日中国交正常化50周年記念

日中友好新春講演会・座談会

≪グローバルな視点から日中関係の未来を考える≫

特別講師

西園寺一晃先生

元朝日新聞総合研究センター主任研究員)

「米中対立激化の中での日中関係、その現状と展望」

 

1972年9月29日、田中角栄総理と周恩来総理が日中共同声明に調印し、両国の国交正常化が実現しました。これによって法的戦争状態に終止符が打たれ、両国は平和的友好的に付き合っていくことを誓いました。

以来両国は様々な曲折はありましたが、人事経済文化各分野の交流を大きく飛躍させました。中国は日本にとって最大の貿易相手国となり、人事往来もコロナ前には、1000万人に達しました。

 コロナ禍による2年間の人事交流のストップ、米中対立の激化によって、日中関係は国交正常化以来最大の危機を迎えているとの指摘もあります。

 両国はアジアの隣国として悠久な歴史的かかわりをもっており大切な相互依存関係にあります。国際情勢も激動している中、日中関係の不安定要因を克服し、「戦略的互恵関係」を前進させるために民間の立場から日中不再戦・平和友好・覇権反対の原点にかえって交流に取り組んでいきたいと思います。

 50周年を記念して、講師に現代中国研究、日中関係で活躍されている西園寺一晃先生を迎えて、「米中対立激化の中での日中関係、その現状と展望」をテーマにお話しいただき、グローバルな視点から日中関係のおかれている現状と課題を考える機会としたいと思います。講演に続いて友好座談会を行い新年の抱負を語り合います。お誘い合ってご参加ください。

*日時:1月20日()午後1:00~4:00

*場所:犀北館ホテル(TEL026-235-3333

*参加費:500円

主催:長野県日中友好協会

協力:県日中学術交流委員会県日中経済交流促進協議会

380-0936 長野市中御所岡田町166-1 TEL026-224-6517 FAX224-6518