登山道管理検討 グループ新設へ

 

 

北ア連格調整協

信濃毎日新聞 掲載

平成17年6月25日(土)

 北アルプス登山道等維持連絡調整協議会(会長・菅谷昭松本市長)は二十四日、松本市内の中信森林管理署で総会を開き、本年度の事業計画を承認した。管理者が決まっていない登山道の整備をどうするか検討するワーキンググループを新設することを決めた。

 登山道は自然発生的に作られたものもあり、管理者がはっきりしない道もある。「管理者が不明の登山道は、修復費を地元町会などで負担している。国や県なども応分の負担をしてほしい」との意見を受けて、ワーキンググループで協議を進めることにした。

 同協議会の本年度の予算総額は二百二十二万七千円。新規事業として徳本峠(松本市安曇)を通る登山道「大滝−徳本峠歩道」の整備を盛った。