後に扉に板を打ち付けて冬越しの準備が完了した西駒山荘