山岳写真の魅力 伊那で作品展

「登るたび変化」

信濃毎日新聞 掲載

平成17年9月14日(水)


 日本山岳写真協会南信支部(津野祐次支部長)は十九日まで、伊那市の県伊那文化会館で十一回目の作品展「貌(かたち)・季節の中で」を開いている。

 会員二十人のうち十八人が二-五点ずつ出品。積雪期の中央アルプス・宝剣岳、北八ケ岳の森林、十月の南アルプス北部の山々、雪形、滝など、それぞれのテーマに沿った作品が並んでいる。入会五年目の北原信彦さん(64)=箕輪町中箕輪=は「同じ山でも登るたぴに変化がある。それが山岳写真の魅力」と話し、年間三十-四十日は山に入っているという。

 南信支部は一九九五年に発足。月一回の例会、年一回の撮影会と作品展が主な活動で、会員を募集している。作品展は入場無料。

写真:会員の力作が並ぷ日本山岳写真協会南信支部の写真展