台風19号、千曲川流域洪水被害に対するお見舞い(10/18)

 10月12・13日の台風19号により東日本各地が広範囲で被災し、92名が死亡・行方不明となりました。長野県内でも長野市、飯山市、須坂市、千曲市、上田市、東御市、佐久市、佐久穂町、小布施町など千曲川流域が甚大な洪水被害に見舞われました。全県で4名の死者・行方不明者を出し、床上、床下浸水による住宅被害が9066世帯にのぼりました。内訳は長野市5086世帯、千曲市2101世帯、飯山市613世帯、佐久市438世帯、須坂市318世帯他となっております。中でも長野市の浸水域は1500ha余りで、千曲川の堤防決壊により、穂保、豊野などの長野市東北部が、916ha、千曲川が越水した影響により篠ノ井地域が359ha、松代地域が156ha、若穂地域が80haと想定以上の被害状況となっています。

 今回の台風19号は、東北信地方の広い範囲で大量の雨をもたらし、県内アメダスの観測点で13日までの48時間の最大雨量は、南佐久郡北相木村で411.5ミリと観測史上最多を記録、上田市、佐久市、軽井沢町、高山村の観測地では、300ミリを超え、、軽井沢町を除き雨量は観測史上最多を更新し大きな被害につながったと見られています。

 犠牲になられた方に哀悼の意を表しますとともに被災された方に心からお見舞い申し上げます。日中友好協会会員の中にも被災された方がおられ、また親戚、知人の皆様の中にも被災された方がおられると聞いております。心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早く平常な生活に戻られますよう願っております

 長野県の被災の状況は中国でも詳しく報ぜられており、中国の友人からも次々とお見舞いのメッセージをいただいております。河北省外事弁公室、中日友好協会、中国国際放送局、「人民中国」雑誌社、中国大使館、吉林省、日中友好会館後楽寮留学生など友人の皆さんのあたたかい励ましに感謝いたします。

  2019年10月18日 長野県日中友好協会  会長 高波謙二  役 職 員 一 同

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