第46回中国語夏期スクーリング、有意義に学習交流(8/24~25)

 8月24、25日、第46回中国語夏期スクーリングが42名参加し長野市の長野ラジオ孔子学堂教室で行われました。30名の受講生は入門、初級、中級、上級のクラスに分かれ、ベテラン講師の指導のもと、熱心に中国語学習に励みました。

 開講式で竹内勲長野ラジオ孔子学堂長が「第46回を迎えた夏期スクーリングが県内外から大勢参加して開くことができ感謝したい。2日間よく学びよく交流して成果を上げてください」と述べ、長野県日中友好協会の西堀正司会長代行が「日中関係が改善し交流が再活性化している中で中国語を学び交流に役立ててほしい」とあいさつ、長野県中国語を学ぶ会連絡会の岩下隆会長が、「不怕慢、就怕站(怖れるのは遅い事でなく、立ち止まってしまう事である)」という中国語を紹介しました。4名の講師が紹介され、顧淑鳳講師より、「講師と受講生が力を合わせて有意義で楽しい2日間にしましょう」とのあいさつがあり夏期スクーリングがスタートしました。

 入門クラスは発音に力を入れ、初級クラスは会話と発音を重視した学習内容、中級は体験発表を基に文法を再確認し、上級クラスは漢詩なども学び、初参加の学習者や学習年次のばらつきのある参加者も満足できる講座となりました。

 初の試みとして、中国の歌の交流カラオケ大会が行われ、はじめに範為為講師のリードでなじみの中国の歌をみんなで学習した後、それぞれ自慢の歌を披露しました。恒例の交流懇親会では布施正幸県友好協会理事長が「中国語は日中友好の懸け橋、両国民が平和的友好的に付き合っていく大きな力」と激励し、謝宏宇講師(中国国際放送局孔子学堂責任者)の音頭で乾杯しました。石家庄市語学研修生魏薇さん、王瑶さんの日本に来ての感想発表を皮切りに、参加者が次々と中国語との出会いなどを発表しました。長谷川宗利さんの指導する二胡グループの演奏や中国語の歌唱など和気あいあいとした雰囲気の中で大いに盛り上がりました。

2日目はラジオ体操と参加者荒井綏さんの指導で太極拳の一種「八段錦」で身体を動かし、英気を養って中国語の授業に入りました。最後の授業は、謝宏宇講師から最新の中国事情を聴きました。閉講式では、王秋菊講師の講評の後、各クラスの代表の感想発表が行われ、参加者に修了証が送られました。

 46回を重ねるる中国語夏期スクーリングは中国語を学ぶ者同士の情報交換や交流の場となりました。先生方の熱心な指導、熱気ある交流会、工夫を凝らした運営など参加者の皆さんに好評でした。

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